給付金を受け取る?

『あなたは給付金を受け取る?』というアンケートがネットにありました。

やってみたい方と、詳しく知りたい方は→
共同通信の調査では、追加経済対策に盛り込まれた総額2兆円の定額給付金を評価しないと答えた人が58.1%だったそう。クリックリサーチの調査でも経済対策としての評価が割れています。あなたは給付金を受け取る?
(期限があると思いますのでご注意を)

私は受け取るにチェックを入れてグラフを取得しました。

グラフは、91%が給付金を受け取ると答え、7%が受け取らないと回答。

考え方は色々ですが、給付金が経済活性化に貢献しないと思っている人のなんと多いことか。

私も受け取るとは答えたものの悩みます。

莫大な国の借金がまた2兆円増えるんですよ。

このままいくと国が破綻するのは明らかです。

12000円受け取った私は、自分の借金のほかに、国の借金600万円を支払う羽目になるのでしょうか。

これって『海老で鯛を釣る』?、にもならないか~。

『ミジンコで鯨を釣る』?。
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税務署様、来社

昨日税務署から問い合わせがあり、今日面談となりました。

今回は直に我が社へ入ったわけでは有りませんが、これで税務署の来社は三度目です。

特に後ろめたいことも無いので、普通に対応しました。当たり前ですが。

実は、ブログを読んできたと言われては、こういう書き方しかありませんよね。だって多分これも読んでいるでしょうから。[^^]

帰り際「ブログには個人名を書かないでください」と笑いながら税務署氏。これは、むろん冗談。それくらいは解ります。

ところで、本ブログには、メイン・カテゴリーに『税金と税務署』があります。

今回の税務署来社、待ってましたとばかりに、ブログの最高の題材でしたね~。

さっそくいまこの状態。

で、個人名を、書いてやろうかな?[^^;;

さて、税務署の態度は過去とずいぶん違いましたね~~。

対応の仕方を変えたのか、それとも私の受け取り方が違ってきたのか、これは定かではありません。

調査も一段落したところで、自販機からお茶を購入してお出ししようと思いましたが「硬く辞退する」とのこと。

ここは変わっていませんでしたね。
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裏金の税金はどうする税務署さん

朝起きるのは4時半から5時。

いつも朝一番から、パソコンでメールチェックなど仕事全開です。

こんな状態が日曜日もなくほぼ毎日です。

 

5時半になったら、TBS系列の『みのもんたの朝ズバッ!』を横目に、食事をとる6時半まで仕事です。

この時間は電話もならないので仕事がはかどりますね。

ところで今日は『みのもんたの朝ズバッ」で野球の西武がアマ野球の関係者に27年間に渡り170人に裏金を渡していたと報道されていました。

数ヶ月前にも裏金問題は出ていましたが、その真相究明のため設置した調査委員会が中間報告として不正の事実を公表したものです。

 

で、疑問が二つ。

一つは、大問題なったこの騒動をどのように後始末するのでしょうか。今回のきっかけになった前段で二人の若者が社会的に抹殺されました。

もし、野球界の大物の名前が挙がったら、前回の二人のように抹殺しますか?

もう一つ。
裏金というくらいですから、税金の申告しているとは思えません。

で、税務署はこの所得をどう処理するのでしょう。日常的に税務署と渡り合う中小企業の経営者としてここは興味のあるところです。

 
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脱税の協力を断りきれるか

創業時の話ですが、気前よく現金で買ってくれる仕出屋さんがありました。

1円でも売上が欲しい創業時のこと、現金売上のお客様は神様にも思え、丁寧にお付合いをしていたのです。

ところが半年くらい経った頃でしょうか、先方から納品伝票を2枚に分けて欲しいと依頼がありました。

最初はその意味も解らず、言われたとおり、1、2年はそのような状態が続いたでしょうか。税理士さんの話しでは、どうも脱税に利用しているようだとのこと。

目先の売上を考えるなら、お客様の言うとおりしなければなりませんが、世間は当然ながら、社員もみています。

経営者は世間を敵に回して戦うことは出来ても、社員を敵にして会社運営は出来ません。

この仕出屋さんには、帳簿類はすべておおやけにしているのでとの理由で、二枚の納品書を書くのは止めてもらいました。

お客様は相当のいかりだったのでしょう、以後取引は無くなったのです。

このお客様へは、1ヶ月20万前後の売上があったのでこの減少は痛かったですね。

その他にも、お客様からはっきりと脱税に協力して欲しいと言われたわけではないのですが、話の中でもしかしたらと思われる事が多々あります。

そんな時断固として要求をはねつけるのはかなり勇気が必要です。相手はお客様ですよ。お客様と言えば神様です。その神様の声をはねつけることが出来るでしょうか。

社内では、もしそうだとしてもそれはお客様のことだか棄てておこうと言う意見も有るでしょう。

しかし、いまはお断りしてよかったと心から思っています。

商いは正々堂々とやりたいものです。
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税務署の調査は大歓迎

