憲法96条問題

憲法96条は、総議員の三分の二以上の賛成で、国会が発議し国民に提案して、その過半数の賛成で決まる。

と、こう思っていましたが、間違っている?

自民党はこの三分の二以上のところを、過半数にしようという考えです。

趣旨は憲法改正を容易にするためで、最終的には憲法9条を変えたいのでしょう。

 

私の考え。

憲法9条を改正することには賛成します。

敗戦のショックが癒えないうちに、またその自覚もないまま決められた憲法の改正は必要です。

 

しかし、憲法96条の過半数化には反対です。

今の自民党は信用できるでしょう。

そのあとの政権も信用できるかもしれません。

そうはいっても50年後の政権党が、間違いのない判断をするかどうかは、誰が保障できるでしょう。

現在の憲法96条は、おかしな政権党が過半数を抑えたとしても、独裁者ヒットラーみたいな人が出ることを防止しているのです。

投票するかどうかは別にして、K党の活躍を期待しています。