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父は1月6日生まれなので、80歳になります。
で、昨日は父のおごりで外食でした。
滝川市内の和食の店『味心 はかま田』でしたが、大いに満足です。
ここまでは何の変哲も無い話ですが、実はこの話しには驚くべき二つの理由があります。
私にとってですが。
一つは、超節約家の父がおごると言ったのは、物心付いてから記憶にはありません。初めてではないでしょうか。
そうなんです。これには、家族全員がビックリしました。
昔からつい最近まで、信じられないくらいの貧乏生活をした父は、自分から外食へ行くなどと言った試しはありません。
無駄なお金の使い方は、絶対しない人でも有ります。
それが三日ほど前、「相談が有る」と二階へ上がってきてから、物語は始まったのです。
何事がおきたかと振り向くと「1月6日は、俺の80歳の誕生日だ。こんなに生きたのだから、お祝いに何処かで食事でもしよう」と言うではありませんか。
「場所は任せる」とも。
お酒を飲んでいるようなので、酔っ払っているのかと一瞬考えたのですが、目は笑っていません。
『俺の誕生日だから、お祝いでもよこせ』と言う話は、有りそうですが、これには驚きましたね~。
もう一つは、私が子供の頃の父の口癖は「おれは40歳まで生きられん」と、言っていたことです。
物心付いた時から何度もなんども聞かされていた私たち兄弟は、本当に父は40歳で死ぬと思っていました。
それが80歳まで生きているんですよ。本当に驚きです。
しかし、よく考えてみると、40歳を過ぎると「おれは50歳まで生きられないなぁ」。
50歳を過ぎると「おれは60歳までは、とっても生きられない」と、よく言っていましたね。
60歳を過ぎると、あとは言わなくなりましたね。何でだろうと、いつも考えています。