トリノ冬季五輪閉会式

いまトリノ冬季オリンピックの閉会式を見ています。

総てから開放された笑顔、笑顔、・・・また笑顔。

トリノオリンピックが始まる前のインタビューでの答えは「オリンピックを楽しんできます」。

こう答える選手がほとんどでしたが、この閉会式までは決してオリンピックを楽しむという気には、なれなかったはずです。

しかし、閉会式ではほとんどの人たちが心からオリンピックを楽しんでいます。

厳粛な中で進められる準備された雰囲気を持つ開会式も良いものですが、私はこの閉会式が大好きです。

なんといっても平和の象徴、人の笑顔しか、そこには無いのですから。
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フィギュアスケート 荒川 金メダル

やりましたねぇ~、

荒川静香金メダルです。

いままでの苦しみから一気に放たれたような感覚になりました。

テレビで見ているスタート前の荒川さんの異様に緊張感のある顔が、踊り終わるとこれほど人間の顔は変わるものかと思うほど穏やかでにこやかになります。

気を付けて見ると他の選手も同様でした。

そうりゃそうですよね。

これから勝負に望む選手が、そのような顔をしていなけりゃ、勝てるはずはありませんものね。

社内でも、仕事の出来る社員は、間違いなく顔つきが違いますね。

若くして入社し、最初は右も左も解らない状態から、10年以上経つと、きりっとして自信の持った顔つきに変わってくる。

これを見るのが何より楽しみです。

なんにしても荒川選手、おめでとうございます。

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オリンピックのメダル

オリンピックの始まる1週間前に、「日本はメダルを2個しか取れない」と、話しているテレビのコメンテーターを見て、『そんな馬鹿な』と思ったものです。

しかし、それさえも怪しくなっていきましたね~。

日本人なので、日本を贔屓目に見るので、どうしても甘く考えてしまいます。

とくに、スノーボードは、もの凄いと思っていましたが、アメリカは女子でもとんでもないことを平気でしているように感じます。

開会式には、感動したんだけどなぁ~。
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トリノオリンピックに込められる平和への願い

痛いほど伝わってくる平和への願い。

それがトリノオリンピックです。

見るつもりではなかったのですが、たまたま目が覚めてしまい、トリノオリンピックの開会式を見ていますが、まさに平和の上にこのイベントが成り立っているなと、つくづく感じますね。

いまちょうどオノ・ヨーコさんが、メッセージを読み上げていますが、真っ白い服と白い帽子。

似合うかどうかは別にして、平和の祭典にはぴったりの人ではないでしょうか。
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昨日は千歳でBSE発見

昨日だったかな?

北海道の千歳の牧場で、1頭の牛がBSEに感染して死んだとニュースに出ていました。新聞によると遡って同じ餌を食べた牛探し出し屠殺処分にするようです。

よかったですね~。日本はトレーサビリティ制度が整っていて。

ところが、明日にも米国産の牛肉が輸入解禁になるんです。解禁になったとしても全国に商品が届くのは来春以降になりますが、これで、みんな良かったとなるのでしょうか。

生後20ヶ月以下の牛だけ輸入するのですが、この米国産の牛には日本のトレーサビリティのような制度は整っていません。

単純な疑問ですが、日本の牛には行き過ぎるほど厳しい基準を作り課し、輸入は20ヶ月未満とは言っても正確ではない状態のものを輸入させるという。

これは、一つに商品に対して二重の基準がある状態です。

しかも、共同通信社の世論調査によると75%が米国産牛肉を食べたくないと言うではありませんか。

最終的に決めるのは消費者ですから、難しく考えるなと言われそうですが、おかしいと思う気持ちは抑えられません。。

外食店では売上トップの牛丼屋さんだけが、最初から大賛成のようです。

スーパーに米国産の牛肉が並んでも、消費者は買わないと容易に想像付きますが、その牛丼屋さんが今後どうなるか。消費者は並ぶのか興味のあるところです。

それにしても、政府は日本人の食に対する安全・安心を守る気はあるのでしょうか。
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日本人と欧米人の味覚

昼は鴨せいろそばと鴨ねぎそば、夜は鴨南蛮と鴨せいろを少々。あっ、あと鴨つくねを1本。

今日の外食は鴨一食で、同じようなメニューになりました。

さすがに続けてこんなに食べると、もうしばらく食べたく無いですねぇ~。

東欧へ旅行した時も、同じように鴨料理の連チャンでしたが、洋食で鴨の連チャンは無理でした。なんたって臭いんです。料理した後もですよ。

考えて見るに、日本人の味覚は敏感です。

なぜ敏感か考えたのですが、日本人はご飯を食べますよね。これが理由では無いでしょうか。

他の国は、米の料理には調味料を入れて作りますが、日本人は米をご飯とします。ほかに特別味を付けなくても、ご飯としての味は解ります。

しかし、チャーハンは元のご飯の味は関係ないですよね。

欧米人は元々狩猟民族ですから、野生の動物を食べる時には、調味料付けにして料理しますが、日本人は農耕民族です。

この辺が敏感な舌を作り上げてきたと考えていますが、どうでしょう。
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ソビエト連邦の崩壊と日本の官僚システム

