ミツバチ

ヤギは雨が嫌いなんです。

昨年放牧地の中に、このような雨よけ用の小屋を作りました。40畳くらい。

思惑通り、ヤギは喜んで雨宿りします。

2009.0420ヤギの雨よけ小屋MG_0716.jpg

今日一年ぶりに中を点検。なんと、頂上に大きな蜂の巣が。

スズメバチにさされると死ぬかもしれないので、逃げることにしていますが、いまは空き家なので安全。

牧場内にはそのほかにも、小さな蜂も沢山有ります。むろん空き家。

それにしても、日本からミツバチが消えそうとは信じられません。牧場内には、そのくらい蜂がいますね。
続きを読む…

スクレーピーに勝つには

牛にはご存知BSEがあり、似たような病気で羊にスクレーピーという病気があります。

もしめん羊牧場の羊が1頭でもスクレーピーに罹ったら、農場の同居羊は全部強制的にと殺されます。

じゃぁ牧場はどうなるか。

父さんと母さん、じゃ無くて倒産。[^^;;

これほどスクレーピーは怖い病気なんですが、治療はできないようですね。

しかし、ひとつだけ方法があります。それがこの写真。

2009.0417スクレーピー検査IMG_0713.jpg

いま私は、検査に出す血液を5cc抜いています。

今日血液を取ったのは102頭。なんせ素人がやるので、二人で6時間かかりました。

これで、我社の北海道サフォーク牧場、お父さんお母さん羊は全部検査したことになり、それによって強い羊だけを飼育していきます。

血液検査では遺伝子を調べ、スクレーピーに対する感受性と抵抗性の強さを明らかにするのです。

こうやって北海道サフォーク牧場では、安全・安心で美味しいラム肉を生産するため、親羊から徹底的に病気に対する管理をしています。
続きを読む…

オーストラリアのかんばつ

オーストラリアの旱魃(かんばつ)は、めん羊牧場に取っては死活問題。

なぜなら牧場に大切なのは餌となる草、これがかんばつで壊滅状態なんです。

最後に訪問したここの牧場では、1年に1cmしか雨は降らないとのこと。日本の雨量を聞いて羨ましがっていました。

2009.0407オーストラリアめん羊牧場DSC_1354.jpg

バギー車で綿羊を集めてくるのですが、ご覧の通りものすごい土ぼこりです。

よく綿羊が生きているなと思うくらい、からっから。
続きを読む…

オーストラリアの夕焼けはでかい

(2009年4月6日)

行けども行けどもこの景色。

オーストラリアって広いなぁ~。

地図を見て頭では解っていますが、実際現地で車を走らせて見ると、まぁ~とにかく広いのなんのって桁違いの広さです。

これは夕焼けですが、日本なら海か山の向こうへ陽は落ちますがオーストラリアは地平線。

北海道でもこうはなりません。

2009.0406オーストラリア夕焼けDSC_1194.jpg

そして今回の夕焼け。

ただでさへ夕焼けってセンチになりますが、今回はオーストラリア。

センチじゃなくメートル級の心に残る夕焼けでした
続きを読む…

やっとラム料理に

(2009年4月5日)

夕食はなんとしても『ラム料理を』と探しに探して、結局このお店へ。(でも名前は書きません。理由は察してください)

それにしても、めん羊の国らしくないですね。ラム料理がなんとも少ないんです。

去年の1月かな、ニュージーランドへ行ったんですが、美味しかったですよ~。

そんなことで、今年はオーストラリア。同じ羊の国なんだから、きっと美味しいラム料理があるはずと期待にムネをふくらませて。

2009.0405メルボルンラム料理IMG_0622.jpg

Lamb Fillets $28.90
Marinated in olive oil,rosemary and garlic,grilled & served woth red waine and pesto sauce.

なんとも、・・・・・・。だから言ったでしょう、店の名前は書けないって。

『うめ~~』は、おあずけみたい。[^^;;
続きを読む…

見返り美人の図

見返り美人 北海道サフォーク牧場.jpg

めん羊の、このようなしぐさはめちゃ可愛いですよ。

見返り美人かな。

白いめん羊は美人に見え、顔の黒いめん羊サフォークは凛々しl男に見えます。

写真のこの白いめん羊は、種類の違う白いめん羊同士、フライスランド種の雌とポルドーセット種の雄を掛け合わせたものです。

ところで本物の見返り美人図(みかえりびじんず)は、元和4年(1618年)生れで、最初の浮世絵師といわれる菱川 師宣(ひしかわ もろのぶ)の書いたもの。

ここで見返り美人の新解釈を一つ。(珍解釈かな)

さて、なぜ美人に見えたのでしょう。

だって、これだけが女性の一番美しく見える姿と言うことはないでしょう。

たぶん作者は、前を歩く女性の後姿を見て『あまり美人じゃない』と判断していたのではないでしょうか。

ところが、誰かに声をかけられ「はい」と、振り返ったその姿。この思いもよらないしぐさにひきつけられたのです。

作者は、最初の期待値が低かっただけに、その姿がとてつもない美人に見えたのです。

私の解釈では、こうなります。

え?、どこからそんな解釈が出たのかって?

実は、私の妻との出会いがそんな感じでしたね。[^^;;
続きを読む…

青目サフォーク

最近のデジカメは赤目帽子装置が付いていますよね。これって、青目もカバーしてくれるのでしょうか。

2009年2月生れのサフォークIMG_0359.jpg

この写真、青い目をしたサフォーク。ではありません。シャッターで綿羊を写すと青いお目めになるんです。

赤目の防止ってどうするのか解りませんので、とうぜん青い目もどうやったら良いのかわかりません。

ちなみに、耳についている青い札は、識別番号札で、今年お産しためん羊は全て青い札をつけています。

きちんとコーディネートできたので、まっいいか。

でも、いまはたと気が付きました。我が家のサフォークって外人なんですよ。

だって、お父さん羊もオーストラリア生まれ、お母さん羊もオーストラリア生まれですから、子供も日本国籍の外国人、じゃなく外国だ羊(よう)。[^^;;
続きを読む…