A,B,C,DとE

7月8日のブログに書いた弊社食品スーパー『生鮮おろし』の話、続編。

内容としては、弊社食品スーパー『生鮮おろし』の競合店のイニシャルをあげるとA,B,C,D,そしてJとMがあるというもの。

Aはエーコープさん。
Bはビックハウスさん。
Cはコープで生協さん。
Dはダイエーさん。

それで夕べの話。

「岩井さん、Eも有るだろっ」と急に話を振ってきたのは、本州のスーパーチェーンの専務さん。

「えっ、何のこと?」

「ブログに書いてあったろ、ABCD包囲網のこと。んで、マックスバリューはイオンだろ。ならEだ」と。

なるほど、イオンだからEだぁ~。

と思ったけれど、なんか不安。

それで、確認してきたら、AEONだった。

これじゃ駄目だ、ブログに書けないから消そうと思ったけれど、まっいいか。恥をかくのは自分だから。

専務にからかわれた。[^^;;
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さくらんぼ園の広告

みなさんこんな話、どこかで聞いたことありませんか。

ある地方都市で、ラーメン屋さんが三軒並んで営業していました。

激しい競争の中、一番左のラーメン屋さんが、『日本一美味しいラーメン屋』と看板を出しました。

で、それを見た右端のラーメン屋さんが『世界一美味しいラーメン屋』と看板を出したのです。

真ん中のラーメン屋さん普通の人なら、『宇宙一美味しいラーメン屋』と考えますよね、でもこの人は違ったのです。

件のラーメン屋さん、大きな看板で『入口はこちら』と書いたとのこと。

2010.0720さくらんぼ園IMG_2417.jpg

毎年この季節、さくらんぼ狩りが我が家の年中行事。

もちろんこ今年も行きました。

実は毎回行く場所は決まっていて、2軒の農家が並んでさくらんぼ園を経営する、奥の大きな農場です。

ここは毎回満車。

で、いつも、手前のさくらんぼ園を過ぎる時、ここの経営は大丈夫かと、失礼な心配をしながら通るのです。

そこで、はたと思い出したのが、冒頭のラーメン屋さんの話。

奥のさくらんぼ園さん、『○○さくらんぼ園』の看板の前に、大きく『さくらんぼ園 入口』と書いてはどうかと。

なんせ、ここを通らなくては奥のさくらんぼ園には行けないので、その手前に看板を出すと、100%の人が目にする訳で。

中には、するすると、、、。

少なくとも私は即釣られますね。[^^;;
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生鮮おろし 開店後2ヶ月の状況

やっと落ち着いてきました。

あっ、いや我社の食品スーパー生鮮おろしの運営です。

5月18日の開店の時は沢山のお客様に来店していただきました。本当にありがたいことです。

それは嬉しかったのですが、予測以上の客様がこられたことによって、想像も付かないトラブルも沢山発生し、お客様にはずいぶん迷惑をかけてしまいました。

この場を借りて心からお詫び申し上げます。(お客様は読んでいないかな)

で、それがやっと落ち着いてきたのです。

でも落ち着かないのが、やっぱり競合店のあり方。

こんなことがありました。

牛乳です。生鮮おろしばかりではなくどこのスーパーでも牛乳の安売りをすると思うのですが、生鮮おろしでも牛乳の特売をしています。

ところが、今月はじめだったか、その牛乳メーカーさんから、必要以上に低姿勢で「牛乳の安売りを止めて貰えませんか」と打診があったのです。

暗に納入をやめるともとれる口調で。

理由は他のスーパーからクレームが入っているからとの事。

しかも、その牛乳を我社に納入している問屋が言うには、あるスーパーから「なんであんなに安売るをさせているんだ、止めさせろ」と圧力をかけられたとも。

これって、公正な取引の妨害ですが、なにかの法に違反しないのでしょうか。

いちおう時系列に記録は残してありますが。[^^;;

2010年7月20日
今日この牛乳の価格に対して圧力をかけてきた競合店が判明しました。

でも、当店を取り巻くABCD包囲網という中、AとかBとかイニシャルで書けません。すぐ解っちゃうので。

しかし、記録はしっかり残します。

では。

生鮮おろし地図

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言葉は言霊

日本語は『表意文字』で英語は『表音文字』ですよね。違ったかな?

