今年一番嬉しかったことはこれ。
2008年8月アーカイブ
いつもの時間に、いつものようにまたまた鴨セイロ。
注文して鴨南せいろが出てくるまでが楽しいんです。いつものことながら、わくわくしますね~。
手打ちそば粋蕎 鴨南せいろそば 1100円
食べる中ほどで蕎麦湯が出てきました。
これはチャンスと「どこの鴨ですか?」。
「ちょっと待ってくださいね、すぐ聞いてきます」とスタッフは中へ。
間もなくご主人が「鴨固かったですか、台湾産なんです。今美味しいかもを探しているんですよね」と。
このまま黙っているかなとも思ったのですが、質問した手前黙って帰るわけにも行かず「実は私は滝川で鴨を作っているんです」と、自己紹介。
昼食で鴨南せいろそばを食べても、営業はしないことにしていますが、今回は行きがかり上ということで。
結局一度我社の滝川産合鴨を食べてもらうことで決着。
え?、取引することになるのかって?。
それは解りません。粋蕎様で決めることです。
◎手打ちそば 粋蕎
住所 /札幌市東区北40条東16丁目1-1
TEL /011 (789)3355
営業時間 /11:00 ~ 16:00
土曜日夜間営業 /17:30 ~ 20:00
定休日 /毎週火曜日
センスの良いHPは→ここ
あっ、そうそう、今日は『行きつけにしたい蕎麦屋』を教科書にしてのお出かけでした。
築31年の我が家は、かなりきています。
そこで毎年少しずつ改築していますが、今年は台所を予定。
まだ正式に決めたわけではないのですが、気の早い妻はもう片付け初めました。
その最中に見つけたんですね、昨日のブログの缶詰。
昼食はその14年と4ヶ月と20日経った缶詰と、イカゲソと頭の煮付け。
「ん?なんだ胴体は何処?」
「冷凍してあとで食べるの」と妻。
続けて「今日は残飯整理なの」とはなんのこっちゃ。
『がぁ~ん、おれは豚かよ』
いずれにしても、14年と4ヶ月と20日経った缶詰を食べてほぼ20時間。
どこもなんともない私の元気すぎる体に、感動の銅メダル。
最近昼ごはんは自宅が多いですね。
今日も自宅で昼ごはん。
相方が「10年前の缶詰あるんだけど食べる~」と、いつもの消費期限切れ食品で人体実験。
『またいつもの消費期限切れだな、10年前の缶詰とは冗談がきつい』と思いながらも「いいよ~」。
『鮪のめだま』を開けて食べたんです。
『消費期限はいつかな?』、横に書いてありました。製造日より36ヶ月とあります。でも、消費期限ではなく賞味期限。
36ヶ月って3年だぁ~。へぇ~缶詰って賞味期限が長いんですね。
で、確か缶詰の製造年月日は缶の底に書いてあるはずと確認。
すると940407とあります。
これは1994年4月7日製造の意味ですよね。
賞味期限は製造日より3年だから1997年だ。今年は8年、賞味期限が切れても1年ちょっとか、なら大丈夫。
と考え食べている矢先に「大丈夫なの?」と、相方の心配そうな声。
『缶詰は保存食、そんな簡単に腐りはしない』とは思ったけれど、いちおう後々のために釘を刺さなきゃと「心配なら食べさせるなよ、これ大丈夫なのか」と私。
相方は「缶詰が腐ったらパンパンに膨れるから、この缶詰はそうなっていないよね。なら大丈夫」と力強く安全宣言。
「じゃ、自分が食べろよ」と。「いいや、私は絶対食べない」とあっさり拒否。あんたは偉い。
『あれっ、でもなんか変だな?』、よ~~~く計算。
『ん?、8年って言っても今年は2008年』。
ちょっと待てよ、冗談じゃない、賞味期限が切れて11年も経っているじゃないか。
「さっき言ったでしょ、賞味期限が切れて10年経つ缶詰だって」と妻。
じょ、じょ、じょう~~だんを~~、あっいや本当に~~。
『いや、確かに言ったけど、まさか本当に10年前の缶詰を食卓に出すとは思わんかったしょ~』とあとは声にもならない声でぼそぼそ。
もっとも怒っても後の祭り、155gは一味と醤油で味付けし全部腹の中。
製造年月日からいくと、14年と4ヶ月と20日経った缶詰を完食。
これって自分に金メダル。[^^;;
北京五輪が終わりました。
北島康介はアテネオリンピックに続き、北京オリンピックでも100m・200mで2冠の金メダル。
柔道は幾つも金、ほんと感動をありがとうですね~。
また、400mリレーの銅メダル。これも最高です。
でも、私の一番の感動はちょっと違います。
実は私の感動は、中国まで行って中国チームを銅メダルに導いた井村雅代コーチです。
中国のコーチ就任非難の声もあったようですが、その勇気に1票です。
