マグマ

今日の日経に、放射性廃棄物用のドラム缶1本が新潟の産廃処理場で発見されたと出ていました。

中には赤い200リットルの液体入り。でも安全だとのこと。

本当かな。だって1本しか発見されていませんよ、でも、1本だけと言うことは無いでしょう。あとは見つからないだけです。たぶん。

まぁ、それはともかく驚きました。

何がって、実は夕べまで有る本を読んでいたからです。

マグマ.jpg

『マグマ』著者真山仁 ¥1,785 。

結婚式、葬祭場を経営している、私の信頼するS尾さんからのいただきものです。

そういえば、ここ10年くらいは、週刊誌以外時間を掛けて本を読んだことありませんね~。

そんな中で『マグマ』に書かれてあることを熱く語るS尾さんの、顔を思い浮かべ読まなくっちゃと、なかばいやいやながらも、年が明けた3日から、夜10時頃、床に入ってから睡眠薬代わりに読みはじめたのです。

プロローブの13ページを読むのに、5日ほど掛かったかな。

ところが、残りの400ページは一気にです。といっても、二晩かかりましたが。

それで、読み終えたのが、昨日。

本に書かれていた内容が、まさにこれ。原子力発電所がらみ。

というより、倒産しそうな会社、地熱発電の建て直しの話なんですが。

私は基本的に放射性廃棄物を北海道に持ち込ませたくない。また原子力発電も不要と言う意見です。

参考『貧すれば鈍する崩壊地域』

で、今日の朝の放射性廃棄物入りのドラム缶の記事です。

あまりのタイミングのよさに、誰だってびっくりしますよね。

ほんの数時間前まで『やっぱり原子力発電所は駄目だ。私の意見は正しい』と自分の考えと照らし合わせながら、興奮してマグマを読んでいたのですから。

S尾さんには素晴らしい本を紹介いただきました。感謝いたします。

ところで、本は紹介していますが、画像をクリックしても注文は出来ません。念のため。[^^]
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いまガザは、

とうとうイスラエルがガザへ歩いて入りました。

戦車に乗らず、武器も持たず。(なら良いんですが)

昔々のことですがド・ゴール大統領(1959年1月8日–1969年4月28日)時代のフランス、いつもアメリカに逆らい違う意見。なんとすごい国だと思った記憶が。

その思想はいまも脈々とフランスのトップには流れているようで、今回サルコジ大統領はイスラエルへ入り外交調停をするとのこと。

今回も米国とは意見が真っ向から対立していますが、でもどっちが真っ当か火を見るより明らか。

フランスの大統領って、日本のトップと違い、いつも自分の意見をきちんと主張しますね。しかも行動が早い。

単純に日本のトップが腰抜けなだけ?。

でも、私にとっては嬉しい話です。誤解しないで下さい、残酷な戦争に一部の理も無いと承知しています。

私の言いたいことはこんな一大事のとき、新聞で読むだけでなのですが世界のトップはどう動くか、そこには経営者としての学びが大きいので、毎日目を凝らしてニュースを見ています。

やっぱり世界のリーダーはこの世界同時不況を、戦争で解決しようとしている。

どうも間違いないようです。
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ハマスが悪い?

