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BSE 鳥インフルエンザ スクレーピー (31)があります
あさ起きてからその記事を読んでいました
1時間かけて
自分で言うのもなんですが、
面白かった [^^;;
で、まだ書いていないことが
実はその鳥インフルエンザに巻き込まれたのです
今年の2月のこと
その前に疑似/擬似の言葉を覚えてください(失礼な言い回しをゴメンナサイ)
擬似とは、と調べると
「疑似」の意味は 本物によく似ていてまぎらわしいこと。
このようにあります
本物ではなく偽物だよということですね
で、話しは戻りますが
2月に家畜保健所さんから連絡がありました
弊社で仕入れている合鴨雛孵化場さんで
鳥インフルエンザの疑いが出ました
そこから仕入している弊社農場も調べますと
これは大変なことですが
当然家畜保健衛生所さんには協力をします
夜中に仕入れ先の業者さんの検査結果がでて
鳥インフルエンザは陽性
つまり、鳥インフルエンザだったのです
そこで弊社の農場も検査対象となります
これも当然でしょうね
しかし、納得いかないこともありました
その検査結果が出る前
鳥インフルエンザの可能性があるからと
仕入れ先から入れた合鴨雛の直近の物を
擬似患畜として焼却処理するというのです
つまり鳥インフルエンザにかかったから焼却するではなく
その可能性がある段階なのに
擬似鳥インフルエンザとして焼却するというのです
「それは法律ですかと聞くと」
「そうです」とのこと
これ以上の話しは無駄です
全面的に協力しました
というより、
10数人の外部から来た処理班のやることを見守るだけでした
その処理や後始末の消毒などに
数十人が夜中から明け方まで働きます
いくら仕事とはいえ家畜保健所さんには頭が下がります
お陰様で生まれて初めて一睡もしなという事を経験しました
二度とはごめんですが [^^;;
その時は毎週600羽ずつ仕入れしていたので
600羽の群が9群飼育中でした
焼却処理が直近仕入の1群600羽だけです
同じ敷地内で飼育していた合鴨は
経過の検査の結果が出るまで移動禁止となったのです
結論は陰性
つまり鳥インフルエンザに罹ってはいませんでした
一連の流れを書きましたが
この時点で想像できることは
新聞に載るだろうという事です
案の定地元の記者さんから連絡があり
取材に応じたのです
丁寧な取材があり正確に報道していただきました
『赤平で擬似鳥インフルエンザがでて焼却処分された』と
しかし、
擬似という言葉を冠にして書かれた報道から
正確にことを把握する人は居ないだろうとは容易に想像できます
案の定「赤平で鳥インフルエンザがでたんだよね」と
そして「お前のところか」と友達にも言われたのです
これも普通の反応だろうなと思うので
腹も立ちませんでしたが
正確に書かれた新聞記事でも
そのまま伝わるのではないものなのですね
今年はあちこちで鳥インフルエンザが出ています
社会はコロナで大騒ぎ
たくさんの皆様に助けられました [^^;;