この実は何?

くるみ.JPG

さて、この実は何でしょう。

原産地は日本やロシア東部で、山や川原に自生する落葉高木樹。

木の高さは8mから20mにもなり、硬い実をつけます。

で、それがこの写真。

身の大きさは2から3センチくらいでしょうか。









正解はクルミ。漢字で書くと胡桃。

この胡桃の木、北海道サフォーク牧場造成場所に自生しているのです。10本くらいかな。

邪魔なので倒そうと思ったのですが、それはいつでもできるかなと考え直しました。

ところでこの胡桃の実、どうしよう。

私も綿羊も胡桃は食べません。[^^]
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危機一髪

いつものようにブルドーザーで聖地作業。北海道サフォーク牧場の中央放牧場を整備中の出来事。

そこまでは順調だったんですが、バックをしているときです。事件は起こりました。

左側に気を取られ、ひょいと右側を見ると、なんとなんとキャタビラーが半分空中に浮いているでは在りませんか。

ブルドーザーは空を飛びませんよね。[^^;;

『危ない!』と前進にギアを入れ替えました。

あとから考えるとこれが悪かったんですね。なんと、左側の路盤も崩れ排土板、つまり前方がほぼ直立に立ち上がってしまいました。

そのまま、ゆ~~~くり、ぐら~っと真後ろに倒れ始めたのです。

短い時間ですが、人間って色々なことを考えるんですね~。いや、笑い事ではありませんが。

一番先に考えたのが『ブルドーザーがひっくり返ったら、運転手は下敷きになり死ぬそうだ。私もこのまま死ぬんだろうなぁ~』とか。

『いやぁ~、体がぺちゃんこになるから、痛いだろうなぁ~』とか。

『まてよ、真後ろにひっくり返るのだから、右横に飛び降りよう』とか。

そう思ったとき、こんどは車体が右側へ振れ倒れ始めました。

『ここで飛び降りたら、ブルドーザーが仰向けになる前に、かわせるだろうか?。いや、待てよ右側へ倒れているのだから危ない、座席の後ろに飛び降りよう』と、やろうとしたそのとき、ちょうど横倒しのままで止まったのです。

ほんと、時間にして15秒くらい。実に色々なことを考えるものですが、でも体は動きませんでしたね。

体が動かず飛び降りなかったので、助かったのかもしれませんが。
   [^^;;;;

でも、横倒しのまま車体は止まっても、キャタビラーは前へとガラガラ動いています。

『落ち着け落ち着け、よし降りよう』と、前進のギアをニュートラルにして、キーを操作し、エンジンを止めたのです。

社員の一人が転倒の状況の一部始終見ていたようで、青い顔をして飛んできましたが、まぁやれやれです。

降りてみると、ブルド-ザーは細いキャビンの鉄柱に支えられ、真横より少し仰向けになっています。

でも、返す返すも残念なのはブログ用の写真を撮っていなかったことです。

落ち着いているようでも、そのときはやっぱり動転していたんですね。

我ながら情け無い。

でも、運が良かったです、助かったので。いや、事故を起こしたのだから、運が悪かった?。

んん・・・・、いや、ヤッパ運が良かったですね。今こうやってブログを書いています。つまり、ブログのネタも出来たことだしと、前向きに考えることにします。

いずれにしてもこの運が切れたら大変、もっと慎重に仕事をしなくっちゃ駄目ですね。
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頭にゴン

ゴン!』、鼻血がボオァ~っと、出た!ではなく出そうに。

そのとき午後からブルドーザーに乗って、北海道サフォーク牧場予定地を整備していたんです。

昨日の豪雨も乾きはじめ、鼻歌こそ出ませんでしたが、順調に抜根を片付けていました。そのときです、頭に森の神様のげんこつか?。

一瞬何が起きたのか、判別できませんでした。ただ、頭がクラクラ~~~っと。

で、ブルドーザーは、フラフラ~っと前へ。[^^]

なんと直径10cm・長さ50cmほどの枯れた丸太が、頭の上に落ちてきたのです。

幾ら枯れているとはいえ、相手は丸太です。丸太ですよ、いてぇ~のなんのって。

青々と茂った木を倒すので、森の神様が・・・と、一瞬よぎりましたが、そんな馬鹿なと。

じゃぁなんでこうなるの?

