統一地方選挙なのに選挙無しとは

都道府県で県会議員は、北海道の場合道会議員といいます。

道会議員は全部で48選挙区、定数は106人。

ところが、なんとその中の11選挙区19人が無投票当選とは。いったいどうなっているのでしょうか。

経済的にまだまだ明るさの見えない北海道。このことは、北海道がこれからどうなるか、そこを暗示する事件ではないでしょうか。

実は、私の住む町でも、市長選に対抗馬がなく無投票となる可能性があります。

元気のない北海道、その中でも夕張に次ぐ厳しい状況のわが町の将来は灰色に決まりですね。

選挙が無いかもしれない。

このことに対する、わが町の経済団体のトップの意見はこうです。

「こんな状況(債権団体になるかもしれないほど厳しい)で、町を二分する選挙になることには反対です。こんなときこそ町はひとつに成らなければなりません」と。

嘆かわしいと言うか、解っていないと言うか。

むろんこれは私個人の意見ですから、異論のある人もいるかもしれません。

なんで『嘆かわしい』かって?

だって、自由競争を謳歌してきた経済界で、おまけにそういう人たちが集まる団体の長の意見ですよ。

選挙が無いということは、選択肢も無いということであり、競争の無い町は、腐敗への道をたどります。
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