北海道ジンギスカン

北海道のジンギスカンと言えば、北海道で造られたジンギスカン。

原料はオーストラリアやニュージーランドなどから輸入されたマトン・ラムを使って造られています。

で、写真は北海道産のマトン(1歳以上の羊)を使った我社(株式会社アイマトン)のジンギスカンです。

ですから、北海道ジンギスカン。

北海道ジンギスカン.jpg

これは、札幌ロビンソンデパートの催事販売から購入してきました。

皆様も一度味を見てください。

今日は味のことは書きません。

私が味の事を書くと、自社製品ですから良いことしか書かないので、なんの参考にもなりませんから。

でも、美味しかったですよ。[^^;; ヤッチャッタカナ?

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ダンボールの再利用

家畜の飼育と切っても切れないのは、糞尿の処理。

糞の処理には敷き料を大量に使いますので、できるだけロハの物がありがたいと。

例えば、合鴨の雛は隣町歌志内市の建設会社さんから、おがくずや鉋屑を無料で引き取りこれを当てています。

それが足りなくなったら、滝川JAから、粉砕籾殻を購入していますが、これがけっこう高いんですよね。

赤平だけで年間10万円位使っているでしょうか。

また、秋になると、農家から籾殻を無料でいただき、それを1年分保管し、必要に応じて大切に使うんです。

また綿羊は、別に敷料を購入することもありますが、乾燥の悪いもの(これもお金が掛かっていますが)などを当てています。

一方我社の運営するスーパーや総務部などからダンボールやコピー用紙、また7年以上経った書類などが大量に出ますが、いままでは、これを産業廃棄物として業者へ渡していました。

そこで考えました。

この紙類を家畜の敷料として再利用できないかと。

だって、紙類は木から出来ていますよね。鉋屑やおがくずと原料は同じじゃありませんか。

考えました、頭が痛くなるくらい。

でいいこと思いついたんです。

大型シュレッダー(150万位)を購入し、それでこの紙類を切り刻むんです。

そして、羊や合鴨など家畜の敷き料として使ってみてはどうかと。

試してみましたが、シュレッダーされた紙類は糞尿とよく混ざりますね。これを堆肥とします。肥料ですね。

で、放牧地へ撒くとよい草が取れるんではないかと。

やったぁ~。これは凄いことですよ。

一石二鳥と言う言葉がありますが、この場合一石三鳥くらいのメリットがありますね。

まず、会社から大量に出る紙類に、これを廃棄物としないことで、敷き料という新たな用途が生れます。

また、ふんだんに無料の敷き料を使えるので、羊や鴨の床が乾き環境が良くなります。家畜が健康になろうというものです。

それを、牧草の肥料とするんですから、環境にも良いのではありませんか。

そればかりではなく、廃棄物にとっては、新たな命が吹き込まれるんですから、これ以上の幸せはありません。

でも、よく考えたらメリットばかりではありませんでした。

だから、何日も同じことを考えることになってしまうんですが。

それは、シュレッダーに入れる手間。これです。経費としては給料が一番高いですから。

また、インクや糊などダンボール箱に使われているものには、家畜の害は無いのか。これがもっとも大きな心配事です。

あと、クリップ、ホッチキス針、釘などの混入も心配ですね。

他に幾ら丁寧に仕分けをしたとしても、ビニール袋、紐等、堆肥化できない物の混入をどう防ぐか、これも大問題です。

それらの問題をクリアして、作業の手間を上回る効果があるか、そこをもう1週間くらい掛けて見極めようと思っています。
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初のサフォーク誕生

一昨年の春から準備して、オーストラリアから綿羊のサフォーク種を輸入したのが2006年12月。

それから石の上にも3年。じゃなくその半分の1年半だけど。

やっと1頭目が子羊を生みました。元気な男の子。

AUサフォーク初出産.jpg

サフォークって顔が真っ黒。これが特徴なんですが、子羊は体も黒い毛で覆われています。

知りませんでした。

実はこの子羊双子だったんですが、もう1頭は未熟児ですぐ駄目になりました。

だからでしょうか、サフォークの親は心配で心配で。

私は飼い主だっちゅうのに、人を警戒してか側へ寄ると子羊をかばう様なしぐさをします。

めんこくない!。

ということで、これからあと3月4月と、44頭のサフォークが子羊を生みます。

綿羊小屋は真っ黒に染められることでしょう。
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東京からお客様

