BSE 鳥インフルエンザ スクレーピー

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あさ起きてからその記事を読んでいました

1時間かけて

自分で言うのもなんですが、

面白かった [^^;;

 

で、まだ書いていないことが

実はその鳥インフルエンザに巻き込まれたのです

今年の2月のこと

 

その前に疑似/擬似の言葉を覚えてください(失礼な言い回しをゴメンナサイ)

擬似とは、と調べると

「疑似」の意味は 本物によく似ていてまぎらわしいこと。

このようにあります

本物ではなく偽物だよということですね

 

で、話しは戻りますが

2月に家畜保健所さんから連絡がありました

弊社で仕入れている合鴨雛孵化場さんで

鳥インフルエンザの疑いが出ました

そこから仕入している弊社農場も調べますと

 

これは大変なことですが

 

当然家畜保健衛生所さんには協力をします

夜中に仕入れ先の業者さんの検査結果がでて

鳥インフルエンザは陽性

つまり、鳥インフルエンザだったのです

 

そこで弊社の農場も検査対象となります

これも当然でしょうね

しかし、納得いかないこともありました

その検査結果が出る前

鳥インフルエンザの可能性があるからと

仕入れ先から入れた合鴨雛の直近の物を

擬似患畜として焼却処理するというのです

つまり鳥インフルエンザにかかったから焼却するではなく

その可能性がある段階なのに

擬似鳥インフルエンザとして焼却するというのです

 

「それは法律ですかと聞くと」

「そうです」とのこと

これ以上の話しは無駄です

全面的に協力しました

というより、

10数人の外部から来た処理班のやることを見守るだけでした

その処理や後始末の消毒などに

数十人が夜中から明け方まで働きます

いくら仕事とはいえ家畜保健所さんには頭が下がります

お陰様で生まれて初めて一睡もしなという事を経験しました

二度とはごめんですが [^^;;

 

その時は毎週600羽ずつ仕入れしていたので

600羽の群が9群飼育中でした

焼却処理が直近仕入の1群600羽だけです

同じ敷地内で飼育していた合鴨は

経過の検査の結果が出るまで移動禁止となったのです

 

結論は陰性

つまり鳥インフルエンザに罹ってはいませんでした

 

一連の流れを書きましたが

この時点で想像できることは

新聞に載るだろうという事です

案の定地元の記者さんから連絡があり

取材に応じたのです

丁寧な取材があり正確に報道していただきました

『赤平で擬似鳥インフルエンザがでて焼却処分された』と

 

しかし、

擬似という言葉を冠にして書かれた報道から

正確にことを把握する人は居ないだろうとは容易に想像できます

案の定「赤平で鳥インフルエンザがでたんだよね」と

そして「お前のところか」と友達にも言われたのです

これも普通の反応だろうなと思うので

腹も立ちませんでしたが

正確に書かれた新聞記事でも

そのまま伝わるのではないものなのですね

 

今年はあちこちで鳥インフルエンザが出ています

社会はコロナで大騒ぎ

 

たくさんの皆様に助けられました [^^;;