中国では親しみをこめて『親切的魔鬼教練』(親切な鬼コーチ)と呼ばれていたそうで、選手の銅メダルを全部首から提げて喜ぶコーチの笑顔が最高でした。
つまり、今回のオリンピックで私が解ったことは、金ばかりが最高じゃないということです。
銀にも銅にも、そして選手ばかりではなく、なんとコーチまで。当然スタッフも入るでしょう。
参加した人すべてが、私達日本人に感動を与えていたということですね。
バージンロードって、キリスト教の教会の入り口から祭壇までの通路を意味する和製英語なんだって。
詳しくは、→ここ
皆様ご存知、教会で行われる結婚式では、新婦と父親がこの布の上をスキップ歩きで入場します。
で、私もきのう初めて歩きました。もちろん娘と一緒に。
印象は、とにかく照れくさい。この一言です。
泣くどころの騒ぎではありません。
バージンロードを歩く前から「きっとなくよ」と何人に言われたことか。
[^^]v、私はあまのじゃく。
終わったあとも「後ろから見ていたけど、泣いていたでしょ」「わかったよ」など、10人には言われましたね。
『後ろから見て、わかるわけないだろうに』とは思いましたが、そこはめでたい席、口にチャック。
嬉しさ寂しさより、ハズカシさが勝っていましたね。
落ち着いて考えてみたら、参加者というか見学者一同、新婦を見ても父親なんて見ていないはずで、私の恥ずかしがりは不要でした。
まぁいずれにしても、嬉しい気持ち寂しい気持ちより、親としての責任を果たした安堵感の方が勝った2分でしたね。
ハズカシイ気持ちの理由がもう一つ。
我が家は仏教で、どうもなじめません。そこまで突っ込んで考える必要は無いのでしょうが、いかんせんまじめな天邪鬼なもんで。
牧場造成を始めてまる3年。
だいぶ形になってきたのですが、最初に手がけたところに若干の手直しが出てきました。
最初は草刈機を入れないつもりだったので、当初は整地もいい加減で穴ぼこだらけ。
なんせ素人の力任せの放牧場造成。
しかし、どうも草刈機を使わなければ、良い草が育ちそうにもありません。
そんなことで穴は埋めることにしました。
また、手直しで一番多いのが残した木、これが邪魔になり日陰ができて草も伸びないのです。
で、木は最小限残して倒します。
木を倒すとどうなるか、面白いですね、綿羊を見てください。何をしているか一目瞭然。
木が倒れるとめん羊は一斉に駆け寄り葉っぱをむしゃむしゃ、物凄い喜びようです。
柏の木や柳の木など、より好みは無しかな。木の葉っぱならなんでも食べるようで、イチイの木の葉なども平気で食べちゃいますね。
そういえば私も、桜餅の葉と柏餅の葉は大好きです。
え、私ですか?、はい、丑年です。
千歳営業所へ行ったのは19日。
昼食は「また鴨セイロなの?」と言われそうで、ブログに書くことを躊躇してしまいました。
そうなんですよ~、『そば直庵』さんでかもざるです。
許してください、お客様のところで食べる鴨セイロ、今回はかもざるですが、至福のときなんです。
しかも、こんなに美味しく料理していただくなんて、これ以上の喜びはありません。
そば直庵さんのかもざる、特に私の好きなところは、大根の辛味と鴨の甘みがマッチした部分で、そこには独特な世界がある、そんなところです。
ということで、そば直庵さんの『かもざる 1000円』です。
たしか2回目の訪問。
1回目は、ブログを検索してみると2007年05月15日でしたね。
店名 そば直庵
電話 0123-28-8288
住所 北海道千歳市若草3丁目2-11
今年の北海道の夏は過ごし易かったですね~。
農作物に影響が出るほどの冷夏というわけではありませんが、心配なところです。
いまも寒いくらい、でも今日の夕食はなぜか冷麦。
結果、震えながらの夕食。夏なのに。[^^]
さて、その夕食時の話です。
私がめんみを使おうと腕を伸ばすと、ちょうど妻と鉢合わせ。夫婦仲のよさの証明みたいですが、ほんとよくぶつかるんです。
みなさん、こんなときどちらが遠慮しますか。
今回は私のほうが先に手を引っ込めてしまいました。つまり妻にメンミ先使用権を譲りましたが、今までどうだったのかと考えてみると、あれっ、思い出せません。
しかし、結婚当時は明確に私でしたね。私は我侭なもんで遠慮なんてしていません。
当時は、醤油を採るときの順は私が一番です。鉢合わせは妻がえんりょする。むろんそんな約束をしたわけではありませんが、そういうことになっていました。
勿論テレビのチャンネル争いも負けしらずの100連勝。
いったい、いつの間に私のほうが譲るようになったのか。考えてみましたが、それが見当つきません、記憶があいまいです。
