柔道少年

中学校1年のとき柔道部に入りました

なぜ入ったか

父親が柔道をやっていたと口にしていたので

そんな運動もあるのだとは知っていました

加えて

小学生当時は体が弱かったので強くなりたいと思っていたからです

 

本当は相撲取りになりたかったのですが

相撲部は無かったので

服を着ているか裸かの違いなら「まっ良いか」と

 

小さな学校の柔道部の部員は10人くらい

当時の赤平市の人口はほぼ6万人

全市の柔道の大会には学校を代表して出ます

全市に中学校は7校、

だったかな [^^;;

いま1校

 

全市の柔道少年が集まりそれはそれは大盛り上がり

私はというと

ほとんど出ると負けでしたね

でも良かったですよ

田舎の中学校で10人しか知らなかったのに

あちこちの柔道少年と知り合いになりましたから

 

それが良かったか悪かったか

 

高校に入った時柔道部に入る気はありませんでした

女の子にもてたかったのでテニス部に入ろうかと

もちろん冗談です [^^;;

2個上の別な中学の柔道の先輩に声をかけられました

「柔道部に入らないかい」と優しく微笑みながらいわれたので

断れなくて

これは本当の話し [^^;;

 

部室に行って『失敗したな』とすぐ感じたのです

1個上、2個上の先輩は

中学校当時から有名な強い人ばかりだったので

顔はほとんど知っていましたが

優しいはずはないと

 

柔道少年物語、つづく [^^;;