昔々のはなしです
両親は何時も怒鳴りあいの喧嘩をしていました
中学生の頃でしょうか
「なんで喧嘩ばかりしているの」と母に尋ねたのです
「お金が無いからでしょ」
「お金が無いと喧嘩になるの?」と質問も
返事は忘れました [^^;;
毎日の食費にも事欠く生活でしたから『そうかな』と思ったものです
たしかに、その頃母が看護婦として市立病院で働くようになり
日々の食費に困ることが無くなったら口喧嘩が減ったのは事実です
衣食足りて礼節を知るでしょうか
しかし『世の中を見るとどうも違うんじゃないか』が今の心境です
例えば他人の車にピタッと寄せて走り
しまいには車から降ろし怒鳴りつける人
乗っている車は決して食費に困っている人だとは思えません
衣食は足りていますよね
あたりかまわず喧嘩口調で話す人
体力差があるにも関わらずすぐ暴力をふるう人
我が子を躾との言い訳で怒鳴る親
チャンとした服を着ていますから
こんな人たちは
悪いのはあなた、
自分だけ正しい
こう思っているのでしょうね
しかし、こんな人はまだ良いほうです
なぜなら分かりやすいから
始末に悪いと思われる人
こんな人たちが表にあぶりだされるのは
今回のような新型コロナウィルスのような
大きな問題が起き上がった時です
大きな問題が自分の目の前に立ちはだかった時
その人はどう考えるか行動するか
そして戦うのか
真価が問われるのです
マスクの寄付で助けてもらった国をけなすか
それとも感謝するのか
尖閣の話しですよ [^^;;
自分は的外れだと思っても
政治家や専門家にはまず感謝
それなのに文句しか言わない人とか
一番の問題は
医療従事者へは感謝しかないはずです
それなのにそこで働く人たちを差別するとはなんたることか
このように人の価値はこんなときはっきりするのではと考えます
ということで、
私も文句ばかり言わないようにしなければなりません
半分に減らそうかな [^^;;