フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』で、シビリアン・コントロールを調べてみました。
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文民統制
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文民統制(ぶんみんとうせい、シビリアン・コントロール英:civilian control of the military)とは、文民の政治家が軍隊を統制するという政軍関係における基本方針である。政治が原則的に軍事に優先することを理念とする。その意味で、文民優越(civilian supremacy)、政治統制(Political control)とも言う。
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ごたごたしていた次期防衛省次官には、防衛省内部から昇格しました。
なんと、その次官になったのは、人事権を持つ小池防衛大臣が求めていた人ではありません。
人事権を持たない社長は、クリープならずコーヒーを入れないコーヒーみたいなものです。(古いかな?)
人事権を持たずに、トップはどうやって組織を動かすのでしょう。人事権を持つからこそのトップではないでしょうか。
ナンバーツーの人事をトップが決められなくなったら、組織は人事権を持つ人の言うことをきかなくなり、その組織は迷走します。
民間なら倒産。
これを防衛庁に当てはめると、次官が大臣の言うことを聞かないなら、幹部は次官の命令を聞く必要はないと考えるでしょう。
それが、2.26事件、3.15事件、満州事変、で、結局太平洋戦争へと繋がったではありませんか。
今大問題となっている年金局の不祥事も、同じ構図の中から生まれていますよね。
人事の停滞は腐敗を生み、それが暴走への温床となるのです。
つまり、人事権の利かなくなった防衛省はもっと大きな問題を引き起こす可能性があすのです。なぜなら軍隊ですから。
シビリアンコントロールが利かなくなったら、恐ろしいことになりますよ。軍隊の恐ろしさは日本国民は過去に経験していますよね。
防衛省は防衛庁から昇格したので、遠慮なく本音を出し始めたのでしょう。
あと、防衛大臣を三人だせば完璧です。陸軍大臣、海軍大臣、空軍大臣かな。
初めまして。
札幌で働いているバスタンテこと山崎と申します。
おいしそうなブログなので寄ってみました。
石屋製菓さんの記事、私も同感です。よろしければトラックバックさせてください。