『レストラン外食店で、777倍得する美味しくも旨い話』のはなし

メールマガジンを出してから1年4ヶ月になります。

なぜメールマガジンを出すことになったか、振り返って見ます。

実は、私の経験した仕事は生産から販売までですが、いまさらのように食の安全が叫ばれている現状を見て、なんと間の抜けた話だとあきれるばかりです。

なぜなら、食の安全・安心は人間の生活の基本であり、こんなことはなされていて当然の話ではありませんか。

また、生産者のごまかしも日常茶飯事のようにマスコミをにぎわせ、生産者が悪者と言われていますが、よく考えるとこれもまたおかしな話です。

なぜなら、生産者は消費者の要望する物を一生懸命作っているだけだからです。

このように一方から見ただけでは解らない仕組みも反対側から見るとちょっと違ったまさに景色となります。

これを少しでも説明できるなら幸せと考え、また、本文を読んだ人の食生活がよりいっそう豊かになればと考えメルマガを発行する次第です。

■ 裏口にこそ真実があるんです。

さて、たまたま私の選んだ創業23年になる食肉の業務用卸売りは、裏口から『毎度さんでーす』と外食店へ出入りする納入業者です。

これがとっても面白い仕事なのです。

そこには店の気配りや店主の意識の高さなど、まさにお客様として表玄関からの出入りではうかがい知ることのできない本音の部分がいくつも出現しているからです。

しかも、愉快な事に当事者はそれにまったく気がついていません。

しかし、違った角度から見ると景色が変わりそこにもまた外食産業繁栄の方法が幾つも存在するのです。

これらを繁盛へのガイドブックとしてHPに書き連ねその証拠に、またそこに法則があるなら、それを知りたいと考えているのです。

私達はすべてが消費者・生活者です。その立場からみても外食業の裏側には、興味をそそられると考えてのメールマガジン発行です。
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【北海あいがも】の、「北のブランド2005」認証

北のブランド2005マーク.jpg

北のブランド 北海あいがも.jpg 認証の楯

今年に入ってから申請していた弊社の合鴨ブランド『北海あいがも』が、札幌商工会議所より【北のブランド2005】として認証されました。

自分たちの作った商品が、世間から認められたようでうれしいものです。まだそんなに売れていませんが。(笑)

そうは言っても、先月くらいから売っている自分たちも驚くくらい売れだしました。ありがたい話しです。これで売れ行きに勢いがつきそうです。

この「北のブランド2005」というのは、北の企業が生んだ優れた「モノ・ワザ」を、札幌商工会議所が「北のブランド」として認証したものです。

【北海あいがも】の認証は以下の理由によるものです。

[認証のポイント] (認証カタログより)
生産・加工・販売の全ての工程において、三位一体責任で取り組んでおり、その管理体制の徹底から品質に対する評価がひじょうに高い。
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趣味

ゴルフで一緒に回った人から、交流会で趣味を聞かれたました。その続きです。

「岩井さん、お酒は飲みますか」「いいえ飲みません

実は、病気をきっかけとして、それからお酒は飲まなくなりました。もともとお酒を美味しいと思って飲んだことはなく、お酒を飲まなくなるのにそれほどの抵抗はありませんでした。

「タバコは吸いますか」、「いいえ、吸いません」。

思春期の頃、ほとんどの人は喫煙の経験というか、いたずらはあるでしょうね。しかし、私は口にくわえたことも有りません。『なんでタバコを吸いたがるのだろうか』と、覚めた目で見ていましたね。

「じゃぁ、競輪は?、競馬は?、パチンコは?」と立て続けに聞かれたのですが、「いいえ、全部しません。どちらかと言うと嫌いですね

この件に関して白状しますが、やれば面白そうです。はまると困るのでやりません。これが正解です。
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ゴルフの交流会で趣味を聞かれる

今日はお客様のゴルフコンペでした。

ゴルフで一緒に回った人から、交流会で趣味を聞かれました。

「岩井さん、お酒は飲みますか」「いいえ飲みません

「タバコは吸いますか」タバコを吸うのは趣味とも思えませんが「いいえ、吸いません」。

「じゃぁ、競輪は?、競馬は?、パチンコは?」と立て続けに聞かれたのですが、「いいえ、全部しません。どちらかと言うと嫌いですね

あきれたように「マージャンはしますか?」と。「出来ますが、しません」。ここで、会話は途切れるのです。

きっと『面白くもなんとも無いやつだ、』と思われたに違いありません。

あとは聞かれませんでしたが、魚釣りは嫌いで、野球観戦もサッカーも嫌いですね。ゴルフでさえも、仕事絡みでは参加しますが、いまは積極的にしていません。

心の中で『そういえば、私の趣味はなんだろう』と自問自答しますが、これと言うものは出てきませんね。

これも心の中で、『あえて言えば、仕事かな』。趣味を楽しいものと考えるなら、今はそうなるかな。

これを言うと、誰と話しても浮きそうなので、聞かれてもほとんどの場合答えませんが、実はそうなんです。

なぜなら、仕事は私にとって遊びでもあり、最高の賭け事でもあります。
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脱税の協力を断りきれるか

