ニュージーランドの話ばかりでごめんなさい。
今日も一つ。
ニュージーランドは車社会。
鉄道も少なく、クライストチャーチの電車は観光客専用みたいでした。
車は多いのですが、クライストチャーチでも、クイーンズタウンでも、そしてオークランドでも、クラクションは一度も聞きませんでしたね。
「あれっ、クラクションの音が聞こえないな」と、初日に気が付き、それから特に意識していたのでこれは間違いありません。
まぁ「あっ、そう」と言うほどの話題ですが、実はこれって私は『社会の大人度を計る物差し』だと思っています。
一番最初に韓国のソウルに行ったのは、たしか1997年5月頃です。
韓国は初めてだったので、興味津々で歩き回ったものです。
訪韓の前に、「道路横断のさいは、くれぐれも注意しなさい。韓国の車はスピードを出して走るので危ないですよ」と、脅されたものです。
たった一度のタクシー乗車では、スピードを出すのにはびっくり、命が縮まりるほどです。
ところが心配は杞憂と終わりました。
なぜなら、少々の危ない行為もありましたが、その有る無しに関わらず、走る車はひっきりなしにクラクションを鳴らしています。
これじゃ車を意識せざるを得ません。ですから、危ないことにはなりませんでした。
それから、韓国へはほぼ1年おきに5回ほど行きましたが、おどろいたことに、その度にクラクションの数は減っていきます。
最後に行ったのは、今から4年ほど前ですが、クラクションはほとんど聞きませんでしたね。
でも、日本も捨てたものではありませんよ、帰国してから今日で三日、クラクションは一度も聞いていません。
あっ、正確には私が一度鳴らしました。
買い物に行くといった妻の化粧時間が長かったので。[^^;;
続きを読む…