オスはこのようにありたい

オーストラリア、ヘレンのサフォーク雄.jpg
ヘレンの牧場、サフォークの種雄

ヘレンの牧場に関しての記事は、こちら

人間以外の動物のオスは、風格がある。

これはたかが羊(ひつじ)。しかし、たかがと言うなかれだ。なかなかに風格がある。

まず、面構えが違う。
立ち方に落ち着きがある。
歩く姿に美しさがある。
走る姿には力強さがある。

鳴き声は・・・そういえば鳴かなかった。
そう、簡単に泣き言は言わない。(ちょっと違うかな)

人間のオスたる私も、このように有りたいと思ったヘレンの牧場の羊たちでした。
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オーストラリアの話・・追加

10月6日 pm

サフォーク購入、最後の牧場訪問。

前2ヶ所の牧場が良かっただけに、牧場全体の雰囲気はちょっと落ちるかな。でも、気さくなおかあちゃんがてきぱきとめん羊をさばく。

ちょっと落ちるとは言っても、ここの羊も日本ではお目にかかれないような立派なめん羊だった。

おかあちゃんは魅力的な女性で、羊を説明する時は番号も見ないで種雄の説明などもする。

たぶん1頭づつ顔を覚えているのだろう。

それだけに、輸入後は絶対大事にしようと決意を新たにしました。
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風格のある種オス

10月6日 am

今朝は昨日のヘレンの牧場を再訪問。

今日は昨日見ることのできなかった、まだ母親から離していない仔羊を親子で見ることができました。

こちらにとってはもっけの幸い。なぜなら仔羊ではその物の良し悪しがなかなか解りません。しかし、親を見ることによってある程度は想像できますよね。

そういえば昔のことわざに『嫁をもらうなら親を見てもらえ』と言うのが有りましたね。羊と人間をいっしょにしちゃ怒られるかな。

さて、サフォーク協会の役員もしている彼女のサフォーク種はさすがに体も大きく伸びもありそれはそれは見事です。

購入予定の羊を選んだ跡、15分ほど異動しヘレンさんの別の農場の種オスを見せていただいた。3頭とも写真を見ていただきたい。

オーストラリア、ヘレンのサフォーク雄1.jpg

風格と言うか、威厳と言うか、男のしるしも立派で、ん・・・・お見事。
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ヘレンさんの牧場から20頭くらい購入予定

オーストラリア、ヘレンの牧場.jpg

10月5日 pm

午後から、明るく大きな声で笑うヘレンさんの牧場を訪問。

ここはサウスオーストラリア州。

彼女は、明るく大きな声で笑うのが魅力的でしたね。

ヘレンさんの性格そのままに、牧場の建物全体が濃いグリーンに統一され、ゴミ一つ無いほど整理整頓され、すがすがしい実に雰囲気のある牧場です。

牧場開始から、まだ4年ほどしか経っていないとのこと。

整然と整理された羊舎内の綿羊も、実に元気で跳ね回っていました。

オス5頭とメス11頭に印をつけてきました。

購入予定のめん羊は、全頭血液検査をして、購入予定まで数を絞り込みます。
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たかがめん羊、されどめん羊

10月5日 am

今日から、いよいよ自分のサフォーク種を撰びます。予定は3農場から雄2頭、雌70頭。

北海道サフォーク牧場の、記念すべき最初の羊を購入する牧場です。(ちょっと気負いすぎかな?)

エチューカから二日あわせて10時間ほどかけ、サウスオーストラリア州ブロウグトンロッジ牧場へ付いたのですが、もうへとへとです。

でも、羊を見ると元気が出ます。

同行のM氏のポルドーセット種購入牧場を3ヶ所訪問後の、4ヶ所目のめん羊牧場訪問ですが、ここは最高に家庭的な雰囲気で迎えていただきました。

ダッフィールドさん経営者夫妻と息子さん。それにおじいちゃんとおばあちゃん。

オーストラリア1回目の牧場.jpg

おばあちゃんは、英語のわからない私に羊のことを一生懸命説明してくれるんです。

羊と5人くらいで写った昔の写真を持ってきて見せるんです。

『この羊は大きかったんだよ、150kg有った』とか。その説明する姿には、言葉は解らなくても人柄が伝わってきて、なんかじ~んときましたね。

家族の私への接し方をみても想像できましたが、ブロウグトンロッジ牧場は丁寧に運営されていてやはりめん羊はすばらしい物でした。

明日、種オスのセリを牧場内でするとのこと。写真を見てください(帰国後)、それはそれは素晴らしい羊です。

ここから、雌28頭と雄9頭を選びました。

これで4軒目の牧場回りですが、毎日綿羊や農場を見ているとある種のルールを感じますね。

飼育する人次第と言うか、牧場主の性格がそのまま羊の良し悪しまで繋がるようです。

ちょうど昼時だったのですが、ダッフィールドさんではサンドイッチやサラダ、コーヒーなどの飲み物、果物を用意してあり、家族総出でもてなしていただき感謝感激です。

この牧場では40年ほど前ですが、おばぁちゃんが現役の頃、北海道に綿羊を輸出したそうで、歴史のある、また風格のある綿羊牧場です。
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私は始めてのオーストラリア訪問

10月4日

今日、午前中に訪問した牧場は、ポルドーセット種の綿羊主体で4000頭飼育していると言う。驚いた、さすがオーストラリア。ちなみに北海道で登録された綿羊は5000頭くらいとのこと。

