伊藤ハム問題

さて、私は肉屋です。

そんなことから、千葉県柏市伊藤ハム東京工場のシアン化物問題に知らぬ顔は出来ません。

と偉そうに言っても、いまさら遅すぎると言われそうですが。

で、伊藤ハム問題、今世間の非難を浴びているのは、発表が1ヶ月遅れたこです。

ぐずぐずしないで水を検査して問題があったらすぐ発表する。これは当然。

ですからこの遅れが問題となったことは理解できます。

なんでこんなことになったのでしょう。

自分をその立場に置き換えてみると、たぶん検査を何回もやり直したと思うのです。心配だから。

だって、その検査事態が間違っていたら、別な問題が起きるわけです。それを防ぐ意味でも、年には念を入れての検査、それは当然でしょう。

私は肉屋で、伊藤ハムさんは大切な仕入れ業者様なので、少しは贔屓目に話しているかもしれません。(この身びいきは差し引いて、読んで欲しいとは思いますが)

新聞などによると、大騒ぎになったのは、発表が遅くなった対処の悪さですよね。

でも、伊藤ハムさんは被害者でもあるわけで。

つまり、本当の加害者、真実の問題がそこにあるのです。

しかし、この騒ぎ大きければ大きいほどそこに真実が隠れてしまうのではないでしょうか。

ここでの一番の問題は、東京の地下水の汚染で、しかも、その原因がまるでつかめていません。

もっとも、問題の原因が地下水である、と特定されているのならと言う前提つきですが。
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