北海道百年記念塔

アメリカ大陸を発見したのはコロンブス、と学校で習いましたが、いまはその時インディアンがいたのだから発見とは言わねんじゃね。

と言われています。

 

北海道百年記念塔が札幌市厚別区の野幌森林公園にあります。

高さ100mの塔で1968年(昭和43年)に北海道開道百年を記念して着工されました。

でも、この言葉も変ですよね。

北海道開道100年って、100年前は1868年。

でも1600年代にはアイヌ民族がいたわけで。

 

百年記念塔

 

ことし北海道は、北海道という名前を付けてから150年になります。

百年記念塔着工の時から50年経っていますから150年は間違えありません。

でも、言い方を変えたんですね。

北海道開道150年から北海道命名150年って。

 

それとは別にこんご百年記念塔をどうするか新聞に出ていました。

1.その資材で別なアートを作る 32%

2.復元する 16%

3.完全に解体する 35%

4.中に入れない状態でそのままにする 12%

いずれにしてもお金がかかります。

建てたときは5億ほど。

修復は29億。

中に人を入れずに形だけ残すは27億。

 

いま記念塔はいうなれば産廃扱いですね。

私の意見は、いっさい手もお金もかけずそのままにして崩壊していくのを見ている、です。

それを毎日定点観測して写真に収めていくのです。

できれば作った時の写真も。

この世から無くなるまで。

形あるものは壊れていくのですから。

それを楽しみましょうよ。

って言ってもこの世から消えるまであと1500年はかかりますよ。[^^;;