北海道立畜産試験場来社。
世界中のめん羊生産国で、スクレイピー発生が無いのはオーストラリアとニュージーランドだけ。
それだけに、オーストラリアへ入るには動植物の持込に関して厳しいのですね。
今回オーストラリアからサフォークを輸入しましたが、同国はスクレーピー非汚染国で、病気を持っていないとのことで検査はしていません。
そんなことから、一番心配な輸入めん羊サフォーク雌51頭のスクレーピー耐性検査の採血です。
耐性検査とは、スクレーピーに対してのかかりずらさ、とでも言うものでしょうか。
日本国内では1984年から2001年までに60頭弱の発病が確認されていて、いわば日本はスクレーピー汚染国なんですね。
採血は、1頭ずつ捕まえて、静脈からするのです。普通は大騒ぎになるとおもいますよね。でも案外めん羊はおとなしくしています。
子供の予防注射より楽かな。
採決の結果がでるまで、半年くらいかかるとのこと。
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