最近レストランの料理人さんや経営者さんの牧場見学が増えました。今日はなんと東京からお越しです。

東京から4名札幌から1名様。

東京からお越しのレストラン様は東京駅の真正面で営業する有名レストランですが、ブログに乗せる許可を得ていませんので、紹介できないのは残念ですが、実に熱心に牧場の様子を聞いていかれました。

他に鴨の食鳥処理場、高麗雉の飼育、合鴨の飼育、めん羊の飼育場等々我社で運営するすべての施設を見ていかれました。

牧場から滝川を望む.jpg

写真は、牧場から西の方を見ていますが、10km先に見えるのは滝川市です。

最後に、ミルクラム(生まれて3ヶ月未満の子羊)を2頭予約でお買い上げ。

『毎度、ありがとうございま~す』

予約した子羊は生まれてまだ1ヶ月しか経っていませんので、可愛いもので、皆さん「可愛い、可愛い」と子羊を写真に納めていましたが、そこはさすが料理人さん、『美味しそう』とは言いませんが、家畜の使命をきちんと割り切っていましたね。
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ワインラムクロス

ワインラムクロス.jpg

北海道は滝川の楽しい煉屋で焼肉。

目的はワインラムクロス。

ワインラムクロスは、フライスランドの雌にサフォークの雄を掛け合わせたF1。

その羊に、餌は配合飼料と乾燥です、それにワインの絞りかすを毎日一定量与えています。

写真を見てください。色の仕上がりも上々ですね、また歯ごたえもきゅっきゅっした力強いもので、味は羊独特のいやな臭いを抑えて、しっかりと甘さを引き出しています。

まぁ、このラム肉を作っている本人が言うんですから、割り引いて考えてもらってかまいませんが、他人がどう言おうと、私は満足しています。

ワインラムクロスをメニューに加えた最初の店として、楽しい煉屋を紹介しますが、また他で使うところが出たらブログに書きますね。

では。
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偶然じゃなく必然か

『さて、電話をしなくちゃ』と、携帯を手にとると、なんとなんと、その当人から電話があるとは。

こんな経験ありませんか。私はこの手の偶然ってけっこう多いですね。

「武藤です」と、茶路めん羊牧場武藤さんの渋い声。

ソフトバンクの携帯待ち受け画面に出る名前を見ると、いやぁ~、そりゃもう~ビックリしますよ~。

でも、嬉しいですね。だって、恋人に電話を掛けようとしたとき、相手から電話があったら嬉しいでしょ。

それとおんなじ気持ちっす。

武藤さんは私より年下ですが、こと羊に関しては私のお師匠さん。

この人がいなけりゃ、オーストラリアからサフォークの輸入も出来なかったし、今のように綿羊の飼育も順調には行かなかったと思いますね。

言わば北海道サフォーク牧場経営の恩人です。

私の用件は、今日連絡のあったオーストラリアからの綿羊輸入の話が流れた件です。

『さて、こりゃ困ったな』と。

それに、最高の解決策を提示してくれました。

解決策とは、オーストラリアから、欲しいと思っていた綿羊種を精液で輸入しようという物です。

詳しくは、決まったら書きますね。

(有)茶路めん羊牧場 
代表取締役 武藤浩史さん

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飼育者の使命

雪の降る朝.jpg

綿羊のお産があるので、最近は朝5時起きです。今朝も。

真っ暗な中を車庫まで50m。積雪が50cmですよ。

これ以上雪が振ると除雪しなければなりません。今日は大丈夫。

めん羊は今日一日で3頭出産しました。全部双子なんですが、中に袋を被ったままでお産して窒息してしまうものもあります。

で、今日それが1頭。生きているのが5頭。

家畜は命を掛け人間の役に立ちます。

生まれた羊を全部きちんと食べられるまで育て、その使命を全うさせるのが、飼育者の役目。

今日はしくじりました。
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ワインラムクロス

めん羊出産開始.jpg

羊のお産が始まりました。昨日は双子でした。

今回のように、母親はフライスランド種で、これにサフォークの雄を掛け合わせて、子羊を生産するものが60頭。

生まれる子羊は最低でも100頭。

この掛け合せで生まれた子羊に、ワインの絞りかすを食べさせてワインラムを生産します。

写真の羊も来年の今頃までには、人間のお腹の中に入りますが、それまで大事に育てたいと考えています。

食べる人は、美味しく感謝して食べてくださいね。

あと、サフォークの純粋手が50頭の出産を予定しています。

これは肉にはしません。種雄として販売を考えています。また、雌は繁殖用に自分のところで残します。
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