ゆとり教育に思う

高梨沙羅さんは、すごいですね。

ワールドカップ女子ジャンプで、今季4連勝、通算13勝目。

世界を制覇する驚異の17歳は、どこまでいくのか。

いま思うのは、彼女は日本人だよと自慢するより、恐ろしいというのが本心かな。

 

さて、ゆとり教育はいつから始まったか。

考えによって違いはあるようですが、小学校で始まった1980年度からと言われています。

まるまるその中に入る人は30代から下ですよね。

 

悪い面ばかり強調されているゆとり教育ですが、我社でも目立つ人がいました。

ある日突然仕事に来なくなる社員。

「辞めるときは1ケ月前に言うんだよ。あなたの辞めた後を募集し仕事を引き継ぐ必要があるので」と常にこういっています。

でも、先日も4年ほどいた社員が「今日で辞めます」と。

この人、25歳くらいかな。

そういえば退職願も出さずに来なくなった人もいました。

分数の計算をできない人は普通にいますし、会話も満足にできない人も多いですね。

この現象はゆとり教育を受けた人が社会に出てからだと言われ、私もそう思っていました。

 

こんな状態だからかゆとり教育は無くなるようで、まずはひと安心かな。

でも、でもですよと言うのが今日の話です。

 

冒頭に上げた高梨沙羅さんというより、沙羅ちゃんは、1996年生まれの17歳。

宮本武蔵以来の二刀流に挑戦するのは、大谷翔平君で1994年生まれの19歳。

開幕24連勝の田中将大は1988年生れで25歳。

日本の宝のダルビッシュは、1986年生まれ27歳。

尾崎より期待できる松山英樹は絶対世界で勝ちますよ。彼は1992年生まれで21歳。

スポーツ選手以外に広げれば、まだまだいるだろうゆとり教育世代の世界レベルの人たち。

こんなにたくさん世界で通用する人たちが生まれたのはなぜでしょう。

 

ゆとりと関係ないですかね?

もし関係あるとしたら、この問いにゆとり教育世代を批判する人は、どう答えるのでしょう。

私もゆとり教育世代と一緒に仕事をして苦労もしているので、批判はしていますが、この現象に的確な答えは持ち合わせていません。

だれか、おせ~て。[^^;;