やっぱ、蕎麦は鴨セイロでしょ

アイガモの飼育を始めたのは、2003年の11月から、もう3年目に入りますね。

おかげ様で最近、お客様の方から当社を探し出してくるのでしょうか、問合せも入るようになって来ました。

当然ながら、自分の育てた合鴨が一番だと思っています。
合鴨の飼育を始めてからず~っと合鴨ばかり食べて他の肉は最近食べていません。

牛肉の味を忘れてしまいました。

で、鴨肉をずいぶん食べ歩きましたが、自分のところの鴨より美味しい鴨肉に出会うことはありませんね。

ところが、今日久しぶりにうなるような美味しい鴨肉を食べたんです。鴨肉といっても、鴨セイロそばに入ったいた鴨なんで、正確には鴨セイロが旨いと言った方が近いかな。

鴨肉の脂は白く透き通っていて、それから甘みが出ているんです。つけたれに田舎そばは合いますね。

もう一度行こう。

店名:日々
住所:札幌市東区北25条東15丁目
電話:011-731-7711
特徴:概観からも、店内も洋風と言うか、とってもそば屋さんには見えません。
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サンマも鴨も豚も

合鴨の雛.jpg

写真/入荷したばかりのアイガモの雛

アイガモを飼っているんです。

飼っていると言うのは、ペットじゃないですよ、家畜として飼育をしているのです。

 

で、だいたい日曜日はアイガモの世話をする日なんですが、可愛いもんですね。(実はこれ、禁句なんです)

だいたい8週間でアイガモは肉となるんですが、雛の姿を見るとほとんどの人は、 「かわ~いぃ!」と驚きの声を上げますが、家畜として飼うこちらはできるだけ可愛いとは思わないようにしています。

そりゃぁそうでしょう。可愛いなんて言っていては家畜を飼えません。

 

雛の姿を見ると、100%の人は「かわ~いぃ!」と言い、そのあと「60日過ぎる頃に、殺して合鴨肉にするんです」と説明すると「きゃぁ~残酷だぁあ」と。

これまた判で押したように同じような答えが帰ってくるんです。
 
「食べるのはおまえたちだろ!」と言いたいんですが、まぁ、その言葉は飲み込んで次のように言うようにしています。

 

かなり昔になりますが、鶏や豚を飼っていました。そのときからこちらの言い回しは同じですね。

「家畜は、飼う人が居て初めてこの世に生まれてくるんです。で、家畜は人間のためにこの世に生まれてくるんです」と。

「だから、一番残酷なことは、旨いとか不味いとか、また、このステーキは硬いとか文句を言って、残すことが一番残酷なことなんです」と。

判で押したような問いの場合は、こちらも判で押したように、そう答えることにしています。

「でも、やっぱ~、食べるのは、かわいそうだ」
と言う人には、「サンマなんか頭の付いたままで食べるじゃない、そのほうがよっぽど残酷だよ」
「ほうれん草も、レタスもみんな生き物なのに、かわいそうだとは思わないじゃない」「なんで、家畜だけ可愛そうだと言うの」と。

ここまで来ると、切れるのを必死に我慢して説明するんですが、解ってもらえたかは疑問です。

 

そういえば、生きている豚を見て、「あ、美味しそう」という人に出会ったことはありませんね。

そう考えると、アイガモの雛への反応は、理解しなければならないかな。[^^;;

 

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今日は休日、合鴨の雛舎糞清掃

経営者の日曜日。

休日の過ごし方は、
ゆっくりおきて一日のんびり過ごす。また、スポーツや他の趣味を楽しむ。友人の話を聞くと出てくるのはこんなところかな。

さて、今日はゆっくりしました。少なくとも肉体的には。

朝3時半に目が覚めて、ネットに繋ぎ社内の昨日までの報告を読みます。必要に応じて返事も書くので、これにだいたい2時間くらい。

朝食を食べ、週間の予定や計画、また月末の最終週は、来月の計画もチェック。ほぼ午前中をこれに当てました。

午後から、ブログやHPの書込みなど。そのあと5時間くらいは、プロジェクトの計画を練ります。

いま一番時間を当てているプロジェクトは二つあります。一つは北海あいがもの雛舎の建設。もう一つはメルマガやHPのアクセス数を上げる為のレポートを作成する。

今日はこんな感じでしたが、だいたい、休日は日常できないことを集中的に終了させます。

会社にいると、電話や打合せなどで時間は細切れになり、まとまった仕事になりませんので、休日の使い方は昔から重要視しています。

もちろん休日全部を仕事に使っているわけでは有りませんが、まぁほとんどこんな状態ですね。

どこの経営者も大なり小なり同じようなものではないでしょうか。

どこまで仕事の時間で、何処から個人の時間になるか。判別は難しいですね。
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【北海あいがも】の、「北のブランド2005」認証

北のブランド2005マーク.jpg

北のブランド 北海あいがも.jpg 認証の楯

今年に入ってから申請していた弊社の合鴨ブランド『北海あいがも』が、札幌商工会議所より【北のブランド2005】として認証されました。

自分たちの作った商品が、世間から認められたようでうれしいものです。まだそんなに売れていませんが。(笑)

そうは言っても、先月くらいから売っている自分たちも驚くくらい売れだしました。ありがたい話しです。これで売れ行きに勢いがつきそうです。

この「北のブランド2005」というのは、北の企業が生んだ優れた「モノ・ワザ」を、札幌商工会議所が「北のブランド」として認証したものです。

【北海あいがも】の認証は以下の理由によるものです。

[認証のポイント] (認証カタログより)
生産・加工・販売の全ての工程において、三位一体責任で取り組んでおり、その管理体制の徹底から品質に対する評価がひじょうに高い。
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網走、根室、釧路、帯広のお客様訪問

北海道の東側を道東といいます。

北海道全体が食の宝庫で、どこで食事をしても美味しいのですが、特に道東の食材は、山の物、海の物から畑までと人々を飽きさせません。

今回の訪問は、地域で一番店とも言えるお蕎麦屋さんで、合鴨肉のお取引を頂いている所を中心とした出張でした。

合鴨肉は他には負けない自信はありますが、美味しい合鴨肉も、その特徴を十分理解して料理しないことには、合鴨は生きません。

そんなことを考えながらの出張でした。

しかし、訪問したお客様すべてに、当社の合鴨肉のよさを絶賛していただきました。しかも、何処のお客様も当社の合鴨肉を十分生かしきった蕎麦を提供していたのです。

合鴨の生産をして本当によかったと心から思った次第です。

さて、合鴨を含む家畜は人間の役に立とうと、この世に生まれてきた動物たちです。

美味しく頂く。これがその動物たちに対する礼儀だと、私は考えています。これは人間の義務であると考えています。

一般の消費者は、家畜を殺すことを残酷だといいます。

それは認めます。

しかし、一番残酷なことは、人間のためにこの世に生まれてきた動物たちを、硬いだのまずいだのと、文句を言うこと。

また、そればかりではなく、残して無駄にし捨ててしまうことではないでしょうか。

【北海あいがも】は、当社のブランドですが、大事に育てようと考えています。
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