M氏はその中から雄3頭と雌27頭を選んでいた。

当たり前ながらめん羊牧場専業のM氏の羊を見る目は真剣そのもの。7時半から始まった羊の選択が終了したのは12時。これだけでもどの程度の真剣さか解ると言う物です。

私にはどれも同じに見えますが、見る人が見ると違うようです。

日本からの同行者は、オーストラリア訪問が2回目の白糠のM氏と札幌のN氏。あとN氏の通訳さん。

そのN氏が行く前から、ある牧場からは買うのは止めた方が良い言っていた牧場訪問が、なんと今日の二つ目。

何で嫌うか行くとわかりましたね。とにかく羊の扱いが悪い。親がいまいち。

簡単に言うと牧場は手入れされていなく親は汚れています。

ここから30頭選択する予定が、M氏は雄雌合わせ、撰んだのは15頭かな。

おかげで、ポルドーセット種の牧場訪問が2ヶ所増えたので、メルボルンからシドニー訪問の飛行機をキャンセルしなければなりません。

でも、せっかく来たのですから、途中で手を抜くことはできません。
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オーストラリア/インタネットに繋げない

今日は10月4日。

いましがたホテルに到着。

『やったぁ~、とうとうインターネットに繋げない』

電話線が抜けないんです。むろん直にインターネットにも繋げない。そこで後でと言うことで。

今日は、オーストラリアは大きいと言うことを実感した一日でした。

午前と午後の2回M氏のポルドーセット種選択に同行。ここまでは想定内というか予定の行動でした。

しかし、午後4時頃予定の仕事を終え現地仕入業者のS氏「今日中にエチューカから、明日訪問する牧場のあるアデレードへ向かう」と言うのです。

私は『あっ、そう』と軽く聞き流していましたが、続けてS氏の話しでは「異動にはだいたい6時間かかりますね。到着は11時になります」と。話はむろん英語ですが。

午後4時から6時間も異動するとは、オーストラリア人はなんという働き者と思っていましたが、M氏の話ではS氏の働き方は例外かも知れないとのこと。

で、4時15分に出発。

途中10分の休憩と、夕食40分を挟んでアデレードへ付いたのが、夜中の12時05分。走行時間はほぼ7時間。

その間フリィーウェイの発達したオーストラリアの国道を、平均時速110㎞で走るのですからいったい走行距離はいくらになるのやら。

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ここはエチューカっちゅーか

さて、本日はVIC洲ECHUCA(エチューカ)。

メルボルンからかなり時速120km平均で2時間くらいの距離。感動しましたね、さすが羊の国。メルボルン郊外から永遠と続く家畜用の柵。

居るは居るは、牛や馬、羊に和牛(これ本当です)、他にもラマらしき物、ダチョウかエミュ解りませんが柵の中に居るんですよ。

でも、カンガルーは見ていません。

9時に出て11時過ぎに目当てのめん羊牧場へ到着。

今日は白糠M氏が買うポルドーセット種のめん羊を選ぶ日です。あっ、明日もです。

真剣に選んでいる写真をここに載せる予定でしたがどじっちゃいました。で、写真は帰国後と言うことで。

オーストラリアは人口2000万人。そこに人口より多い羊が1億頭飼われているとのこと。ポルドーセット種の立派な雄の印を見て感動しましたね。さすがは羊大国。

ところで、どじっちゃった話しですが、実はデジカメからPCまでの接続ケーブルを忘れてきました。いつものことですが、何かしら忘れてきますね。

でも、パスポートはまだ忘れたことはありません。出国できていますから。[^^]
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これはビーンだ。

今回のオーストラリア旅行で、一つ大きな失敗をしました。

オーストラリアは、検疫の厳しさが有名で、特に動物や肉類は持ち込み厳禁で、果物なども絶対持ち込ませないんですね。

それは知っていたので、食べ物は荷物には持ち込んでいません。

というか、そう思っていました。「はい、全部弁解です」。単純に忘れていました。

他所の国には無いのですが、オーストラリアは降りる時も荷物全部をX線検査をするのです。

で、私は呼び止められ、「荷物を出せ」と。

いつもなら英語の出来ない私は立ち往生するのですが、今回は白糠のM氏がそばに居るので安心でしたね。

でも、検査官は「何か食べ物を持っているだろう」と執拗に食い下がってきます。食べ物は無いはずなのに。

ところがあったんです。『納豆』が。

そういえば前回、外国で無性に納豆が食べたくなったので、今回初めて納豆を4個入れていたのですが、それを忘れていました。

検査官は納豆のビニール袋を覗きながら「これはなんだ?」と。

白糠のM氏は納豆をどのように訳したのでしょうか。何回かのやり取りがあって最後は「ビーン」と。

検査官は「ミートは入っていないのか」と言いながら袋を強く抑えこすっていました。

袋が破れたら、納豆の強烈な匂いがするはずで、日本人でも大阪の人は食べませんよね。ましてや外国人には理解できないだろうなと、かなり不安でしたね。

覚せい剤を持ち込んで、調べられる時もこのくらい不安になるのでしょうか。

「ビーンならOK」。

助かった。

が、今日は一緒にいった皆に物語を作ってしまいましたね。一生言われそうです。
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メルボルンには羊の料理が少ない

オーストラリアのメルボルンは日本との時差が1時間で、いまは午後5時半。日本なら6時半ですね。

先ほどダウンタウンで羊の料理を食べてきました。

オーストラリアと言えば、カンガルー、牛肉、めん羊を思い浮かべます(私は肉屋ですから)。

で、どこにでも仔羊料理があるものだと、簡単に考えていましたが案外少ないですね。

それも、メニューの数も1品か2品しか有りません。しかも、価格もけっして安くは無いのです。

地元のスーパーへ行ってみましたが、日本より高いくらいです。どんなことになっているのでしょうか。
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