平成のねずみ小僧

今日も、本ブログ、柄にも無く尖閣列島中国漁船衝突ビデオの流出問題。

いよいよマスコミの報道が激しくなってきています。

でも、どこか変。

だって、ビデオ流出が違法だとして、言わば盗まれた映像で新聞テレビのニュースを作っているのですから。

手形詐欺ってありますよね。

盗まれた手形を受け取った善意の第三者は罪に問われませんが、盗まれた物と知ったうえでその手形を受け取っていたら、手形を盗んだ人同様罪に問われます。(法律家ではないので、どこかに間違いがあるかもしれませんが)

国宝の仏像とか、そのほかの物も同様だと私は思っていました。

この論法で言うと、マスコミは盗まれた物だと知った上でニュースを配信していますから、罪に問われるのではないのでしょうか。

ねっ、おかしいでしょ。

もうひとつ。

新聞などを見ると、その盗まれた映像を細切れにし、解説付きで記事を作っています。

しかも、新聞紙上数面にわたり、あたかも自分たちが取材してきたような記事を書いています。

『盗人猛々しい』ということわざがあります。

ネットを見ると、『盗人猛々しい』とは、盗みをしながら平然としている態度を罵る言葉だとか、図々しいとか、図太いなどと言う意味があるようです。

尖閣でのビデオをネットに公開したことが違法だとして、でも誰かはまだ解っていません。

と言うことは、当然ながらマスコミはその犯罪者から了解を得ていません。

つまり、無断でその映像から拝借し記事を作っていますから、言わば盗人に当たりますよね。

この行為って、『盗人猛々しい』にぴったりだと思うのですが、如何でしょう

おかしいよねの最後のひとつ。

先のふたつから、結局、ビデオを流出させるって、違法なの。

もし違法だとしても、私は政府の無策がビデオを流出させたと思っていますが、あまりマスコミが報道すると、この人たち(複数かは疑問)は平成のねずみ小僧になっちゃいますね。

つまり、いまのマスコミ、ねずみ小僧のかわら版と同じということです。

最後には、ねずみ小僧は捕まり、かわら版は罪に問われない?。[^^;;