羊の群れと狼 その二

羊の大将が率いた100匹の狼と、狼の大将が率いた100匹の羊が戦争をしました。

さて、この戦い、どちらが勝つでしょうか。

と、このような質問を社員に出したことがあります。

社員の回答は、狼が大将の勝ちが21%で、羊が大将の勝ちが15%、分からないが8%でした。

もちろんリーダー論の格言ですから、どれが正解とはいえませんが、一般的には狼大将の方が勝つと言われています。

そこで、昨日の続きですが、第二次世界大戦のときの狼とは軍隊でした。

軍隊が羊の群れたる日本人を集め訓練して、戦地に送り出したのです。

戦地では、実に素直に狼大将の言うことを聞いたのですね。

ここまでが昨日の話し。

そこで、いま狼に例えられる立場にある人とか組織は誰か、何処かと言うことです。

政治家?。

いやぁ~、違うでしょう。狼どころかリーダーシップを発揮しているとは思えません。

じゃぁ、官僚。

これも違うでしょう。官僚は例えるなら狐かな。(ごめんなさい)

結論として、私はその最右翼に大手マスコミを推薦します。

思い出してください、近い所では民主党代表選挙での小沢パッシング。

国民世論を小沢悪人説一色に染めあげました。

その前が自民党が負け、民主党が政権をとった衆議院選挙。

日本中上げて、民主党フィーバー。

なんと、恥ずかしながら私もそれに乗り民主党に期待したのです。

もっと遡るなら、朝青龍に対する仕打ち。

プロレスみたいに、はっきりと敵役にしちゃいましたね。

でも、その後の相撲協会の八百長相撲騒動。

これを見ると、朝青龍のやったことは可愛いものです。

また、亀田兄弟を持ち上げるだけ持ち上げ、思いっきりたたきつけたこともありました。

こういう論から言うと、確かホリエモンも同じでしたね。

マスコミの寵児からいっきに犯罪者ですから。

これらのことは、むろん本人の問題が一番大きいのですが、一方的にひと方向をむけさせたのは事実です。

これって、狼たるマスコミが、羊の群れモドキの日本人を使って、好き勝手に日本を操っている、と、こう思うのですがいかがでしょう。

現実には、1匹の狼を100匹の羊の群れに入れたら、軍隊を作るどころか、全部食っちゃうでしょうね。

あっ、日本人を食っちゃっているマスコミだからやっぱり同じ?。[^^;;