でも、はっきり解るのは、去年や今年の話では無いということだけです。
ということは、妻との力関係が逆転したのはだいぶ前ですね。
この話し、軟弱な男とお思いでしょうが、居心地いいもんでこのままいきます。
どうしたものかと思案中。
またまた先日に続いてスズメバチの話しです。
今日は写真を見てください。三角屋根の我が家。その一番高い所に目測長さ1mもありそうなスズメバチの巣。
2階のベランダのまだ上ですから、いたずらでもしない限り大丈夫かなと、よし、ほっておこう。
実は、ブログにも書きましたが、スズメバチの巣3個を8月10日に退治したので、これで安心と気を抜いていました。
しかし、数日前からスズメバチが部屋に入ってくるので、どこかに巣があるはずだとは思っていましたが、なんと我が部屋の真上2mの所に、こんな巨大な巣を作っているとは。
もう殺生は嫌なので、放っておこうとは思っていますが、スズメバチの恐怖に耐えられるか、それが問題なんです。
ちなみに今日も部屋に1匹入ってきました。
悪戦苦闘し窓から出して「もう戻ってくるなよ、バイバイ」と。妻なら蝿たたきでバシッと一発です。
嫌いな者には容赦しません。
私も蝿たたきは嫌いです。[^^;;
目の前で交通事故を目撃したのは今日が初めて。
過去には5台前の交通事故と2台前の事故と、目撃は2件です。
さて今回の事故。
3台並んで走行する車の、一番前は白いトラック、次がグレーの乗用車、三番目が私の白いバン。
一時停止で、なぜかトラックが左に車を寄せ右のウィンカーを点滅して停車。
このとき、私は左からオフロード車がかなりなスピードで近寄るのを見ています。
で、グレーの乗用車はトラックが邪魔になったのかクラクションを鳴らし、右からゆっくりと前へ出ました。
そこへ、左からオフロード車が突っ込んで事故となりました。
気が付いたらいつもの癖でパチリと。それがこの写真。
白いトラックが写っていますが、なぜ交差点であんな止まり方をしたのか聞いてみたいものです。
私は停止して、ゆっくりと交差点を抜け止まりましたが、白いトラックはそのまま右折して行ってしまいました。
今回の事故、幸いなことに人に怪我は無かったようですが、私の人生、色々なことがあるものです。
お盆といえば、幽霊の話。では無くて今日は花火。
小さな子供でもいない限り花火なんてすることはありません、今日は20年ぶりで自宅での花火大会。
ところで、デジカメで花火を撮るのってどうやるのでしょう。
いくらデジカメが高性能になったとはいっても、基本的なことを知らないと花火をする人、これを綺麗にとることは難しいですね。
で、今日はデジカメをフラッシュ無しでオートのままパチリと。
でけた。これでも大いに満足。
しかし、これは腕というよりデジカメの頭が良いから。これに腕が上がったら、もっとよく取れるはずです。
あ~~~~、、あと夕焼けもうまく撮れませんね~。
3回くらい聞いたんですが、悲しい私のおむつ、じゃなくおつむでは覚えられません。
もうひとつ、あと妻もなかなか美人に写りませんね~。
これは腕のせいでもデジカメが悪いのでもありません。
被写体の責任。[^^;;
今日もサフォークの話し。
北海道サフォーク牧場のめん羊は、毎年5月末から6月上旬に放牧します。
放牧した綿羊は、あと風が吹こうがカンカン照りの空の下であろうが屋外です。仮に土砂降りでも外で草を食べています。
カンカン照りは木陰に入っていますが、風は案外平気みたいですね。
さて雨の時はどうしているかというと。
小雨程度では普通に草を食んでいます。土砂降りは木陰にでも入るのかなと思っていたら、今日初めてその状態を目撃しました。
それが下の写真です。
結構な土砂降り。
バケツまではいきません、如雨露(じょうろ)状態かな。
昼12時に雨が降り始めると、サフォークはこのように固まったまま動きません。
写真だから動かないのではありませんよ。[^^]
ほんと立ったままですよ。中には寝ている羊もいますが、結局それから1時間この状態でした。
傘も差さずに。
ここは私の特等席。
2008年08月04日のブログ『サフォークの運動量』でも紹介していますが、私の取って置きの場所。
だから特等席。
ここは北海道サフォーク牧場で一番高い所。毎朝ここに座って居眠りを、じゃなかった考える人するんです。
最近は億劫ですね。日々寒さを増して、先だっては12度くらい。
それでなくても、北海道は秋が早いんですが、ここは我が牧場でも一番秋が早い場所でもあります。
そろそろ朝のラジオ体操に替えようかな?
