服の扇子

扇子じゃなくセンスです

 

私はというと

自分で洋服を選ぶことはめったにありません

時計や帽子

他にバック、靴、スマホ、車、などは自分で購入しますが [^^;;

 

なぜなら洋服を選ぶセンスがあるとは思えないからです

ほとんど相方が選びます

しかし、自分で選ばないけれど注文はつけるので勝手なものです

要求は

色でも形でも値段でもなく

「ポケットの多い服を買ってきて」と

それも「右胸に大きめのポケットがある服を買ってきて」

もちろん携帯電話を入れるためです

理由は左は心臓の上

なので右ポケットの方が良いかなと

 

でも、そんな服は少ないから苦労しているみたいです [^^;;

 

昔々の話ですが

携帯電話が世の中に出始めたころのことです

同級生が三越デパートに居たので

一緒に紳士服売り場に行きワイシャツをあつらえることにしました

 

だって、市販のワイシャツにポケットは1個しかないので [^^;;

どうせなら10枚ほど造ろうかと思ったのですが

途中で心配になり2枚だけ作りました

 

採寸するとき

ワイシャツの両方にポケットを作って欲しいと頼みました

考えるに

これでも充分おかしな話なのでしょうね

加えて左脇の下に斜めにポケットを付けて欲しいと頼んだのです

 

分かりやすく言うと

刑事ドラマに出てくるホルダーから拳銃を抜く動作が有りますよね

あれですあれ

右手で携帯電話を取り出せるようにと考えたのです

 

採寸する人もその同級生も「?」な状態で固まっていましたが

私が意見を変えないので

同級生は「お客様が言う通りにしてください」と

半ば強引に話を進めてくれました

 

そのあと、携帯電話の機種も変わりました

形も大きさも

結果2回くらいしか着なかったので

お金はポケットからドブでした [^^;;