私は始めてのオーストラリア訪問

10月4日

今日、午前中に訪問した牧場は、ポルドーセット種の綿羊主体で4000頭飼育していると言う。驚いた、さすがオーストラリア。ちなみに北海道で登録された綿羊は5000頭くらいとのこと。

M氏はその中から雄3頭と雌27頭を選んでいた。

当たり前ながらめん羊牧場専業のM氏の羊を見る目は真剣そのもの。7時半から始まった羊の選択が終了したのは12時。これだけでもどの程度の真剣さか解ると言う物です。

私にはどれも同じに見えますが、見る人が見ると違うようです。

日本からの同行者は、オーストラリア訪問が2回目の白糠のM氏と札幌のN氏。あとN氏の通訳さん。

そのN氏が行く前から、ある牧場からは買うのは止めた方が良い言っていた牧場訪問が、なんと今日の二つ目。

何で嫌うか行くとわかりましたね。とにかく羊の扱いが悪い。親がいまいち。

簡単に言うと牧場は手入れされていなく親は汚れています。

ここから30頭選択する予定が、M氏は雄雌合わせ、撰んだのは15頭かな。

おかげで、ポルドーセット種の牧場訪問が2ヶ所増えたので、メルボルンからシドニー訪問の飛行機をキャンセルしなければなりません。

でも、せっかく来たのですから、途中で手を抜くことはできません。
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オーストラリア/インタネットに繋げない

今日は10月4日。

いましがたホテルに到着。

『やったぁ~、とうとうインターネットに繋げない』

電話線が抜けないんです。むろん直にインターネットにも繋げない。そこで後でと言うことで。

今日は、オーストラリアは大きいと言うことを実感した一日でした。

午前と午後の2回M氏のポルドーセット種選択に同行。ここまでは想定内というか予定の行動でした。

しかし、午後4時頃予定の仕事を終え現地仕入業者のS氏「今日中にエチューカから、明日訪問する牧場のあるアデレードへ向かう」と言うのです。

私は『あっ、そう』と軽く聞き流していましたが、続けてS氏の話しでは「異動にはだいたい6時間かかりますね。到着は11時になります」と。話はむろん英語ですが。

午後4時から6時間も異動するとは、オーストラリア人はなんという働き者と思っていましたが、M氏の話ではS氏の働き方は例外かも知れないとのこと。

で、4時15分に出発。

途中10分の休憩と、夕食40分を挟んでアデレードへ付いたのが、夜中の12時05分。走行時間はほぼ7時間。

その間フリィーウェイの発達したオーストラリアの国道を、平均時速110㎞で走るのですからいったい走行距離はいくらになるのやら。

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ここはエチューカっちゅーか

さて、本日はVIC洲ECHUCA(エチューカ)。

メルボルンからかなり時速120km平均で2時間くらいの距離。感動しましたね、さすが羊の国。メルボルン郊外から永遠と続く家畜用の柵。

居るは居るは、牛や馬、羊に和牛(これ本当です)、他にもラマらしき物、ダチョウかエミュ解りませんが柵の中に居るんですよ。

でも、カンガルーは見ていません。

9時に出て11時過ぎに目当てのめん羊牧場へ到着。

今日は白糠M氏が買うポルドーセット種のめん羊を選ぶ日です。あっ、明日もです。

真剣に選んでいる写真をここに載せる予定でしたがどじっちゃいました。で、写真は帰国後と言うことで。

オーストラリアは人口2000万人。そこに人口より多い羊が1億頭飼われているとのこと。ポルドーセット種の立派な雄の印を見て感動しましたね。さすがは羊大国。

ところで、どじっちゃった話しですが、実はデジカメからPCまでの接続ケーブルを忘れてきました。いつものことですが、何かしら忘れてきますね。

でも、パスポートはまだ忘れたことはありません。出国できていますから。[^^]
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これはビーンだ。

今回のオーストラリア旅行で、一つ大きな失敗をしました。

オーストラリアは、検疫の厳しさが有名で、特に動物や肉類は持ち込み厳禁で、果物なども絶対持ち込ませないんですね。

それは知っていたので、食べ物は荷物には持ち込んでいません。

というか、そう思っていました。「はい、全部弁解です」。単純に忘れていました。

他所の国には無いのですが、オーストラリアは降りる時も荷物全部をX線検査をするのです。

で、私は呼び止められ、「荷物を出せ」と。

いつもなら英語の出来ない私は立ち往生するのですが、今回は白糠のM氏がそばに居るので安心でしたね。

でも、検査官は「何か食べ物を持っているだろう」と執拗に食い下がってきます。食べ物は無いはずなのに。

ところがあったんです。『納豆』が。

そういえば前回、外国で無性に納豆が食べたくなったので、今回初めて納豆を4個入れていたのですが、それを忘れていました。

検査官は納豆のビニール袋を覗きながら「これはなんだ?」と。

白糠のM氏は納豆をどのように訳したのでしょうか。何回かのやり取りがあって最後は「ビーン」と。

検査官は「ミートは入っていないのか」と言いながら袋を強く抑えこすっていました。

袋が破れたら、納豆の強烈な匂いがするはずで、日本人でも大阪の人は食べませんよね。ましてや外国人には理解できないだろうなと、かなり不安でしたね。

覚せい剤を持ち込んで、調べられる時もこのくらい不安になるのでしょうか。

「ビーンならOK」。

助かった。

が、今日は一緒にいった皆に物語を作ってしまいましたね。一生言われそうです。
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メルボルンには羊の料理が少ない

オーストラリアのメルボルンは日本との時差が1時間で、いまは午後5時半。日本なら6時半ですね。

先ほどダウンタウンで羊の料理を食べてきました。

オーストラリアと言えば、カンガルー、牛肉、めん羊を思い浮かべます(私は肉屋ですから)。

で、どこにでも仔羊料理があるものだと、簡単に考えていましたが案外少ないですね。

それも、メニューの数も1品か2品しか有りません。しかも、価格もけっして安くは無いのです。

地元のスーパーへ行ってみましたが、日本より高いくらいです。どんなことになっているのでしょうか。
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いま成田です。これからオーストラリアへ

成田空港内でこの記事を書いています。

これからめん羊を輸入する人たち4人で、オーストラリアへ行ってきます。

成田からメルボルンまで9時間半。

私はサフォーク種、白糠のM氏はポルドーセット種を輸入する予定で、その品定めですが、私は正直な話をすると羊を見る目はありません。良い羊を選ぶため白糠のM氏の力を頼っています。

私は、無事に飛行機が飛んで帰ってくることを願っています。
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