会社内に税務署が入るとなったら、ほとんどの人が『嫌だ』と憂鬱になるでしょうね。

たとえ、脱税をしていなくてもです。これは私も同じでした。

ここが、過去形になっていることに注意してください。

アイマートを創業して22年になりますが、その間に税務署が入ったのは1回です。

いまから15年位前になるでしょうか。

当時もいまも同じですが、社内はそれほど広く無いので、税務署に一日居てもらっては邪魔になるので、資料一式を持って帰ってもらうことにしました。

後で追加の資料を言われるのも面倒なので、その際に個人の預金通帳など、税務署から要求されるものをすべてを持たせたのです。

数ヶ月調べていましたが、1円も追徴はありません。

私は基本的に税務署の調査は歓迎です。むしろ今では大歓迎と言ってもかまいません。

実はコレには理由があります。

税務署の調査は、いわばお金の流れをたどって、脱税を探すことです。

脱税はほとんどの場合経営者がやります。

私は脱税をしていないので、税務署が入ることになっても気になる所はありません。

お金の流れに不審な点があるとして、税務署の調査は、どれが経営者の脱税でどれが社員の不正かは解りません。

ここまで書くと、なぜ税務署の調査を歓迎するか理由は察してもらえるでしょう。

そうです。

社内の不正も、売掛未回収なのどのミスも、支払い過剰などの誤りも、すべて発見してもらえるのです。

もっともこのようなことが頻繁にあるようなら、それはそれで大問題ですが、税務調査は日常目に届かない所まで、また違う視点で見るようなので利用価値はあります。

税務署の職員と面談して、最も違うなと思う点ですが、経営者は社員を信用しないとなりません。したがって性善説が前提です。

しかし税務署は性悪説が前提ですね。目の前にいる人全部、悪人と考えています。

社員の不正は、日常的な教育の中で話していますが、万が一悪意を持って不正をしたなら、しばらく見つけようはありません。

私は、会社を作って22年目ですが、金庫を開けたことがありません。

また、金銭出納簿も社員が作りますし、日常の現金の管理も私の仕事ではありません。

お金の出し入れはすべて社員がやっています。

経費の請求も社員と同じレベルで、総務が社長を管理しています。

つまり、税務署の調査は私にとっては社員の調査でもあるのです。

日常社員には、税務調査などあったら退社してもそのあと7年は呼び出しますので、その時は出社してくださいと話しています。

税務調査があったとき、私はお金の細かな説明はできませんので、本当に出社してもらうことになるでしょうね。

これは、社員への不正に対する牽制でもあります。

それより何より、
国のお金で社内を調べてもらえる
のですから、こんなすばらしい良い話は他にはありませんよ。

もし、会社で社内の不正や間違いを見つけるとしたなら、その調査にどれほどのお金と時間が掛かるでしょうか。

これが税務署を歓迎する理由です。
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脱税はしないと決めた日

社会へ出たての頃の話ですから、もう数十年前の話しです。

銀行のロビーで週刊誌(週刊朝日だった記憶がある)を見ました。その印象はいまだに強烈に残っています。

それはパリの花売り娘ならぬ、同じパリの花売りおばぁさんが街頭に立つ白黒の写真と、短い記事でした。

その記事を読んだ時のことです。

記者がする幾つかの質問の中に「おばぁさん、生活が大変でしょう」と言いました。

すると彼女は怒ってこう言ったのです。「これでも税金をちゃんと払っているんだ。馬鹿にしなさんな」と。

そのような事が書いてありました。

威張れた話では有りませんが、当時の私は税金に対する意識はかなり低く、できることなら税金は1円も払いたくないという考えでした。

建前の税金を払うのは国民の義務だと言うのは解っています。またそのお金で社会基盤を整理する。

これも、あれもみんな解っています。

しかし、苦労をして手に入れた現金を、実質儲かっていると言う自覚も無いまま、税金として支払うことに納得できませんでした。

当時はですよ。

どうやったら税金を収めないで済むか。支払うとしても出来るだけ少なくする努力をしたものです。恥ずかしい話し行き過ぎた節税も含めてです。

そんな私でしたから、この言葉はショックでした。大げさではなく感電した感じです。

それ以後必要な税対策はするが、脱税は決してしないと心に決めています。

そうは言っても、最近の官僚、警察官、厚生省の役人、外務省、等々数え上げればきりがありませんが、その行状を見るに付け、ちゃんと税金を支払っているだけに腹立たしい限りです。

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