文字の一つひとつに意味がある日本語を使っている私たちは、発する言葉に霊的な力があると思っています。

そんなことで、口から出た言葉が現実の事柄に何らかの影響を与えるとも考えているのです。

例えば、良い言葉を発すると良い事がおこり、悪い言葉を発すると良くないことが起きるのです。

毎日『ありがとう』と感謝の言葉を口にしていると、人生は上向きになり、日々『ばかやろう』と他人を口汚くののしっていると、・・・・・まぁ、いいか、ここに書くまでもありませんね。

私は小さな会社のトップです。

私の発する言葉次第で、社員のモチベーションが上がったり下がったりと、これまた日常で。

それに連動するように業績、つまり利益も出たり赤字になったりとそれはそれは正直なものです。

そんなことで、いきおい言葉使いには慎重にならざるをえません。

私は言葉使いのプロではありませんが、言葉の重要性は十分認識して、注意深く言葉を使うよう心がけています。

それにしても、何時からでしょうか。日本のトップ、総理大臣の言葉が軽くなったのは。

財務省の口車に乗せられた管総理大臣。

ほとんどの日本国民は、消費税を10%にあげる前にやることがあるだろうと考えているのに、それを口にするとは。

これって、財務省はどっちに転んでも損はないんですよね~。

だって民主党が勝てば消費税のアップ。負ければ財務省の扱いやすい自民党が勝つわけで。

また、どう考えても出来そうもない米軍の沖縄県外移転を、口にした鳩山前総理大臣。

やりたいやりたい、と、こればかりを口にするのはまるで20代です。

暴言失言の総合商社麻生元総理大臣にいたっては、これが悪かったと一つ二つの言葉ではなく、発する言葉総てが駄目駄目な話で。

政治家は言葉で国を動かすのが仕事ですよね。

その言葉が軽くては、羽毛のごとくふわふわとマスコミの風の中をさまようばかりです。

政治家たるもの、腑に落ちる言葉を使わなくては、駄目でしょう~

と言うことで、今日は反面教師の話しでした。[^^;;
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A,B,C,D

最近のブログは選挙のことと、弊社食品スーパー『生鮮おろし』の話が主になっています。

で、今日も生鮮おろしの話し。

北海道滝川市には、生鮮おろしの競合店がいくつかあります。

その食品スーパーのイニシャルをあげるとA,B,C,D,そしてJとM。

Aはエーコープさん。
Bはビックハウスさん。
Cはコープで生協さん。
Dはダイエーさん。

なんとも解りやすいですねぇ~。

あと、E,Fと行けば良いのですが、そうは問屋が卸しません。

このあと他には、
Jはジョイさん。
Mは、マックスバリューさん。

この言い方でいうと、生鮮おろしはSになるかな。

それで、過去このブログでAとかBとか書いていますが、このイニシャルではありません。念のため。

でも、今日からそのままイニシャルとして使うかも。
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足下の敵を叩け

先ほどかなり大きな雷がありました。

久しく雨音も無かったので、おっこれは夕立かなと期待したんですが、ザ~じゃなくサ~っと降っただけで、えっ、もう終り。

まぁそれはともかく、自分の店に客として買い物に行くのはけっこうテレますね。

で、昼過ぎ『生鮮おろし』へ行きました。

すると、『敵を知る 』で書いた、例の競合店B店の店長さんとばったり。

こちらは私服。

気が付かないだろうと思ったら、目が合っちゃいました。

挨拶の後、「私どものような小さな店を見ないで、ダイエーさんとかマックスバリューさんを視察したほうが良いですよ」と私。

「いえいえ、(お客様を)取られています。このままだったらボーナスの査定に響きますから」と冗談を交えながら、相変わらずニコニコと話してきました。

このニコニコ顔がくせものなんです、油断できません。[^^;;

