昔々昭和30年代
まだ第二次世界大戦の後遺症でしょう
傷痍軍人の人が沢山いました
グーグルで傷痍軍人、画像を検索すると
沢山の写真があります
あのままです
その頃祖母と隣町歌志内のお祭りへ毎年行っていました
祭りの一角に白い服を着た人がたたずみ寄付を募っていたのです
その人たちには方腕が有りません
また、方足の無い人
よく見ると両手や両足が無い人もいます
みんな自分の前に箱を置いてお金を受け取っていました
そんな人たちが一人や二人ではありません
10人か20人、
もっといたかもしれません
子どもの私は戦争で国のために戦い怪我をしたんだよと言われても
父や母、そして自分と違う体に恐怖を覚えていました
戦争の悲惨さよりそういう体になることの恐ろしさが先にたったのです
いまでも夏になると
セミの声と強烈な日差し
そしてあの人たちの光景が重なり
思うのです
暑い暑いと言っても
32度がどれほどのことかと [^^;;