感謝

昨日今日、そして明日と社内の交流会。

滝川は勿論、岩見沢も札幌も全部焼肉店での開催です。

肉屋が本業なもんで。

その交流会で感動した話を一つ。

会社では年に1回、パートさん社員とも、健康診断を実施しています。

旭川の吉田病院『医療法人社団慶友会 健康相談センター』に、巡回バスで事業所(3ヶ所)へ出向いていただき健康診断をしているのです。

そこで、受信したパートさんのSさんが、交流会の席で私にこう言いました。

「実はわたし、会社の健康診断で小さいのが見つかり、2ヶ月ばかり入院して取りました」と。

また、「手術をした病院で『健康診断で良くこんな小さいのが見つかりましたね』といわれました」。

続けて「いまは元気に働かせてもらっています」「本当に、この会社に入ってよかったと思っています」「ありがとうございました、命を救われました」と。感謝の気持ちをいっぱいにして話すのです。

私は目頭が熱くなりました。

なぜなら、会社は給料を支払うということで、個人の生活に接している。このことは常に意識しています。

しかし、今回のこの言葉には、それどころかスタッフの命にまで深く関わっている事実をあらためて知らされたからです。

このことを教えてくれた、パートさんには心から感謝いたします。
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マイナス5度

マイナス5度.jpg

今朝の3時36分の外気温は、マイナス5度。

ちょうどいいのか悪いのか、3時頃目が覚めてしまいました。

3時半なら起きるけれど、3時はもう一眠りしたいところと、ぐずぐずしていたら、3時半。

覚悟を決めなっくちゃと。

窓の外を見ると、温度計はマイナス5度。今年一番の寒さで、夕べから雪が降り始めたので、たぶん表は真っ白でしょうね。

いまはまだ真っ黒、じゃなかった真っ暗。
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なんで蚊なぁ~

蚊も殺せないようなやつとか、蚊の鳴くような声でなど、蚊はか弱いものの表現に良く使われますが、ところがどっこい、なかなかしぶといですよ。

その証拠を一つ。

一昨日インフォメーションバザールのあと、もう一泊五反田のホテルに泊まったんです。

さて寝ようかなとメガネに手をやったとたん、何か止まったんですね。

明かりをつけてよく見ると、蚊が1匹。11月ですよ。

そのまま寝ましたが、翌朝テレビの上の壁に居たんです、ヤツが。

で、デジカメにパチリと。

なんで蚊.jpgクリックで大きくなります

真冬に蚊とは。北海道では考えられません。

ところで蚊の餌って、なんでしたっけ。

人間の血?。ですよね。

え!人間の血。ということは、私も吸われてた。

『そうかぁ~、夜中に血を吸われていたんだ』とは思っても、11月の蚊。殺す気にはなれませんでした。

それでなくても、家畜の飼育が本業です。むやみに殺生はしないことにしています。

今晩、餌となる人にはほんとうに申し訳ありません、悪しからず。
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新宿・東口 彩蕎庵 吉遊

インフォメーションバザールは無事終了。この日は東京泊まり。

新宿の伊勢丹さん三越さんは、東京出張時の定点観測の場所。

で、夕食に蕎麦屋さんを探すと、ありました、三越の並びで、伊勢丹の斜め向かい。

新そばの旗がひらひらと招く、彩蕎庵 吉遊さん。

むろん、鴨セイロが無けりゃ失礼することにして、入ってみました。

さっそくメニューを見ると有りました合鴨のメニュー。『合鴨と葱の塩焼き』。隣にカッコ書きで(国産有機鴨をポン酢と塩でさっぱりと)。

こんなお薦め文句を書かれると、注文しなけりゃ。

スタッフが言うには「鴨せいろの鴨も同じ物です」とのこと。「じゃ、鴨せいろもお願いします」。

東京新宿 採蕎庵吉遊 鴨せいろ1200円.jpg鴨せいろ 1200円

国産有機鴨は初めてなので「何処の鴨ですか」と聞いてみたところ「わかりません」でした。

せっかくここまで書くなら何処の誰鴨「^^;;、教えて欲しかったです。はい。

二人で『鴨せいろ』『鴨南』『合鴨と葱の塩焼き』を注文したからか、鴨好きと思われたようで支払いのとき「鴨が好きなんですか」と先ほどのスタッフに聞かれました。

「はい、北海道で肉屋をやっているんですが、合鴨も飼育しています。東京へ出たときは合鴨を食べることにしています」と。

私は正直に話しました。

新宿・東口 彩蕎庵 吉遊

東京都新宿区新宿3-30-11
新宿高野第二ビルB1F
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隣に若い女性が

いまホテルのベットの上。

驚きました。ベットの上から転げ落ちるほど。

隣には若い美女が、軽い寝息を発てているではありませんか。
そう言えば、昨日は泥酔。覚えていません。
    ・
    ・
    ・
と書きながら、こりゃ本当にされるな。『お前ならやりかねないと』、んんん・・・『お前がそんなにもてるわけね~』かな。

