先日テレビで鹿児島だったかで
ダチョウを飼育している人が出ていました
リモートかな
出演者がその人に
「愛情をもって管理していると肉にするときにどんな気がしますか」と
馬鹿なことを聞いていました
その質問の心は
『愛情を持って飼育しているダチョウをよく残酷に殺せますね
なんとも思わないのですか』です
腹が立ってどう答えたかは覚えていませんが
私の答えは「それを食べるあなたが一番残酷でしょ」です
もちろんだ質問者がダチョウを食べて言ったのではありませんが
他の動物は食べているので [^^;;
それはともかくほとんどの動物飼育者は愛情をもって家畜を飼っています
私も
で、思うのです
愛情をもっているというより
『愛』をもって飼い
『情を掛けない』で肉にする
これが家畜を飼育している人全般に言えるのではないでしょうか
もう一度言います
馬鹿な質問をするなッです
もう一つ
家畜の命たる肉を
硬いだの不味いだのと言って
食べ物を残すなッです
この作業は赤平めん羊牧場の
年間のスケジュールに組み込まれています
上は採血の写真です
羊飼育者にとって一番怖いのはスクレーピーという病気
血液検査をすることによって
スクレーピーに罹り難い羊
そして発症し難い羊を選別し
それを来年の親となる候補に残します
赤平めん羊牧場では全頭この検査をしています
それを終えたら番号を付け管理します
赤平めん羊牧場では
あくまでも番号で管理し名前は着けません
理由は
愛を持って飼育しても
情は掛けないためです [^^;;