政治の貧困はボランティアが補完する

先ほどのNHKニュースです。

「ボランティアの力は大きい」と。

 

大規模な広島県の土砂崩れ災害でボランティアの活躍がニュースで流れていました。

この言葉は『ボランティアがいなければこの土砂を片づけるのは大変だな』と思った矢先です。

家の中に流れ込んだ土砂を片づけるボランティアには頭が下がりますが、私個人でいうととてもできそうにはありません。

 

でも、国も今の状態で良いのかと。

それにしても、ボランティアの力が大きいというこの言葉、しっくり入ってきません。

 

こんなとき、日本中の自衛隊を動かして、10万人で助けに行けないものでしょうか。

寄付金を募る映像も流れていますが、災害救助、復旧、復興、お金も人も知恵もすべては国の力でやるべきことだと思うのです。

別な言い方をすると、ボランティアを称え、寄付金を募る映像で人の善意を利用し、政治家や国の官僚は自分のやるべきことを後ろに隠してはいませんかと、こう思うのです。

 

言い方を変えます。

私にはできそうにありませんと言えても、国はできそうにもありません、あとはボランティアさんお願いしますよと、こうはなりませんよね。[^^;;