早めに結論を書きますね。
むろん、夕べはお酒など一滴も飲んでいません。

ベットの上には、携帯電話とパソコンだけ。

スイマセン、、、ちょっと、見栄を。

実は、今朝もいつものように5時に目が覚め、いましがたメールチェックを終えたところです。

もうこれで出張のときはやることはありません。自宅なら農場へ出たりするんですが。

そこで、ブログのアクセス解析でも見ようかなと。

すると、なんと・・・なんと243と見たこともないようなアクセス数が。

13日までアクセス数の平均は77。

2年半もブログを書いて、77も寂しい話ですが、それが昨日だけ243と棒グラフが突き抜けていました。

『え?、なんでだろう』。

少し思い当たることはあったので、『もしかしたら』とさかのぼってみると案の定。

実は先日のワインラム試食会へ参加していた方、ブログで紹介していたのです。

そのブログは『寿司屋のおかみさん小話』

世の中には、すごい人がいるものですね~。

なんで、こんなに美味しそうに写真を撮ることが出来るのでしょう。

『ワインラム 仔羊の自家製マリネ』は、見ているだけでよだれ物です。だってあのときの味がそのまま表現されているんですよ。
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インフォメーションバザールの2

インフォメーションバザール、今日二日目、最終日を無事終了。

10時開店から、かなりの人出で、ありがたいことに20社ほどの方と名刺交換をしました。

我が社一押しの商品はワインラム。

しかし、残念ながら(本当は残念な話ではないのですが)、ワインラムも、かなりの商談はあったので一安心では有りますが、それよりなにより小鹿の評価が思いっきり高いのです。

ただ塩コショウーで焼いただけなのに、食したほとんどの人が感動して帰られます。

しかし、そこまでの道のりは、険しいものでした。

「エゾシカの試食は如何ですか?」と聞くと、判で押したように「いやぁ~、鹿は、硬いし臭いから、嫌です」と。

中には食べたこともないのに、どこから聞いたのか、「臭い、硬い、不味い」と試食をしようともしません。

『これじゃ埒が明かない』と二度三度と勧めてやっと食べる人。

また「食べたこともなく、不味いといわないで欲しい」と無理やり進めて、やっと食べていただける人。

一番すごいのは「不味いは、食べてから言って」と、こちらもだんだん強引になります。

しかし、「やっぱりまずいっしょ」と言った人はゼロでした。

ほんと、強引でスイマセン。

一番つらかったのはつぎ。

我が社のブースには小鹿のポップが2枚。若い女性がそれを見ながら「この可愛い小鹿を食べるの?」と顔を引きつらせながら聞いてきたとき。

確かに、おっしゃるとおりです。

でも、私たち人間が生きるには、動物の死が土台となっているのも現実です。

そこだけでも解ってください。
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インフォメーションバザール

昨日と今日は、北洋銀行主催のインフォメーションバザール in Tokyo 2007へ出展。

インフォメーションバザール.jpg

インフォメーションバザールとは、北海道の生産者や食品メーカーと、首都圏の外食・小売・メーカーなど流通関係者と橋渡しをする商談会です。

我が社の出品商品は、ワインラム、エゾシカ、エゾシカの小鹿で、外食店さんとの面談を希望しています。

昨日は10軒ほど商談を頂きました。

初めての出展ですが、沢山ご来店いただき感謝しています。

やっぱり、お客様と直に話すのは楽しいですね。

今日もどんな出会いがあるか、わくわくしています。

と言うことで、今日もよろしくお願いいたします。
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ワインラム試食会 2

我が家の液晶テレビで、液晶テレビのCMをやっていました。

さて、そこで質問です。

CMで宣伝されていた液晶テレビの色合いがものすごく悪かった場合、どこに原因があるでしょう。

いま見ているテレビか、それともテレビに映っているテレビか。

言いたいことは、このことではないので結論を書きますね。いま見ているテレビと、CMで映っている液晶テレビの両方が良くないと、良い画像とはなりません。

さて、ワインラムの試食会の話です。

今回の試食会は私の中では大成功でした。

その理由の一番は、美味しく料理されたことです。それもとてつもなく。

これだけ美味しく料理されては、我が社の子羊君、幸せ者ですねぇ~。

つまり、いくら生産者がよい肉を作ったとしても、美味しく調理されなければ、お客様には受け入れてはいただけないのです。

ところが、仮に肉質が悪かった場合でも、料理人さんの腕次第で、美味しく料理されることもあります。

しかし、この場合でもよく考えてみてください。

悪い材料も美味しく調理できる料理人さんなら、良い肉を使うともっともっとすばらしい料理が出来上がるとは思いませんか。

ということで、まだまだ完成品とはいえませんが、良いサフォークを作ることは、我が社の最大の眼目なのです。

でも、これって我が社に限らませんので、えらそうに言うのは、これで終了しますね。

ワインラム試食会に出席したスタッフ.jpg

さて、我が社の将来を担う、ワインラム試食会に参加したスタッフです。

今回改めて写真をましたが、頼もしい連中ですよ~。それが他にも沢山居るんです。

こんなすばらしいスタッフに囲まれて仕事をしている。社長としては最高の幸せです。

ちなみに、私は写真を覗いていますが、こんなときはカメラマン。宴会に行くときは運転手。そう、雑用が担当です。
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ワインラム試食会

