風邪もとうとう我慢できなくなって病院へ。
驚きました。
だってえ~~、こんなにお年寄りって、、、、、何処に居たの状態。
と言うのも、今年の東京・名古屋・大阪出張は、何処へ行っても私より若い人ばかり。
60台の私よりお歳よりなんて、1割も居るかどうか。
さて、いつごろからだろうと、ちと考えてみました。
だって、確か30代は、電車の中は私より歳上の人が7割は居ましから。
で、50代はまだそれでも2割居たような気がします。
そうすると、40代がちょうど同じと言うことになりますかね。
でも病院の中は年寄りばかり。
私より若い人など、2割もいるかどうか。
ちょっと前置きが長くなりましたが、本題へ。
会計を待つ間、ふと見ると顔色の悪いご夫婦らしき二人連れ。
年のころは、60代後半から70代。
顔色だけ見ると、先は長くないかと(失礼します)思わせるほどの、顔色と体力です。
しかし、品のある引き締まった風貌から察するになかなかな御仁と拝察しました。(偉そうにすいません)
と言っても、何の根拠もありません。ただ単純に私の感じですが。
でも生きるってこういうことかと思うのです。
その方をみて、死を迎える人はどう有るべきかを考えさせるものがありました。
(本当にその人には申し訳ありません、死ぬと決まってはいないでしょうが、勝手に考えることを許してください)
歳を取ったからでしょうね、あの緩慢な動き。でも美しいんですよ。
また、所作ひとつひとつに伴侶に対する心遣いを感じたのです。
人の人生はそれほど長くは無いと思う昨今、特に私より年上の人を見ると、どうしても後の人生をどう生きるか、つまり、どう死を迎えるかを、ついつい考えてしまうのです。
しかし、世の中どうなっているのでしょう。
70代・80代で贈収賄で捕まる政治家。
70代・80代でも己を誇示する経済人。
これらを老醜をさらすと言うのでしょう。
本当は60代・70代・80代と書きたいところですが、そうすると私も入っちゃうので。
おおお~~~、この言葉こそ老醜をさらすという見本だぁ~。[^^;;
そんなことは別にして、間違いなく生きている方を。