繰り返される堤防決壊

台風19号では

52の川の73カ所で堤防が決壊したとのこと

これはすぐ復旧の工事が始まるでしょう

 

でも、弥縫策だと思うのです

つぎはぎだらけの堤防は

場所が変わっても

そして別な台風で

また決壊は起こりえます

これが毎年のこと

 

つまり、根本から考え直さなければ

台風が来るたびに繰り返されるこの被害は無くなりません

 

いままで日本の国土は川の氾濫との戦いでした

どれほど国費をつぎ込んだことでしょう

江戸時代からとは言いませんが、

少なくとも昭和に入ってから河川改修に掛けた金額を知りたいと

ネットで検索

分かりませんでしたが、莫大な金額のはずです

 

沢山お金をかけても被害が起こる

これって、だれの責任なの

 

被害を受けた人から見ると

自然大害なのでしょうがないよねでは済まされません

 

堤防を作ったのは国です

それが決壊したということは、

その計画が悪かったからです

 

台風が大きすぎたというのも

言い訳にはなりません

堤防の設計のとき大雨を想定しきれなかったからでしょう

やっぱり国の責任です

 

国の失敗をあげつらっても

無能な政治家を責めても

何の答えにもなりません

それは解っています

 

でも、

被害者のことを考えるとやり切れません