岩手県花巻市で鴨せいろ

インターネットって、やっぱりすごい。

いや、昨日のことですが、昼食も『花巻 』と検索すると、『もしかして: 花巻 そば』と出てきて、地図とともに以下のとおり。

花巻駅(岩手) 付近の蕎麦の検索結果
A. やぶ屋本店
B. 嘉司屋
C. 大畠家 そば
D. さかり 飲食
E. 更科
F. 丙
G. やまね屋花北店
H. 戸隠 そば店
I. 秋田屋 そば
J. 高松庵

そして上から順番に、「鴨せいろありますか」と電話するんです。

2番目の『B. 嘉司屋』さんでビンゴ。『かじや』と読みます。

2009.0718 花巻鴨せいろ1050円.jpg

先に書いちゃいますが、とにかく美味しい。

私は鴨飼育者なので、鴨せいろを写真に収めるときはこんな形でとりますが、今回は特にそばが私好みなんです。

さて、例によって席に着くなり「鴨はどこのものですか」と聞くと、明るいおねぇさんが「聞いてきますね」と中へ。

中からご主人さん顔を出し「岩手県です。名前までは・・・・、でも国産なんですよ」と。

産地名を詳しく話せなかったからか、かなり申し訳なさそうに言うので「あっ、それだけ解ればいいんです。私は北海道で鴨を飼育しているもので、興味本位で聞いているだけです」と、安心させてあげました。

安心したかな。[^^;;

で、鴨肉はしゃきしゃきした歯ごたえで、十分に鴨の味が出ていた付けたれが細めのそばとマッチして、ほんと美味しかったです。

実は、それより驚いたというか、ここへ来てよかったというか、ビンゴというか。

花巻ってわんこそばが有名なんですね。で、嘉司屋さん、わんこそばを初めて出した店とのこと。

もうひとつ、明治37年創業、100年以上の歴史を誇る老舗蕎麦屋さんです。

ご存知『雨にも負けず、風にも巻けず』の宮澤賢治さんの生家から徒歩3分の場所で100年も営業しているなんて、すごい。

だからかぁ~、花巻は今日大雨。試練をありがとう。[^^;;
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