明けましておめでとうございます。

昨年はたくさんの人にブログを読んでいただきました。
感謝申し上げます。

さて、2008年は春から夏に掛けガソリンや食品の値上がりなどで、ずいぶん振り回されました。

それが治まったのは、なんとリーマンショックから始まる、世界的不況とは。

いずれにしても、私たちの生活なかなか安定しませんね。

ちょっと心配です。この世界的不況どう解決するか、ここが肝心だと。

世界のリーダーさん、
間違っても、戦争が解決すると考えないで、、、。

と、思っていた矢先、27日かな、イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザへ空爆。

イスラエル、そしてアメリカの言ったことは『ハマスが悪い』。

つぶれた会社の経営者の言い分、ほとんどの人が言うこと。我社が駄目になったのは、社会が悪い、政府が悪い、従業員が働かない、と。

ぜ~んぶ他人のせいで、自分は悪くない。

ハマスが悪い?。

んん~~~、まさか、この世界同時不況を戦争で解決しようとしているんじゃないでしょうね、アメリカは。

私の小さな世界も、地球全体の動きとけっして無縁ではないので。

で、私はといえば昨年は最高に良い年でした。

いつも思うんです、願うのです。

今年は昨年にも増してもっと良い年になるだろうと。

ということで、今年もよろしくお願い致します。
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バラク・オバマ上院議員が米国大統領

米国第44代大統領選挙で民主党のバラク・オバマ上院議員47歳が勝利しました。

副大統領はバイデンさん。

もともとアメリカ合衆国選挙は世界の注目を集めますが、今回は最高でしたね。

祖母が生活しているアフリカのケニア、小学生時代はインドネシアとか、そして日本では小浜市も。

日本では言葉に言霊(ことだま)が宿ると言われています。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
声に出した言葉が現実の事象に対して何らかの影響を与えると信じられ、良い言葉を発するとよいことが起こり、不吉な言葉を発すると凶事がおこるとされた。

言葉の力ですね。

今回のアメリカ合衆国大統領選挙では、まさに言霊が勝利を呼び込んだのです。

すごい力ですね~言葉って。

バラク・オバマ上院議員は、つい数年前まで日本では誰も知らなかったのに、それが、演説一本で大統領となったのですから。
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円高のプラス部分

Q 円安、円高とは何ですか?

A.  円高とは、円の他通貨に対する相対的価値、言い換えると、円 1単位で交換できる他通貨の単位数が相対的に多い状態のことです。逆に円安とは、円の他通貨に対する相対的価値(円 1単位で交換できる他通貨の単位数)が相対的に少ないことです。

 例えば、旅先のハワイで買い物をするため、手元にある 1万円をドルに両替します。為替レートが 1ドル= 100円であれば、 1万円を両替すると 1万を 100で割った 100ドルになります。一方、為替レートが 1ドル= 200円となった場合には、 1万を 200で割った50ドルにしかなりません。つまり同じ金額の円について、 1ドル= 100円の場合の方がより多くのドルを取得できるので、こちらの方が円高ということになり、逆に 1ドル= 200円の場合の方はより少ないドルを受け取ることになり、円安ということになります。もし 2つのケースでハワイの物価水準が同じであれば、円高の方が同じ額の円を使ってより多くの買い物をすることができ、円安ではそれよりは少ない買い物しかできないことになります。
===========ここまで

実はこれ日本銀行の 『教えて!にちぎん』のコーナーです。

もっと解りやすくかけないものでしょうか。というより、私の頭が悪いのかな。[^^]

それはともかく今日本は急激な円高で、輸出産業は利益を出すのに四苦八苦しています。

今日の米1ドルは95.25円。

ついでに言うと、豪1ドルは58.98円。

そういえば、一昨年サフォークを輸入しようとしたとき、円安で豪1ドルは80円くらいだったかなぁ~、ずいぶん綿羊が高くついた記憶があります。

当時これが円高だったらと思うと悔しかったですね~。

先に書いたとおり、円高で輸出産業は大打撃。

マスコミはここばかり報道していますが、でも円高が輸出産業にマイナスとして働くなら、輸入産業にはプラスのはず。

原油、とうもろこし、石炭などなどですが、なんでマスコミはここを言わないのでしょう。

教科書で習ったのは、日本は原材料を輸入して、製品を作り輸出しています。

マイナス部分を大騒ぎしてプラス部分も言わずに、不景気風ばかりあおるのは片手落ちじゃありませんか。
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悪いのは三笠フーズ?

