与える喜び

もうすぐ正月ですが

お年玉のやり取りが有りますよね

お年玉は貰った人が喜ぶのは当然として

実は

渡した人の方が数倍も嬉しいものです

 

特に

孫に渡すお年玉は嬉しいですよねぇ~

これは何にも代えられません

 

でも当事者

つまり孫たちはと言うと

喜ぶのは一瞬です

そのあとは貰ったことさえ忘れてゲーム、

です

それで良いのです

 

自分も誰かの孫だった時が有ります

貰うのは少なかったですがありました

でも

貰った嬉しさは覚えていません

少なかった金額は覚えているのに [^^;;

 

皆同じなんでしょうね

 

昔々

ある地方の大きな肉屋の社長さん

店先で話し込んだ時

「ここは肉屋さんとしてはこの町で一番ですよね」

「何人働いていますか」と聞いたら

「80人位います」

続けて「この給料が無ければ俺の儲けは凄いんだけどなぁ」

当時の私は社会経験の少ない20代でしたが

『あんた何を言ってるの、その人たちがいるから今の生活が有るんでしょ』とは思ったけれど口には出しませんでした

でも、その後付き合いには注意しましたね

 

何が言いたいかというと

給料を支払える喜びが分かっていない人だなと思ったのです

 

いまその肉屋さんはありません