北海道内で飼育されているめん羊は約6000頭。

日本全国でも、1万等前後と少なく、まだまだ需要を満たしていません。

そんななか、我が社では昨年からめん羊の飼育を始めました。

現在、成羊120頭を飼育しています。

本年ラム(子羊)としての出荷予定は50頭。

一部がやっと販売可能となったので、今日ワインラムの試食会をひらきました。

ワインラムとは、ワインの絞りかすを食べさせた、子羊の肉です。

ワインラム試食会.jpg

下記は、試食会の案内文です。

なぜワインラムを作るにいたったか、解って頂けるかとおもいますのでご披露いたします。

====ワインラム試食会のご案内

                 株式会社アイマトン
                代表取締役 岩井政海

拝啓
 晩秋の候、貴社ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
また平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

この度、兼ねてより飼育に力を入れて参りましたワインラムの試食会を開くことになり、ご招待させて戴きたくご連絡申し上げます。

 ワインラムとは、北海道ワイン株式会社様のご協力により、北海道ワイン株式会社小樽工場より発生したワインの搾りかすをラムの飼料として与え、肉質の向上を期待して飼育された弊社牧場『北海道サフォーク牧場』で産出された子羊の肉です。

 北海道サフォーク牧場では、サフォーク飼育時に発生する糞尿、及び隣接する弊社生産の合鴨『北海あいがも』から発生した敷き料、自社のスーパーから出る食物残渣などを堆肥化して、それを牧草地へ撒き、牧草を育てています。

 母親となるめん羊は、堆肥を十分に供給された放牧地で栄養価の高い草を食し、元気な子羊を生みます。
その子羊がワインの搾りかすを加えた餌で元気に育つという、循環型飼育を目指しおり、より自然な形でどこまで良質な肉質を作り出せるか、これからもまだまだ追求していきます。

 ご招待させていただく皆様には、ご多用の中とは存じますが、是非ご試食いただきご評価、ご意見をいただければ幸いに存じます。

 ご来場はすべて無料となっておりますので、何卒お気軽にお立ちよりください。

ご用意させていただく料理の関係上、ご出席いただける方は電話、又は別紙の参加用紙にご記入の上、FAX送信にてご連絡いただきたく、

よろしくお願い申し上げます。

敬具

日時 平成19年11月12日(月) AM11:00~14:00
場所 札幌市内 レストラン
住所 札幌市中央区

※ご祝儀やその他お心使いに関しまして、固くご辞退させていただきます。
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スーパー内で写真を撮ったらどうなる

すずめが30羽電線に止まっています。
さて、これを一度にとるにはどうやる?

子供の頃聞いたなぞなぞですが『正解は写真に撮る』ですよね。

「お客さん、お客さん」

『えっ、私のこと?』と振り返ると、若い男の店員さんが、ものすごい怖い顔で右後ろに立っていました。

「お客さん、いま写真を撮っていましたよね。見せてください」

有無を言わさない強い態度です。

一瞬、何のことかと思いましたが、すぐ「あっ、そういえば写真を撮っていたんだ」と。

そうです。大きなスーパーの中で、写真を1枚撮ったのです。

実は、もう何年くらいになるでしょうか。いつもデジカメをスラックスの右後ろポケットに入れておき、メモ代わりに使用しています。

気に入った景色は勿論、店の看板や、ポスター、店頭風景、バスの時刻表から小鳥や虫など、手当たり次第にメモ代わりにデジカメに納めます。

無意識のうちにその癖が出たんですね。

もちろん、いつもなら、さすがにスーパーの店内で写真は撮りません。

で、撮った写真がこれ。

イトーヨーカドー店内で写真.jpgクリックで画像は大きくなります。

実は、札幌市東区のアリオモールのイトーヨーカドー札幌店さんで『北海あいがも』の試食販売をやっていたんです。

自社の製品とはいえ、すでに納品された物。しかも、他人様の店内です。

これじゃ申し開きは出来ません。

順番が逆になりましたが身分を明かし、ひたすら「申し訳ありませんでした」とお詫びをしたのです。

件の店員さん、鬼のような形相(少なくとも私にはそう見えました)から仏のような笑顔で「なんだぁ~、ひとこと言ってくれれば良いものを、」と、許してくれました。

まったくそのとおりで、申し開きの出来ない、私にとっては今年最大の恥ずかしい事件でした。

で、おそるおそる「あの~、試食販売の件、ブログに書いてよろしいでしょうか?」続けて「写真に撮って怒られた件も・・」と。

「あっ、結構ですよ」と快諾。

『やった~、ブログのとっておきのネタだぁ~』と、ちょっと嬉しかったのも事実。

でも、これが他人の話題なら、もっとよかったのに。
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