メタミドホス入りの米横流し問題は、だんだん大ごとになってきました。

24都道府県(北海道は無し?)の380社に転売されていました。今のところ600トンとも。

で、この騒ぎ知らずに買った会社の社長が不幸なことになるという、最悪の事態になりました。。

これは、鳥インフルエンザ問題の時、鳥インフルエンザで死んだ人はいなかったのに、鳥インフルエンザ問題で騒ぎの渦中にあった人が自殺をしたという、あの時と現象は同じです。

今回も農薬入りの米を食べてなくなった人は居ないのに。

いずれにしても、皆さん大騒ぎの中で大事なことを忘れています。

まず、メタミドホス入りの米を売った中国に問題も責任も無いのでしょうか。

もともとは食用の米として輸入したはずです。

それなら、そのとき農水省は検査をしないで日本国内に流したことになります。

農水省や国が中国に抗議をしたというニュースを見ていません。

この汚染米は世界貿易機関(WTO)との合意に基づいて外国から輸入したものです。つまり買った物ですよね。

通常の商売、今回の場合米。頼んだものと違う商品が来たら、返品か交換します。

スーパーで生きの良いサンマを注文したと思ったのに、配達されたサンマが腐っていた。

こんなとき、黙っている主婦はいますか?

いずれにしても売った会社に非があり、損失は補填しなければなりません。

今回の場合、三笠フーズの前に中国に非があり、国に責任があると思います。

そう考えると、輸入した農水省は、まず食べ物である米をきちんと検査をして、物が悪ければ返品をする。これが当然と考えますが、いかがでしょう。

輸出国に返品すれば三笠フーズやその他の会社も犯罪に手を染めることにはならなかったのではないでしょうか。

ちょっと意地の悪い言い方をすると、『猫に鰹節』ということわざがあります。

猫の前に鰹節を置いたらどうなります?、当然猫はすぐ手を出してむしゃむしゃ。

で、飼い主はこれを食べたと腹を立て猫の頭を叩く、これって猫と飼い主は同レベルだと私は考えます。

でも誤解しないで下さいよ、私のこの意見、横流しをした会社を擁護するものではありませんので、念のため。
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金より銅が最高

北京五輪が終わりました。

北島康介はアテネオリンピックに続き、北京オリンピックでも100m・200mで2冠の金メダル。

柔道は幾つも金、ほんと感動をありがとうですね~。

また、400mリレーの銅メダル。これも最高です。

でも、私の一番の感動はちょっと違います。

実は私の感動は、中国まで行って中国チームを銅メダルに導いた井村雅代コーチです。

中国のコーチ就任非難の声もあったようですが、その勇気に1票です。

中国では親しみをこめて『親切的魔鬼教練』(親切な鬼コーチ)と呼ばれていたそうで、選手の銅メダルを全部首から提げて喜ぶコーチの笑顔が最高でした。

つまり、今回のオリンピックで私が解ったことは、金ばかりが最高じゃないということです。

銀にも銅にも、そして選手ばかりではなく、なんとコーチまで。当然スタッフも入るでしょう。

参加した人すべてが、私達日本人に感動を与えていたということですね。
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ごめんね

先日『静内食美楽』の社長が、北海道サフォーク牧場へ見学にこられました。

『静内食美楽』は北海道は日高にある、エゾシカ加工場です。

社長は現役のハンターで、自分でもエゾシカを撃っているそうです。

「岩井さんは、ハンティングするんですか?」

「いいえ」と私。

続けて「私は猟も釣りもしません」と、これに社長は言葉が詰まってしまいました。

なぜなら横目にサフォークを見ながら「このように生き物を飼うのが私の仕事です。生き物を飼育すると嫌でも動物を殺さなければなりません。ですから、その他の殺生は出来るだけしない様にしているんです」と話したからでしょうか。

『虫やハエも出来るだけ殺しません』と、
これは言いませんでしたが。[^^]

