間違っても、マスコミは謝罪しない

一昨日のブログで『官僚って自分が間違っても謝罪しないんです』と書いたのに、今日の一番のニュースは、大阪地検の大島忠郁次席検事のあたまを下げる姿が。

何のことか。

ご存知厚生労働省の元雇用均等・児童家庭局長、村木厚子さんの無罪判決と、控訴棄却に対してですよね。

と思ったら、もう一つ、担当した前田恒彦検事のフロッピー改ざんも。

あれれっ、頭を下げたのはついでだったのかな。

実は私も他人のことは言えません。

2009年7月でしたよね、虚偽有印公文書作成・同行使罪で起訴されたとき、官僚って裏であくどい事をやっているんだと、思ったものです。

どこでそう思ったか。

それは大手マスコミ。テレビ、新聞、週刊誌総てが同じ論調で報じていましたから。

私はそのときはまだ大手マスコミを信じていました、はい。

でも、すぐ気が付きました。週刊誌か何かで読んだ同僚のコメントから、なんか変だなと。

ブログで私が謝罪しようとなんの効果も影響もありませんが、でも、一時はそう思ったのは確かで、村木元局長には心からお詫び申し上げます。

そんなことで、大手マスコミも、あの時の報道に対して村木さんに謝罪したらどうでしょう?


と、まぁ、これを言いたかったのです。[^^;;

ところで、私のブログは読まなくても、これは絶対読んで欲しいというブログがあります。

以下。

検事逮捕 ・・・ わかりやすい日本社会 (武田邦彦)

===前部略===

最後に今度のことで検事が逮捕されたのは、相手が厚生労働省の局長だったからである。もしこれが「平民」なら検事は不問に付される.

検事のやらせ、ねつ造など昔から多いが、相手が平民ならそのまま握りつぶす.

報道でも相手が首相や権力者なら過去に何回か問題になったが、平民相手に騙しても、訂正も内部調査もしないのが普通だし、それを日本国民は認めている.

でも、権力者のときにこのようなことが起こるのは、この種のことが「組織ぐるみ」であることを示している.つまり、検事やディレクターが個別にやったことを組織が認めているということだ。

===以後略===


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