ソビエト連邦の崩壊と日本の官僚システム

旅行をした国で、一番好きところはどこかと聞かれたら、バルト三国と答えます。

そのバルト三国、リトアニア、エストニア、ラトビアがソビエト連邦から独立したのは1991年です。

また、19991年はソビエト連邦崩壊の年でもあります。

もう14年前のことですが、世界中が大騒ぎしたことを覚えています、私個人は案外冷静にこれからどうなるだろうかと自分なりに整理をしていましたね。

で、二つの答えを出しました。

まず一つ目です。

ソビエトと言えばコルホーズ、ソホーズです。たしか社会の授業で習ったことがありますね。

これらは協同組合です。ここから導き出した結論が、日本国内の、生協、農協の経営が駄目になるだろうと言うものです。

少々強引な結論でしたが、その後、生協の経営は傾き『あっ、当たっていた』と、ちょっとした自慢でもあります。

もう一つは、共産主義をどう見るかのなかで、私は官僚国家である考えていました。

つまり、官僚国家が崩壊したのは官僚の非効率な国家運営であるという結論から、日本の官僚、つまり公務員も将来きっと厳しいことになるだろうと言うものでした。

そのときから、周りの人には「これから就職するなら、公務員は止めた方がいいよ」と、言っていたものです。

いまから7年ほど前公務員になると辞めていった社員に「これから公務員には大変な時代が来るよ。その辺を考えないで職を替えると後悔するよ」と言って送り出しました。

なんと、その人が公務員を辞めて面接を受けに来たのです。当時の私の言葉を覚えていましたね。

日本の人口が減り、借金だらけの国や地方治自体は税金を上げようとし、また、住民に対するサービスの質を下げようとしています。

しかし、国民たる我々は、公務員だけ給料や待遇が良いままでは納得しません。自らが真っ先に模範を示さなければ協力もしません。

国や地方時自体が、いまの状況を強引に押し進めるなら、国民や住民は、公務員システムを打ち壊すクーデターを起こし、ソビエト連邦が崩壊したと同じことを起こそうとするでしょう。

むろん平和的にですよ。

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