クリミア半島と北方領土

あれ?、デジャブかな。

いやいつか来た道だ。

というか、どこかで見た景色、・・・みたいな。

 

何がって、ベラルーシのミンスクで、ウクライナの和平を目指すと、ロシア、ドイツ、フランス、ウクライナの首脳による「ミンスク4者協議」が開かれました。

今回はウクライナの東部の話。

でも、ロシアが強引に奪い取ったクリミア半島の話しは出ていません。

つまりクリミア半島はこのままロシアの領土になるのでしょう、永久に。

会議はロシアのしたたかさが際立っています。

 

第二次世界大戦で日本は、アメリカ・イギリス・中華民国・ソビエト連邦の4か国が発したポツダム宣言を受け入れて、その結果北方領土をソ連に盗られてしまいました。

条約を無視して、乗り込んできたソ連に。

なんか似ていませんか、今回のウクライナに。

いわば大国が小国を己の利害で奪い取ってしまうのが国際政治です。

また、地球上にテロを生み出したのも大国のエゴから。

他人の物が欲しくなり大騒ぎをして、原因を作った自分でそれを収めると言いこれまた大騒ぎをして。

結果テロで国内がぐちゃぐちゃなのは、これってマッチポンプっていうんじゃない。

 

大国に対等に向き合うには、小国連合しかありません。

欧米の横暴には、アジアの連帯しかありません。