高校生時代の話です
高校生って大人と子供の中間のどっちつかずでしたね
本人は大人だと思っていますが
クラスの中にもまるっきし子供みたいな人も居たし
こいつには勝てないなと思うほどの大人もいました
俯瞰してみると大人になりたい子供時代である
かな
当時団塊の世代だったので
ひとクラスに55人
いち学年8クラス450人は居たと記憶しています
大人になりたかった人たちで
記憶に残っているのは
女子中学生と駆け落ちした者が7人
だったかな
直ぐ捕まったようですがそのまま退学です
次は大人になりたい欲求の強い子供の話です
真冬
各教室には石炭ストーブが一台ありますが
寒くて寒くて
10分の休み時間になると
その石炭ストーブの周りにわるが集まります
普通の生徒は近づくことは出来ません
何をするのかというと
石炭ストーブの入り口を開け
タバコを吸い始めるのです
煙を吸い込ませるために
馬鹿に見えましたね
そのせいかどうか早死にしました
ん~~、これは大物だなと
思ったのは
勉強中いつも居眠りをする女の子
居眠りをしたら大物って言うのも変ですが
自分から見たら
先生が怖くてそんなことは出来ませんから
総じて女の子は大人びていました
あと450人もいると成績もピンキリです
トップクラスになると
ほとんどが落ち着いて大人びていましたね
自分の目標をハッキリ捕まえている
こんな感じでした
子供だなぁ~と思って接していた人もいます
午前中4時間で昼食ですが
2時間目で昼ご飯を食べるものもいました
昼はどうするんだろうと思っていると
まっしぐらに屋内体育館でバスケット
いわば遊びたくて遊びたくての人たちです
目が合っただけで威嚇してくる同級生とかは
子供みたいというか小学生並みに思えました
自分はと言うと
そんなにあせらなくても大人になるから
あせらなくてもと
落ち着いていた、諦めていた、浮遊していた
さてどれでしょう [^^;;