小中学校時代の先生のお教え。ここ一番の親友の言葉。営業で出会った社長に落とされたカミナリ。
そのときそのとき、人生の岐路に立つ私を導くように現れた人たち。
このような人たちに出会わなかったなら、今の私は存在しないというほど、私の中に強烈な思い出を残した人々。
そんな中のおひとかたが滝川『鮨の東龍』の会長様です。
今日お通夜でした。
株式会社アイマトン、今年で創業25年です。
25年前の9月29日肉屋として開店しました。しかし、10時開店で、その後10分で悟ったのです。
なんと「あ~、これは失敗したな」と。
そうは言っても、年内はどうにも動きようなくそのまま営業し、年が明けてから、小売から業務用卸売りへと業種を転換したのです。
業務用卸とは街のレストランや食堂、ラーメン店など外食店専門の食肉卸売りです。
ところが当然ながら、そこにも沢山のライバルがいて、思ったようにはいきません。
そんなおり、鮨の東龍様へ納品ができるようになりましたが、肉屋といっても素人同然で、納入した肉に何度クレームが付いたことか。
それでも、当時社長だった会長は「お前のところは駄目だ、もう来るな」とは言わずに、丁寧にお付き合いをいただいたのです。
それからです、他の外食店様にも「東龍が取引しているなら、」と、お取引願えるようになりました。
そんなことを考えながらの今日のお通夜。
『会長、ありがとうございました。長いお付き合いをこころから感謝いたします』
合掌
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