旅行をした国で、一番好きところはどこかと聞かれたら、バルト三国と答えます。

そのバルト三国、リトアニア、エストニア、ラトビアがソビエト連邦から独立したのは1991年です。

また、19991年はソビエト連邦崩壊の年でもあります。

もう14年前のことですが、世界中が大騒ぎしたことを覚えています、私個人は案外冷静にこれからどうなるだろうかと自分なりに整理をしていましたね。

で、二つの答えを出しました。

まず一つ目です。

ソビエトと言えばコルホーズ、ソホーズです。たしか社会の授業で習ったことがありますね。

これらは協同組合です。ここから導き出した結論が、日本国内の、生協、農協の経営が駄目になるだろうと言うものです。

少々強引な結論でしたが、その後、生協の経営は傾き『あっ、当たっていた』と、ちょっとした自慢でもあります。

もう一つは、共産主義をどう見るかのなかで、私は官僚国家である考えていました。

つまり、官僚国家が崩壊したのは官僚の非効率な国家運営であるという結論から、日本の官僚、つまり公務員も将来きっと厳しいことになるだろうと言うものでした。

そのときから、周りの人には「これから就職するなら、公務員は止めた方がいいよ」と、言っていたものです。

いまから7年ほど前公務員になると辞めていった社員に「これから公務員には大変な時代が来るよ。その辺を考えないで職を替えると後悔するよ」と言って送り出しました。

なんと、その人が公務員を辞めて面接を受けに来たのです。当時の私の言葉を覚えていましたね。

日本の人口が減り、借金だらけの国や地方治自体は税金を上げようとし、また、住民に対するサービスの質を下げようとしています。

しかし、国民たる我々は、公務員だけ給料や待遇が良いままでは納得しません。自らが真っ先に模範を示さなければ協力もしません。

国や地方時自体が、いまの状況を強引に押し進めるなら、国民や住民は、公務員システムを打ち壊すクーデターを起こし、ソビエト連邦が崩壊したと同じことを起こそうとするでしょう。

むろん平和的にですよ。
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クロアチアはサッカーが国技

セルビア・モンテネグロ、クロアチア、ハンガリーから帰ってきて1週間。

やっと時差ぼけも直ってきました。

今日は嬉しいメールがあったので。

クロアチアの通訳となった人は日本人ですが、クロアチアのことを実に良く知っていて、どれほど助かったことか。

なんでそんなに詳しいかと言うと、この人長束恭行氏はサッカーが好きで、クロアチアのサッカーHPに命をかけています。

その彼から、今日メールが来たんです。

で、ブログをやり始めたとのこと。(クロアチアでブログを先輩づらして、ちょっと勧めてみました)

このブログが見事で、7月1日から始めたのにカウンターは2331です。それも見ている間に上がっていきます。

私はサッカーは見ません、と言うよりどちらかというと嫌いなスポーツなので良く解りませんが、アクセス数を見る限り、きっとすごい人たちと知り合いなんでしょうね。

長束さんは好きです。

よって見てください。

ブログは⇒ クロアチア・サッカーニュース
クロアチアのザグレブに在住する長束恭行が、クロアチア国内のサッカー情報を紹介するブログです。

HPは⇒ クロアチアに行こう!!
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世界の憧れ、日本女性の黒髪と黒い瞳

今日からハンガリー・ブタペストですが、フォアグラを食べようと目を皿のようにメニューを見ますが、これがなかなか見つけられません。

東欧旅行で、前回も前々回も思いましたが、不思議なことが幾つか有ります。

一つ目は、東欧は東から西へと国を移るにしたがい、だんだん明るくなっていくことです。

人の表情や街の雰囲気すべてがそうなっていきますね。ハンガリーはほぼ西欧の雰囲気です。

そんな中でも女性のファッションは特に明るさを感じます。それもめちゃくちゃ。目のやり場に困ってしまうようなことが頻繁におきます。

今回は夏だからなおさらでしょうか。

もう一つの不思議なことです。

カフェでコーヒーを飲みながら、ぼや~と通りを見ていると、東欧は何でこんなに色々な人種がいるのかと思いますね。

全部観光客とも思えません。セルビア・モンテネグロでもクロアチアで同じでした。

色々な人種がいるということは、相手を認めなければ社会が成り立たないはずなのに、なんで戦争はおきるのでしょうか。

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行きつくところは大国の横暴

今日もクロアチアです。

クロアチアは旧ユーゴスラビアから独立しました。

1990年の独立戦争は、ユーゴ軍に放火を浴びせられたのですが、1992年に独立を果たしました。

内戦も起き、その傷跡が残る町並みを、今日見てきました。

10年を過ぎてかなり復興しているとはいえ、砲弾のあとが今も残る家を見ると、戦争の悲惨さを感じます。

傷跡も生々しい家には、そのまま人が住んでいます。

クロアチア人はセルビア人を嫌っています。それは、旧ユーゴ軍はセルビア人だったからです。

クロアチアはセルビアから攻められたので、セルビア人を嫌い、セルビア人はアメリカの空爆を受けたので、アメリカを嫌っています。

クロアチアに限らず国境を接する国はいつもいがみ合っていますが、日本も例外では有りません。

他所の国を見て、なぜ日本人は韓国に嫌われ、中国は靖国神社の問題をあれほど気にするのか、良く解ります。

加害者は、被害者の心に残った傷跡を振り返りたくはないかもしれませんが、被害者になったほうは、個人なら何年も、国なら何世代もその怒りは消えることがないのです。

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