今朝は5時起き。 こんな日は北海道の方言がぴったりです。
しばれるなぁ~。[^^;;
このシバレも北海道に住んだことのない人にとっては想像もつかないものなんでしょうね。
シバレがあるから、春がありがたいし、短い夏が愛しいのです。
シバレは北海道の財産です。
さて、話は変わりますが。
写真は先日から大騒ぎになっている廃棄予定のカツを産廃業者から横流しされ、食品用として売っていたスーパーの回収案内のポップです。
ネットから拝借してきましたが、チトへんですよね。
文字に起こすと、
CoCo壱番屋ビーフカツに異物混入の可能性があります。
自主回収しております。
商品をお手持ちのお客様には精肉部までご連絡お願いします。
もちろんCoCo壱番屋は被害者です。
反して横流しした廃棄物業者、それを購入し転売した業者は責められるべきです。
そうした流れで考えてこれを購入し販売したスーパーも被害者だと思っていましたが、ポップを見る限りそうとも言えないかなと。
なぜなら最初からCoCo壱番屋ビーフカツと書いていますから、このまま読み取るとどこの商品か知っていたことになります。
だとしたら正規品。
その正規品が安売りされていくものでしょうか。
安い物には理由があります。少し考えると分かる話ですよね。
もうひとつ、売るものの心理から言うと私は売っているだけで責任はありません。
と、言外に匂わせてもいます。
そこまで考えてポップを作成しているとも思えませんが、私も言葉には注意しなければと考えさせられる文言ですね。
さて、ここで話は大きく変わって、件の事件を地球規模で考えてみましょう。
消費期限があるから廃棄。
また、異物混入だから廃棄って、それしか方法はないのかと、声を大にして言いたいのです。
ユニセフのHPを見ると、この件は何とひどいことなのか。
もしこのビーフカツを食糧支援を必要とする国で廃棄したら世界中から非難されることでしょう。
月2,000円の支援で、毎月、肺炎にかかった子どもを治療する抗生物質89人分がかえますよと。
月3,000円の支援で、75人の子どもたちに栄養不足を改善するピーナッツペーストをわたせると。
もちろんこのカツを必要とする国へ届けることは不可能でしょう。
しかし、今回の廃棄された27000枚のカツは最終的に80円で売られたとようですから、2,160,000円になります。
前記二つの例で割りかえしてください。
日本の法律があるのであくまでも地球規模でのはなしで、この意見は屁理屈だと取られるでしょうが、考える視点を変えると何が正しいのか分からなくなります。
もっとわからないのがこの人の意見。
食品流通に詳しいどこかの大学教授の話し『今回、壱番屋は被害者だが、処分を頼むメーカー側も横流しされないように、裁断してから渡すことなどが必要かもしれない』と。
なんでこうなるの?
廃棄するのにお金を支払っているはずです。
そのうえ、裁断して出せとは。現実的ではありません。
これって机上の空論。
じゃなく、教授の空論。[^^;;