好かれる日本になるためには

人に好かれるのは難しいけれど、嫌われるのは簡単ですね。

アメリカが地球上の国で、一番嫌われている国だというのは皆が認めるでしょうが、では、好かれている国はどこだと思いますか。

 

これで東欧というか、旧共産圏を訪問した国の数はセルビアで11ヶ国目です。

少なくとも東欧で日本人は好かれています。

アメリカが嫌われる理由も、日本が韓国、中国を含むアジアから嫌われる理由も根は一つです。

それは、その国へ攻め入ったからです。

最近日本は、アジア以外へは軍隊を派遣して人を殺していません。そう考えると今回のイラクへの自衛隊派遣は心配な所です。

軍隊としての自衛隊派遣ですから、嫌われて当然で、同じことを民間がすると、めちゃくちゃ歓迎されると考えるのは、私だけでしょう。
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セルビア・モンテネグロ ベオグラードから

今日からはセルビア・モンテネグロです。

この国を、正確に言える人は何人いるでしょうか。

元はユーゴスラビアと言いましたが、今は分裂して5ヶ国に分かれた一つの国です。

しかし、詳しく言うとセルビア・モンテネグロも一つの国ではなく、セルビアとモンテネグロという二つの国の連合国家なんです。

なんて、解ったようなことを書いていますが、機内でHPから取り寄せた資料を読みながら覚えたことでした。

旧ユーゴスラビア関係で日本人がすぐ思い浮かべられることと言えば、サラエボオリンピック。コソボ紛争。ボスニア・ヘレツェコヴィナ紛争。クロアチアがサッカーで有名なことくらいかな。

もって行った資料を読めば読むほど、わけが解らなくなってきました。

それはともかく、やたらと紛争が多い国で、かなり危険だと言うことは理解できました。しかし、今回行く主要都市はまずは安心だと言うことです。

今日が初日、どんな国で、どんな料理を楽しめるか興味しんしんです。
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腐敗の温床、権力の傘の下

幾ら小さな会社の社長でも、社内ではそれなりの権力を持っています。(小さな声で言いますが、私もです)

ほとんどの零細企業の社長は、こじんまりした権力でも、3年、5年、10年と、年数を重ねるにしたがって、その権力を通常の自分の力と過信していきます。

それが身につくと、行為、行動は、不遜になり、横暴となって最後は裸の王様となっていきます。

ローマ法王ヨハネ・パウロ二世が死去しました。

今日の新聞はかなりの紙面を使いそのことを報道しています。

過去に話した言葉を読んでいると、すばらしい人だったんだとあらためてその偉大な業績に、感心しますね~。

それに対してコメントできるものでは有りませんが、一つだけ。

過去に遡り、自分たちの行いを反省しているのには、いちばん驚きました。

世界でもっとも大きな権威を持つ団体。それもそのトップが、素直に過去の行いを反省しているのですから。

これを自分の身の回りに置き換え考えると、政治家、官僚、大企業のトップ、等々続く失脚に、「なぜ?」という疑問の答がここに有るような気がします。

小心者社長も、長くそのいすに座っていると、やぶれ傘の権力と言えど、傘の下はときに居心地の良い場合も有ります。

例えば、お金の心配の無い社長とは、実に居心地の良いものです。

権威の伴わない権力は、内から崩壊することを知らなければなりません。

偉そうなことを行っていますが、自戒の念として。
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