安物買いの銭失い

父に聞いた話しです

 

昔のお年寄りは

他人の土地から自分の土地に入るとき

木の枝を一つ広い

自分の土地にそれを捨てるのだというのです

理由は木の枝1本分自分の土地が肥えて

良い作物ができるから

 

また、30cm以上の縄は捨てないのだとも

理由はそれだけの長さがあるといつか使えるのだから保管せよと

 

曲がったくぎ錆びたくぎでも捨てない

その曲がりを直すと使えるじゃないかと

 

古新聞は

いまでいうティッシュやトイレットペーパー

薪ストーブの点火剤として利用する

 

ケチとおあまのじゃくは誉め言葉だと思っている私は

何でもかんでも捨てないで

いつも失敗しています

 

いつの間にか倉庫はゴミの山

あまりにも溜まりすぎ

結局最後は人手をかけ捨てる羽目になっています

昔は庭先で燃やしたりできましたが

今はそんなことできません

 

ごみは捨てるのにもお金がかかるのです

人手がかかるということはお金がかかるということです

なんでも残すと結局高くつく羽目になります

 

とはいっても

これはダメだとおもうのです

だって資源の少ない日本国

ケチは美徳だと思うのですが

 

でも

世の中はそうはなっていないようで

ケチは生きづらい世の中に [^^;;