そういえばブルドーザーのキャビンが壊れたので、修理するためそっくり外していたんです。忘れていました。

いまムチ打ち状況で、首をまわすのに不便をしていますが、まぁいいっか、折れていないようなので。
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サフォークのトレーサビリティシステム

このブログのお題は『e-肉店アイマトン社長日記』で、これからも解るように私は肉屋を経営しています。

ブログでは仕事の話は少なめですが、でもたまぁ~にということで。

サフォークの飼育は一昨年からですが、一連の計画の中で、せっかく飼育からやるなら飼育の履歴をきちんと整理しようと決めていました。

トレーサビリティシステムですね。

そのトレーサビリティシステムに、今年の春から少しずつ入力していたんですが、やっと全部入力することが出来ました。

今日現在の登録頭数は134頭です。

ということで、北海道サフォーク牧場のトレーサビリティシステムを紹介しますね。

システムの項目には、販売形態や出生後の状況、飼料の状態、管理状況など、できるだけ詳しく書いてあります。

また、直接予約も出来ますが、購入できるのは外食店様だけです。

一般の方は購入できません。だって、販売の単位は半頭ですから、10kgから15kgぐらいでしょうか。

多すぎますよね。

詳しくは『北海道サフォーク牧場のトレーサビリティシステム』を開いてください。

では。
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山羊の放牧場

我が家は昭和52年(1977年)に建てました。

そのときから、庭の半分に木が植えられ、あと半分の200㎡ほどは芝生になっています。

『凄い!200㎡も芝生の庭があるんだ!』と思わないで下さいよ、家は山の中にあるので、土地はただ同然なのです。

この芝生、見る分には良いのですが、手入れが大変なんですよ~。

まぁそんなこんなで、だんだん雑草が増えて、にっちもさっちも行かなくなったのです。

そこで、山羊です。本年度新入社員の山羊君の出番です。

庭の芝生は山羊の放牧場.JPG

ヤギに雑草退治をさせるのです。

八木君は庭の芝と雑草と区別が出来ません。ぜ~んぶ食べちゃいます。たぶん。いや、絶対。

昨日まで我が家の庭はくたびれた芝生が鑑賞対象でしたが、今日からヤギが草を食べる姿を対象とします。

ところで、写真は二階から撮ったものですが、窓を開けると人慣れした山羊が何かうめ~ものをくれるのかと、私の顔を見て近寄って来るんです。

寂しがりやの八木君、じゃなく山羊君は今晩一晩は鳴き続けるでしょう。

ちょっと、かわいそうかな。

でも、今晩は泥棒も遠慮することでしょうね。

だって、低音で「グッウフェウフェ~」とやられたら、慣れない人には気味が悪いでしょ。

あっ、新聞配達のお兄ちゃんが心配だ。
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サフォークは凛々しい顔立ち

フライスランド種.JPG

綿羊を飼っている人は、二手に分かれるようです。

白い顔の羊が好きな人。というか白い羊が好きな人です。こちらの方が多数を占めるようで、最近輸入される綿羊もその傾向が見られます。

しかし、私はどちらかと言うと、黒い顔の羊、つまりサフォークが好きですね。

 

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♂山羊

やぎIMG_6209.jpg

ヤギ/ウシ目(偶蹄目)ウシ亜目(反芻亜目)ウシ科ヤギ。

写真はザーネン種の♂。昨年の12月生まれで。もう立派なものです。

さて、なぜ山羊を飼うことになったのか。

一つには、綿羊と食べるものが違うから。

綿羊は柔らかい草を好んで食べますが、山羊は硬い草や木の芽・葉を好んで食べますね。

その証拠に、山羊を放牧したら、放牧地内に植えてあった桜の葉を一番先に食べました。

桜餅はあの葉が付いているので美味しい、ということで理解は出来ますが、納得できません。

だって、30本全部ですよ、せっかく植えたのに~。[;;]

そんなことは別にして、この山羊の習性を利用しない手はありません。

これから山羊を50頭ほどに増やし、造成中の放牧地に自生する低木の芽や葉を食べさせる。

また、葦や笹の葉など硬い草を食べさせ、これを退治して、そのあとに牧草の種をまき、草を育てて羊を放牧するのです。

この考えどうでしょう、あくまでも予定ですが。

最後の一つは、やっぱり肉屋ということで、肉にします。

詳細は後日。
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栄養失調かな

ほんとごめんなさい。

もうしませんから、許してください。

これから大事にします。絶対食べ物をやらないとか、しません。

ヤギが痩せて.jpg

昨日放牧してあるヤギを2週間ぶりに見に行ったら、なんとガリっていました。

よく見ると食べられる雑草はきれいに食べつくし、笹の葉も新芽はきれいに食べちゃっています。もう食べるものが無い状態。

そこで、大急ぎで新たな放牧場に囲いを作りそこへ放牧。それがこの写真。

ここには、年内、そう雪が降るまで10頭のヤギでは食べ切れないほどの雑草があり、一安心。

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