だって『ニッコリ笑って人を斬る』この言葉、国定忠治(?)の度胸を表した文句だったか、それが頭をよぎりましたから。

この人は相当仕事の出来る人ですね。

でも私はB店さんの競合対象は、やっぱりダイエーさんかマックスバリューさんだと思うのです。

なぜなら、ランチェスターの法則にある『足下の敵を叩け』の言葉。

これは、いくつかの競合店がある場合、全部と戦うのは大変なので、売上で言うなら自分の次に売上の多いスーパーを仮想敵として戦うと効果が高い。

たしか、こんな感じだったはず。

そこから考えるとB店さんの次に売上のあるスーパーは、生鮮おろしではなく、ダイエーさんかマックスバリューさんですから、そちらを攻めた方がB店さんにとって効果があるというものです。

ちなみに、生鮮おろしは地域で5位くらいかな。

いずれにしてもこの店長さん、スカウトしたいほどの人材ですね。

今度逢ったとき、声をかけてみようかな。[^^;;
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同業者様へのお願い

もう参りました。

滝川で移転オープンした弊社食品スーパー『生鮮おろし』ですが、毎日のように同業者様の視察があります。

いや、それはかまいません。だって我社も、商品調査、価格調査、展示方法、レジ対応などなど色々調べていますからお互い様。

でも、そこには最低のルールがありますよね。

店内で徒党を組んでお客様の通路を妨害しているとは。お客様がおそるおそる迂回する、これって尋常ではありませんよね。

また、正面入り口に5人ほどの団体で陣取り、灰皿のないところでタバコを吸うなど、どうしてこんなことが出来るのでしょう。

さすがにこれは店長が注意をしましたが。

今日生鮮おろしに来られたお客様を、いつまでも我社に縛り付けておくことは出来ません。

いつ何処へ行くかお客様の自由です。

つまりは、御社のお客様でもあるわけですよ。

あっそうかぁ、店の名札を付けている訳ではないので、生鮮おろしの関係者だと思わせるのが狙いですか。

なんて、そんなことは考えていないでしょうが。

いずれにしても、もうこれ以上お客様に迷惑はかけられませんので、次の文章を掲示しました。

====ここから掲示物

         視察される同業者様へのお願い

おはようございます。毎日の視察ご苦労様です。

弊社店舗を視察されるかたの中に、お客様の買い物の妨げやマナー違反が見受けられます。
そこで下記項目を厳守くださるようお願い申し上げます。

● 通路で不必要に立ち止まり、お客様の通行の妨げはしないでください。
● 店内を団体で占拠し、お客様の買い物の妨害をしないでください。
● 商品が劣化しますので、店内の商品には手を触れないでください。
● お客様の健康の妨げになります、店頭での喫煙はご遠慮ください。
● お客様の買い物の妨げになります、店舗前の駐車はご遠慮ください。
● 同業者様の、カメラ撮影、録音、メモ記入等はご遠慮ください。
● 同業者様の、店内での携帯電話使用はご遠慮ください。

これらのお願いに反する場合は、弊社スタッフが注意の声をかけます、また、御社に厳重に抗議を申し入れます。

これで納得いただけない場合は、同業者様の名前を入れた抗議文を作成し、店頭に掲示いたしますので、ご承知いただきます。

                          2010年07月吉日
                          株式会社アイマトン
                        代表取締役 岩井政海

====ここまで
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米国食肉視察

米国食肉視察初日(日本時間20日)

結論から書くと、自宅を出たのが5時38分。

米国マーシャルタウンのホテルに着いたのが日本時間で翌日の朝6時40分ですから、全部で25時間。

なんとも遠くへきたもんです。

ちなみに時差は時計を2時間戻して昼夜を逆に。と、このように覚えました。

車(自宅から千歳空港)→JAL(千歳から成田)→デルタ(成田からデトロイト)→デルタ(デトロイトからデモイン)→バス(デモインからマーシャルタウン)

それでホテルでネットに繋ぎブログを書こうとしたら、なんとなんとネットに繋がんねっと。[^^;;
(今しがた繋がりました)

