ベトナムの意思は

「川の流れのように」秋元康作詞・見岳章作曲 美空ひばり歌

知らず知らず 歩いてきた
細く長い この道
振り返れば 遥か遠く
ふるさとが見える
でこぼこ道や 曲がりくねった道
地図さえない それもまた人生
ああ 川の流れのように ゆるやかに
いくつも 時代は過ぎて
ああ 川の流れのように とめどなく
空がたそがれに 染まるだけ

生きることは 旅すること
終わりのない この道
愛する人 そばに連れて
夢 探しながら
雨に降られて ぬかるんだ道でも
いつかは また 晴れる日が来るから
ああ 川の流れのように おだやかに
この身を まかせていたい
ああ 川の流れのように 移り行く
季節 雪どけを待ちながら

ああ 川の流れのように おだやかに
この身を まかせていたい
ああ 川の流れのように いつまでも
青いせせらぎを 聞きながら

 

これって良い歌ですよねぇ~。

2014.1010ベトナムのバイク洪水DSCF1949

で、写真はベトナムはハノイの朝、出勤風景です。

まるで川の流れのようだと、上の歌を思い出したのです。

一見なんのかかわりもないように思いますがそうでもありません。

というのも、通訳のH野さんベトナムに6年住んでいるとのこと。

「ベトナムのどこに惹かれたの?」の質問に答えていただきましたが、印象としては下の歌詞の部分を感じたのです。

『知らず知らず 歩いてきた 細く長いこの道

でこぼこ道や 曲がりくねった道 地図さえない それもまた人生

川の流れのように ゆるやかに  いくつも時代は過ぎて

川の流れのように とめどなく 空がたそがれに染まるだけ

生きることは 旅すること 終わりのないこの道

川の流れのように おだやかに この身をまかせていたい

川の流れのように いつまでも 青いせせらぎを聞きながら』と。

 

いずれにしても初めてのベトナムは強烈な印象を与えてくれました。

国のパワーです。

ホテル前の道路を、途切れることなく来るバイク洪水を見ながら、生きるエネルギーを感じました。

30分は眺めていたでしょうか。

まっすぐこちらを見る素直な瞳、ゆっくり話す言葉にも、民族の強い意志を感じます。

現実、ベトナムって大きな戦争に一度も負けたことが無いとか。

あのアメリカにさへ。

 

かって日本もこんな時代がありました。

必死に生きる我々はフランスやイギリスなど先進国を追い抜き、世界に関たる国家を作り上げました。

でも、いまはどうでしょう。

官僚に飼いならされた去勢された家畜のごとしです。

手足を縛られ心までも支配され、餌は飼い主が与えてくれるのだと、安心して口を開け棚の下にたむろしている。

こんな感じがします。

 

もっとも、ヘイトスピーチは大嫌いです。

法律を守るのも当たり前です。

しかし、必要以上の縛りは不要だと言いたいだけなのです。

 

ベトナムは日本人が忘れた未来を示している気がします。