『セシウム汚染牛肉使用』自ら公表

弊社株式会社アイマトンは、北海道千歳市に営業所があります。

先日から騒ぎになっているセシウム汚染牛肉の話しが出たとき、もしかしたら当社のお客様ではないかと心配になり、千歳営業所長にたずねました。

所長は、焼肉店の名前をあげながら、「どこの店かはっきりしません」と。

また、「保険所(だったかな?)に聞いたところ、教えられないと言われました」とも話していました。

ところがなんと、その焼肉屋さん、自ら名乗り出たのです。

で、やっぱりお取引がありました。

自分でやったことでさえ隠そうとする人が多い中、相当な覚悟で店名を公表したのでしょう。

公表すれば騒ぎになるのは、目に見えています。

もしかしたら、店の営業中止までありうる悪影響を及ぼすかもしれません。

それでも、『消費者に誠心誠意対応するため、店名を公表したい』との言葉には、頭が下がります。

そこで私は、信頼に値するこのような店を応援したいと思い、皆様にお願いする次第です。

千歳市清水町の焼肉店『焚火家(たきびや)さんへ、焼肉を食べに行こう』、と。

====北海道新聞から→「店名公表で誠意示す」 セシウム汚染牛肉 千歳の店主が訴え(07/13 10:05、07/13 12:14 更新)

 【千歳】提供した牛肉料理から放射性セシウムが検出された千歳市内の飲食店店主は12日、報道陣の取材に対し、「まさかこんな肉が流通しているとは…。提供した側も被害者だ」と話すとともに、「消費者に誠心誠意対応するため、店名を公表したい」と述べた。

 この飲食店は、同市清水町の焼き肉店「焚火家(たきびや)」。店主の近藤裕太さん(32)によると、問題の牛肉は今月上旬、福島県産と知らずに仕入れ、6日ごろから10日前後まで、焼き肉と煮込み料理で提供したという。11日に千歳保健所からセシウムによる汚染が問題になっている福島県産の牛肉と知らされた。

 同店が牛肉を仕入れている東京都内の卸業者との取引では、和牛の銘柄を指定しての発注はできないという。価格は6・65キロで約2万5千円。地元業者から購入するより安価で「(業者が)大手という安心感はあった」と話す。

 客に対しては「提供してしまったのは事実で、誠に申し訳ありません」と謝罪。国の対応については「まさかこんな肉が日本で流通しているとは思わなかった」と憤り、国内に出荷された福島県産牛肉の徹底調査を求めた。

 店名を公表したことに関しては「自分が名乗り出て国に注文を付けることで、対策が進むことになれば」と説明。「店と引き換えになるかもしれないが、お客に誠心誠意対応したい」と声を詰まらせた。

====ここまで北海道新聞記事