福田康夫内閣総理大臣が、話題のメールマガジンを出しています。
『福田内閣メールマガジン(第21号 2008/03/06)』から抜粋です。
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果実を分かち合う。福田康夫です。
≪中略≫
日本経済全体を見ると、ここ数年、好調な輸出などに助けられて、成長を続けています。企業部門では、不良債権などバブルの後遺症もようやく解消し、実際は、大企業を中心として、バブル期をも上回る、これまでで最高の利益を上げるまでになっています。
これらは、さまざまな構造改革の成果であり、そうした改革の痛みに耐えてがんばった国民皆さんの努力の賜物にほかなりません。
だからこそ、私は、今こそ、こうした改革の果実が、給与として、国民に、家計に還元されるべきときがやってきていると思います。
≪中略≫
企業にとっても、給与を増やすことによって消費が増えれば、経済全体が拡大し、より大きな利益を上げることにもつながります。企業と家計は車の両輪。こうした給与引き上げの必要性は、経済界も同じように考えておられるはずです。政府も、経済界のトップに要請しています。
日曜日、イージス艦による衝突事故について、吉清さん親子のご自宅に伺い、ご家族の皆さんにお詫びを申し上げてきました。
≪以下略≫
====ここまで
内閣総理大臣がこのメルマガで、日本は景気がいいから、給料を上げなさいと言っています。
この意見は正論。
しかし、どっか変。私だけそう感じるのでしょうか。
内閣総理大臣といえば国の代表者ですよね。
こういう立場の人が言うと、日本中の会社の景気がよいとも聞こえます。だから給料を上げろと。
景気は良くないですよ。
中小・零細企業を見てください。大都市はまだしも田舎はひどいものです。
たとえ大企業といえども全部が利益を上げているわけではありませんよね。利益を上げている会社は一部です。
しかも、それは政治家が良くしたのではなく、その会社の経営努力で儲かっているのです。
ほんと、会社経営のことまで、政治家に口出ししてもらいたくないですね。
言われなくたって、1円でも多く給料を出したいと、私ばかりではなくほとんどの世の中の社長は常日頃思っているんです。
できるんだったら、もうとっくにやってますって。
もう一つの疑問。というか、このメルマガに胡散臭さを感じます。
上記引用の最後の2行に、先日のイージス艦の事故の話が書かれていますが、メルマガを読んでいくと、甘い言葉で世間の目をそちらにそらそうと?
すいません、なんせ天邪鬼なもんで。
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