今話題の鹿児島県阿久根市の竹原信一市長のブログ『住民至上主義』から。
本質を突いた書込み、敬意を表します。
■2010/09/05 (日) 「民主主義」わかっていますか
「民主主義」について
私達は「民の中身」を知らず、「主の正体」を知らず、「主義とは何か」を分かっていない。よって、「民主主義とは何か」などまったく分かってはいない。分からないのに「日本は民主主義国家だ」と言っている。騙されてはいないか?
現実を眺めれば、「民」=多数決 「主」=官僚 「主義」=手続き=法
と見える。ならば「日本の民主主義」とは、「多数決を操る官僚の手続き」のことだ。しかも最終責任は議員を選んだ有権者。
官僚に権力があるのに責任は有権者、かつての天皇の位置に官僚が居る。
結局、日本の「議会制民主主義」は、「無責任な多数決でカモフラージュされる官僚による官僚のための法体系」と言える。
では、その特権階級の官僚たちはどのような感覚なのかを知りたい。
元外務官僚の佐藤優氏が語っている。
「官僚時代の私の意識がいかに普通の国民の意識から遊離した頓珍漢なものであったかを深く反省している。」と述べ、その実際を、
○ 官僚は国民を無知蒙昧(むちもうまい)な有象無象(うぞうむぞう)とみなしている。「普通の国民は手足だ。われわれが頭脳なのだから、手足は余計なことを考えずに、一生懸命働いて税金を差し出せ」と考えている。
○ 有象無象の中から選ばれた国会議員は無知蒙昧のエキスのようなもので、こんな連中の言う事をまともに聞く必要はないと思っている。
○ 官僚は天皇なき抽象的日本国家に対して忠誠を誓って行動している。官僚は国家のために必要と考えるとき、国民を平気で切り捨てる。良心の痛みなど、まったく感じない。
○ 日米安保利権屋と共に、実際には存在しない「アメリカの意向」を扇動し情報操作を行なっている。マスコミも意図的あるいは無意識のうちに加担している。(すなわち戦争の準備をしたい)
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