ある焼き肉屋の店長さんの話です。
「店長、お話しが・・・」と学生バイトスタッフが言ってくると、ほとんどが『辞める』話しだとのこと。
で、判で押したように続きます。
「成績が悪く、このままだと留年してしまいそうなので辞めたい」と。
その心はやめて勉強をしたいというものでしょうね。
でも、バイトを辞めたからと言って成績が上がるわけではありません。
だってそのように言う人は勉強しないもの。
当然ながら成績はあがりませんよね。
これを言うのは、企業側から見ると社員は当然のこと、バイト・パートすべての構成員に無駄な人は一人もいませんから。
したがって全員に能力を発揮して仕事をしてほしいのですが、こう言ってくるスタッフは、仕事もいまいちのことが多いですね。
今までの経験では仕事のできる学生バイトは、勉強も仕事もきちんとこなし両立させています。
なんにしても、成績が悪いことのせいにして仕事を辞めるバイトスタッフのなんと多いことか。
当然ながら仕事はきついですよね。
でも、仕事をしてお金を貰うって大変なことなのです。
これは社員もバイトもパートも同じ。
仕事のできない社員の言い訳も似たようなものかな。
「価格が高いから売れない」とか「会社の知名度が無いから売れない」。
商品が悪いから、景気が悪いから、・・・・と。
自分の仕事の不出来は、全部外のせいなの?。
「私に営業能力が無いから売れません」と言った社員に出会ったことはありません。
自分に能力が無いことが分かるとしたら、その人は能力のある人。
こう考えると、仕事のできない人がその責任を他のせいにするのも理解できますが。
ここまで書いて、はたと気が付きました。
経営者も似たようなもの。
社員が仕事をしないから売り上げが上がらないとか、景気が悪いから利益が出ないとか。
もしかして、私に社員の能力を発揮させる能力が無いかも。
ん~~~、ここに書くことは天に唾する行為鴨。[^^;;