昼時は札幌でした。
ということで、またまた鴨セイロ。しかも我社の鴨。これが最高の喜びなんです。
『そば切り さか田』さんでの鴨セイロは格別でした。
やっぱり美味しいですね~、我社の鴨は。むろん蕎麦も。
すいません、鴨生産者なもんで。[^^;;
『そば切り さか田』さんには格別の思い出があります。
今回で3回目のここの鴨せいろなんですが、一番最初のこと。
2年くらい前の話ですが、娘と昼食は蕎麦にしようということで、車でぐるぐる。
「あ~あったあった、ここにしよう」とまずは何処でもよく入ったのが『そば切り さか田』さんです。
もちろん鴨セイロを注文。
一口食べて「あれ?」。
『ん・・・、この味、もしかしたら』と。
で、娘に「この鴨美味しいなぁ~、でもこの味、うちの鴨の味に似ているんだよね~」と話し、壁を見ると『滝川産の鴨肉を使用しています』と書いてあります。
滝川にはもう1軒鴨生産者があるので、もしかしたらそこかも知れないと思ったのですが。でもうまい。こんなに旨かったかなぁ~と半信半疑です。
いても立ってもいられず、店を出てすぐ会社に電話をしたら、やっぱり我社の鴨でした。
それにしても、自分の会社のお客様を把握していないなんて、なんともドジな経営者でした。
今日は三回目にして始めて名詞を渡しました。
「いつもお世話になっています。これからもどうかよろしくお願い致します」
◎そば切り さか田 (そばきり さかた)
住所 札幌市北区北13条西4丁目2
電話 011-707-4022
FAX 011-707-4022
営業時間 11:30~15:00、17:30~21:00
定休 日曜日
席数 32席
駐車場 3台
『サンマー投げ大会』と銘うちサンマ投げ大会を提案した釧路市の若者グループ。企画は釧路市内の経営者や大学生など。
主催の目的はまちおこし。
しかし、まちおこしにしてはふざけすぎだと袋叩きです。
新聞によると『食べ物を粗末にしている』とか漁業者は『燃料高で苦しんでいるのに無神経』など。
釧路市の水産課もやり方に問題があると、あまり乗り気では無い様子です。
賛成の人も少しは居るようですが、おおむね反対。また、ネットを見るとまぁ凄いこと、反対意見がてんこ盛り。
で、結局秋刀魚の木彫りで行ったようです。
さて私の意見。
私は畜産、つまり家畜の命で生計を立てている肉屋です。
食べ物を粗末にするなという、今回のさんま投げ大会に反対の意見、これは一応理解できます。
しかし、最初から木彫りの秋刀魚を投げる大会に変更させてしまうって、どこかおかしくはありませんか。
反対の意見の中に、食べ物を粗末にすることに対する批判。
でも、世の中にはそんな祭りというか習慣は沢山ありますよね。
例えば、ライスシャワー。節分の豆まき、海水浴場のスイカ割り大会、スイカといえばスイカの種飛ばし(種は食べ物とは言いませんが)、ピーナッツ飛ばしなんていうのもありますよね。
ここまで書いたら、それは植物で、さんまは生き物なので、ぜんぜん違うじゃんと言う意見も出るかとは思いますが、私は植物も動物も元をただせば命で同じだという考えです。
また、食べ物という括りでは一緒。
あぁ一つ思い出しました。祭りのイベントとしてする卵のキャッチボール。卵はほとんど割れ捨てるのに、食べ物を粗末にするなという非難で取りやめたとは聞いたことありません。
仮に魚は生き物として駄目だという意見の人には、じゃ釣りやハンティングはいいんですか、と聞きたいですね。
私が仕事でする殺生、これは避けようがありません、しかし、さんま投げ大会を非難する人、遊びで殺生する人たちを非難したことありますか、それなら納得できますが。
勘違いしないで下さい。私は食べ物を粗末にするのは反対です。
しかし、あまりにもヒステリックすぎませんかと、言いたいのです。
漁業者の気持ちも納得できます。
しかし、漁から上げてきたさんまを、それこそ煮て食おうが焼いて食おうが消費者の勝手ではありませんか。
我社の肉、これだって一生懸命作ったとよと、また動物の命だよ大切にしてと言っても、お客様が煮て食おうがローストにしようが、犬の餌でも猫に食べさせても、文句をつけるなんて考えたこともありません。
