綿羊を飼育し始めて今年で丸3年、もう少しで4年目に入ります。
一昨年ユンボとブルドーザーを購入しました。木を倒して地面を削りそこへ草の種を撒くためです。
これは放牧用の場所確保で、冬の餌となる乾草は購入しています。
もし、冬の餌も自分のところで作るとなると、持っている山を丸裸にして全部牧草を作っても、ぜんぜん足りません。
ですから、冬の餌は購入することに決めました。
さて、そんなことから開墾でも、山肌を全て削り取っているわけではないのです。
幾ら自分の土地だとは言っても、一定のルールはありますね。
まず、もと畑や田んぼだった所。そこは耕作をやめて30年から10年にはなるでしょうか。いつのまにか柳の木や白樺が沢山生えていました。それを倒して牧草地にしています。
肥料分は残っているのでしょうね、ここにはよい草が生えます。
また、以前建っていた鶏舎や豚舎跡は建物を撤去してあり、ここにも草の種をまきます。
整理したとはいっても、建物の小さな残骸が時々顔を出すので、そのつど片付けなければならず苦労しています。
また、山林も放牧地にします。
山林とは言っても10年ほど前に一度切っているので、太い木はないのですが、それを伐採します。
しかし、北海道サフォーク牧場は、『木々の間に羊放牧』を理想としているので、山林の開墾は基本的に木を切らないでやりたいのです。
林間放牧かな。
そうは言っても、フェンスを張る場所や管理用道路など最低限必要な場所を確保する為には木は切らなければなりません。
その最低限の木を倒すのも結構つらいものがありますね、木々もやっぱり命ですから。
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