学校給食のはなし

先日3月1日の北海道新聞卓上四季に

学校給食の話しが乗っていました

「大人になって、

忘れられない給食のメニューが誰しもあるだろう」というものです

 

おおむね美味しい給食という話で

私にもあります

『不味い』思い出ですが [^^;;

 

私が住む学校の給食開始は

小学校高学年からだったと記憶していますが

それが初めての牛乳でした

一口目の感想は『げっ、まずっ』です

脱脂粉乳だったからだと聞いたのはかなり後になってからです

 

パンもまずかったなぁ~

そんなに不味いなら残したろうと言われそうですが

腹をすかしていた身としては完食 [^^;;

 

当時は

野原を駆け巡り

食べられる木の実や野草は

ほとんど腹の中へ納めていたのです

とにかくいつも腹をすかした生活でしたから

 

しかし

日常決して美味しいものを食べていたわけではないのに

なんであれが不味いと思ったのかというと

 

それはニワトリのおかげです

当時卵を採るために庭にニワトリを飼育していました

そのニワトリを正月になると絞めるわけです

 

ニワトリの肉は雑煮に

鶏ガラはそのスープを取る鍋に入れるのです

その鶏ガラにはわずかに肉片が残りますが

それをむしゃぶり尽くすのが子供の特権

鶏ガラ肉は何の味もしませんが

鶏ガラで造った雑煮はそれはそれは美味しいものでした

これでしょうね

私が美味しいという味覚が鍛えられたのは

 

貧しいと舌が肥えるのだと

今日は強がってみました [^^;;