創業時の話ですが、気前よく現金で買ってくれる仕出屋さんがありました。

1円でも売上が欲しい創業時のこと、現金売上のお客様は神様にも思え、丁寧にお付合いをしていたのです。

ところが半年くらい経った頃でしょうか、先方から納品伝票を2枚に分けて欲しいと依頼がありました。

最初はその意味も解らず、言われたとおり、1、2年はそのような状態が続いたでしょうか。税理士さんの話しでは、どうも脱税に利用しているようだとのこと。

目先の売上を考えるなら、お客様の言うとおりしなければなりませんが、世間は当然ながら、社員もみています。

経営者は世間を敵に回して戦うことは出来ても、社員を敵にして会社運営は出来ません。

この仕出屋さんには、帳簿類はすべておおやけにしているのでとの理由で、二枚の納品書を書くのは止めてもらいました。

お客様は相当のいかりだったのでしょう、以後取引は無くなったのです。

このお客様へは、1ヶ月20万前後の売上があったのでこの減少は痛かったですね。

その他にも、お客様からはっきりと脱税に協力して欲しいと言われたわけではないのですが、話の中でもしかしたらと思われる事が多々あります。

そんな時断固として要求をはねつけるのはかなり勇気が必要です。相手はお客様ですよ。お客様と言えば神様です。その神様の声をはねつけることが出来るでしょうか。

社内では、もしそうだとしてもそれはお客様のことだか棄てておこうと言う意見も有るでしょう。

しかし、いまはお断りしてよかったと心から思っています。

商いは正々堂々とやりたいものです。
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銀行の監視カメラの角度

札幌駅駅北口にある北海道銀行へ行きました。

久しぶりでした。それで、監視カメラをなんとなく見ていたのですが、不思議なことに気が付きました。

角度が変なんです。

銀行は犯罪に巻き込まれる可能性が他の小売より高いと思われます。そんなことからも銀行の監視カメラは犯罪防止上、また強盗にあったときなど犯人を捕まえる捜査の為にも設置されていると思っていました。

しかし、角度が変なんです。あたりを見回すと、かなりな数の監視カメラがあります。当然ですが。

その中のカウンターの監視カメラなんですが、3台がお客様を見ているようには思えません。

どうも、行員の方、特にお金を扱う女性行員の方を向いているのです。

これって変です。

なぜなら、仮に現金をポケットに入れる心配をしているなら、銀行は毎日現金を1円単位まで合わせるので、すぐばれます。すぐばれるようなことをする人がいるはずもありません。

そう考えると監視カメラなんて不要です。

では、行員の仕事振りを監視しているのでしょうか。これも考えられません。

銀行の窓口は、後ろからは上役、前方はお客様からと、衆人監視の中で仕事をしています。そんな中でサボるものもいるとは思えません。

あれは、何のための監視カメラでしょうか。

上司から仕事を見られるのはまだ解りますが、その他にお客さんや同僚、これでも足りずに監視カメラからも見られながら仕事をする銀行員の窓口という職場は、ストレスの最も多い職場と言えますね。
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官庁にもすばらしい人がいる

北海道に岩見沢市という町があります。

今回の話は、そこにある知的障がい者更正施設・岩見沢清丘園さんの話しです。(清丘園さんを官庁に含めてよいかは議論の余地ありです)

コウライキジ.jpg

清丘園さんではコウライキジの飼育を行っています。園長先生のお話では「園の自立のためにも、雉の飼育を拡大していきたい」とのこと。初めてお邪魔しましたが、すばらしい理念と運営に感動しました。

コウライキジの飼育場や孵化場を案内していただきましたが、何人もの園生が生きいきと作業をしています。

現在コウライキジは年間5,000羽出荷していて、来年は7,000羽の生産を計画しています。

肉屋が雉肉は売れないとは言えません。なんとしても、販売面の協力をしたいと心に誓って帰社しました。
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貧相な顔が目に浮かぶ

毎日を粗末にしているつもりはありませんが、今日ほどすばらしい一日というのもそうあるものではありません。

一つ目。

ここ数年中国産の合鴨は日本に入っていません。つまり輸入していないんですね。

しかし、そのことをご存じないある人が、北海道庁の環境生活部生活文化・青少年室生活振興課に、アイマートでは自分の所で作った合鴨に輸入の合鴨を混ぜて商品を作り、国産で売っていると電話か投書か解りませんが密告があったとのこと。

それで、道庁と空知支庁の職員が4人で調査に来ました。

積極的に、帳簿を提出し頼まれもしないのに、すべての冷凍庫・冷蔵庫に入ってもらいました。

結論は、もちろんそんな手の込んだいかさま商品は作っていませんが、それより振り回される北海道庁の職員が気の毒でしたね。

もっとやらなければならない仕事や、緊急性が高い大事な仕事があるはずです。

私のほうはと言うと基本的に歓迎です。一度税金で国に支払ったお金を使って、社内調査をしてくれる。これって社内の風通しと社員の緊張感のために大歓迎なのです。

これほどの、税金を取り戻す絶好の機会というのはめったにありません。

それはともかく、さてどんな人が、証拠も無い有りもしないことを言っているのかと、想像をめぐらせましたが、貧相な顔が浮かぶだけでした。

二つ目は別項で書きます。
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