さてそれはともかく、驚いたのが入国管理の厳しさ。相当なものでしたね。

アメリカ軍が世界中で人を殺しているのですから、その仕返しが怖くてのことでしょう。

もちろんそんなことを言ったら入国できなかったら困るので静かにしていましたが、そういうことです。

成田デルタからでるための厳しさは当然で、テロと同乗は嫌なので、ここはおとなしく指示に従っていました。

しかし、デトロイトでの入国。これが厳しい。

一番気にいらないのが、右手4本の指紋認証、次に右手の親指。これで終わりかと思ったら、その次が左手4本の指紋、最後に左手の親指の指紋認証。

指10本全部の指紋を保管するんですね。

足の指はいらんのか、と言いたくなる。[^^;;

日本の入国管理も米国人向けに同じことをしたらどうでしょう。

もう2度とアメリカへ行くもんか、と思うのは私のほうが間違っている?。

さて、やっと終了かなと思ったら、まだでメガネをはずし顔の検査か撮影か解りませんが、小さなカメラの前。

で、場所を変えて持ち物の検査、キャリーバックと上着、そして靴まで脱いでの検査です。

ここでもパンツは脱がなくていいのか、と聞きたくなりましたね。[^^;;

ここまでは入国検査で、次にまた国内線に乗るための検査があったのです。

むろん犯罪もないし、米国の悪口も日本語でしか言っていないので、すんなり入国できましたから文句はここだけの話と言うことで。

アメリカは2度目ですが最初はこんなに厳しくなかったなと思ったら、そういえば、前回訪問は9月11日の同時多発テロより少し前でしたね。

でも、デモイン行きの機内で操縦席が空いていたので、写真を撮らせて欲しい(英語は出来ませんから日本語で)と言ったら、機長と副機長(?)が振り返りにっこりデス。

ということで、USAは嫌いですがアメリカ人は好きですよ。[^^;;

2010.0622振り返る基調IMG_1696.jpg
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挨拶のはなし

私は面接で最も重要視するのは挨拶。

挨拶がきちんとできない人は、まず採用しません。

また、採用した後でも挨拶はとにかくうるさく言います。

大きな声で、はっきりと、いつも、誰にでも、挨拶をしなさいと。

たとえ玄関に立った人がいたら、押し売りであっても挨拶をしなさいと。

で、今日の我街の市役所での話しです。

税務課で。

7人くらい居たでしょうか。

誰も気が付きません。まぁ、それはいいですよね、仕事をしているなら。

「こんにちは」と私。

最も若い人がカウンタへに近づいてきました。

ぼそって「なにかごようでしょうか」と。

用が無ければ来ませんよと思いながらも、そんなことは口にださず、それより先に言うことがあるだろうと。

そう、挨拶。

「おはようございます」と、ほんと最近の若い人は挨拶も出来ないのかと、(このような言い方がもう年寄りじみていますね)ちょっと腹が立ちましたねぇ。

先輩職員は挨拶も教えていないのかな。

でも、薬が効きすぎたのか、周りの4人ほど椅子の上でビクッと体を固くしていましたね。

私の声を聞いたのか、その上役らしき人が、「どんなご用件でしょうか」と、これまた、おはようございます」もありません。

朝9時です。

ほんと、どうなっているんでしょうね。

でも、この市役所、廊下ですれ違うほとんどの人は、軽く会釈していますから、他に問題はないのですが。

どうも税務課だけなんでしょうか。いまどき税務署だってにこにこ挨拶しますよね、と言ったら税務署が怒るかな。

税金を取るなら、こちらはお客様です。

お客様なら、「いらっしゃいませ」「おはようございます」「ありがとうございます」を言うのは、基本でしょう。

そういえば、1週間ほど前、この税務課の職員が、我が家へ二人で来て「市民税を取りすぎたので、お返ししたい」と言っていたとのこと。

私は母に「名前は名乗ったの?」と聞いたら、「名前は言わなかったよ」。

『そんな馬鹿なことはないだろう、還付金詐欺が社会問題化しているんだから、きちんと名前を名乗るはずだ』と思いながら、市役所の税務課に聞いたら、「はい、税務課とはいいましたが、名前は言っていません」と言うではありませんか。

最初私は『母も80歳を過ぎたから、物覚えが悪くなったんだろうな』と、思っていたのですから。

こりゃ誤らなければなりません、『ごめんねお母さん』。
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