でも、考えてみると食美楽の社長もエゾシカを撃つのは仕事でしたね。

私と同じです。

スズメバチの巣.jpg

と言っている矢先に、今日は殺生の話です。

我が家は1977年に建てたもんで、あちこちかなりがたが来ています。

写真のように軒先など崩れ落ちているところが数ヶ所。

まぁ、それは良いんですが、困るのはその小さな穴へスズメバチが入り込んで巣を作っていることです。

しかも、3ヶ所も。

裏口なんですが、出入りの度にスズメバチの威嚇か、奴が頭の上をぶんぶんと飛ぶんです。

秋になるとスズメバチに刺されて、死ぬ人も居るくらい獰猛なこの蜂。

最初はこちらからちょっかいを出さない限りは大丈夫だと、高をくくっていたんですが、そうも行かなくなりました。

なぜなら、我が家には3歳くらいの子が出入します。

もしなんかあったら大変ということで、今日は退治デー。

これは私の信条に反します。

でもおもいっきり、殺虫剤でプシューっと。

地面に落ち、のた打ち回るスズメバチを見るのはちょっとつらいですね。なぜなら、スズメバチにはなんの罪もありませんから。

ごめんね。
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高速道路通行止め

昨夕札幌から千歳まで高速道路が通行止めになっていました。

日常、事故と吹雪以外で通行止めになることは無いはずで『あ~、サミットに出席した首脳が帰国するのだろうなぁ~』と。

北海道洞爺湖サミット期間は、通行止めや検問で日常生活が不便でしたが、これは一時のことなので、ここは我慢・我慢と自分に言い聞かせています。

そう、その通行止めで、思い出したことがあります。

27年前の大昔の出来事。

当時私はJC(青年会議所)という団体に入っていました。その団体が日本中から600人ほど集めて洋上研修をしながら上海へ行ったのです。

詳細は省きますが、上陸しバスで市内を観光・視察します。

移動手段は大型バスやマイクロバスで30台ほど。

その30台が目的地へ向かう道路全部、各交差点に立つ警察官が信号を青にします。

驚きました。

ノンストップで走るこちらは気持ちよかったのですが、我が物顔で走り回る30台ほどのバスを見た上海市民はどう思ったことでしょう。

なんと、こんなことにいま気が付きました。

少なくとも日本を好きにはなれませんよね
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北海道洞爺湖サミット

主要国首脳会議に参加する8ヶ国とは、フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダ、ロシア、他に、その年のEU議長国の政府首脳が参加。

この8ヶ国が1年1回集まり、国際的な経済的、政治的課題について討議する会議とのこと。

北海道洞爺湖サミットに参加するG8の内、核兵器保有国をネットで調べてみました。(数字は核弾頭の数)
アメリカ  12000
イギリス   200
フランス   482
ロシア   13000~20000

凄い、サミット参加国が核弾頭保有のうち98%を占めます。(低い方の数字で合計)

ここでも超大国ですね。

他に、
中国     300~400
インド
パキスタン
イスラエル  200

しかし、G8が盛り上がっているのと平衡するように、G8に反対する意見も盛んになっています。

その中で『世界の問題を、国際法上の手続きを経ない8ヵ国だけで決めるのはおかしい』と、これに1票。

なぜなら、世界に存在する200ヶ国の内、8ヶ国だけ、人口シェアで14%の国で全てを決められるわけではないと思うから。

つまり、この会議は大国の横暴を宣言しているとも思いますが、心配は不要です。

やっぱり、世界の国全部が参加する国連のような組織でしか、世界平和を実現できないと思うからです。

確かにG8参加国に力はありますが、その指導力が発揮されて、年々世界が平和になっているとは思えません。

なぜなら、今回の警備を御覧なさい。

世界でトップクラスの安全な国日本。その中で過剰とも思える警護は、身の危険を感じているからだと思いませんか。

つまり、横暴を働いた大国の首脳は知っているのです。自分たちのやってきたことは間違いだったと。だから狙われるのだと。

ところで私のサミット感は、北海道洞爺湖が観光地として、世界的規模で有名になったこと。

これに尽きます。
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