一度テレビで見たのですが、スペインではトマト祭りがあります。これなどきっかけは喧嘩のようです。
それから見たら、今回のさんま投げ大会、目的は地域興しですから立派なものです。
あと、プロ野球で優勝したチームが必ずする恒例行事。
そう、ビールかけ。もったいないなぁとは思いますが、ほとんどの人は、まあいいかなと笑って見ていますよね。
私はそれよりなにより、今回の反対意見の人たちに言いたいことがあります。
それは、やる前から若者のやる気を潰してしまうこと。
これに恐怖を感じますね。
この祭り、何も無いゼロからの出発。失敗しようがどうしようが、いいじゃないですか。
スタッフは初めてだから、右も左もわからないんです。気配りも足りないかもしれません。
イベントを1回2回と重ね経験して、色々学んでいくんです。なのにその機会を奪ってしまうんですか。
どんなことでも、一番最初があるから、10回目も50回目もあり、そして100年も続く祭りとなるのじゃないですか。
主催者、勇気を持っての提案です。
それを、よーいドンとスタートしてからならまだしも、走り出さない前に、やめろの大合唱、批判の嵐。
私は、それこそそんな人たちに言いたいですね。
反対なら、行かなけりゃいいんじゃないですか。それが主催者にとって一番の恐怖のはずです。
今回の『サンマー投げ大会』
この駄洒落を面白い名前だ、つまらない名だとどう考えようが、その無駄ぶりを笑ってみてやればいいでしょうに。
その結果、次の年に廃れたら、それは世の中に必要とされない所作だったということで、それでチョン。
サンマー投げ大会、これでいいのだ(赤塚不二夫風に)
先日『静内食美楽』の社長が、北海道サフォーク牧場へ見学にこられました。
『静内食美楽』は北海道は日高にある、エゾシカ加工場です。
社長は現役のハンターで、自分でもエゾシカを撃っているそうです。
「岩井さんは、ハンティングするんですか?」
「いいえ」と私。
続けて「私は猟も釣りもしません」と、これに社長は言葉が詰まってしまいました。
なぜなら横目にサフォークを見ながら「このように生き物を飼うのが私の仕事です。生き物を飼育すると嫌でも動物を殺さなければなりません。ですから、その他の殺生は出来るだけしない様にしているんです」と話したからでしょうか。
『虫やハエも出来るだけ殺しません』と、
これは言いませんでしたが。[^^]
でも、考えてみると食美楽の社長もエゾシカを撃つのは仕事でしたね。
私と同じです。
と言っている矢先に、今日は殺生の話です。
我が家は1977年に建てたもんで、あちこちかなりがたが来ています。
写真のように軒先など崩れ落ちているところが数ヶ所。
まぁ、それは良いんですが、困るのはその小さな穴へスズメバチが入り込んで巣を作っていることです。
しかも、3ヶ所も。
裏口なんですが、出入りの度にスズメバチの威嚇か、奴が頭の上をぶんぶんと飛ぶんです。
秋になるとスズメバチに刺されて、死ぬ人も居るくらい獰猛なこの蜂。
最初はこちらからちょっかいを出さない限りは大丈夫だと、高をくくっていたんですが、そうも行かなくなりました。
なぜなら、我が家には3歳くらいの子が出入します。
もしなんかあったら大変ということで、今日は退治デー。
これは私の信条に反します。
でもおもいっきり、殺虫剤でプシューっと。
地面に落ち、のた打ち回るスズメバチを見るのはちょっとつらいですね。なぜなら、スズメバチにはなんの罪もありませんから。
ごめんね。
お笑い番組が大好きです。
特に秋刀魚、じゃ無くて明石家さんまが。
その中でも日本テレビ系の『踊る!さんま御殿!!』が大好きで、妻に録画を頼んであり、過去5年分くらいは録画してあるはずです。
でも、この前喧嘩したんで録画は大丈夫かなと、いまはちょっと心配です。[^^]
さて、他にもお笑い番組が好きで、サッカー、野球、オリンピックは見ませんが、お笑いだけはチェックしていますね。
そのなかでも、最近の一押しはTBSの『ザ・イロモネア』。
見るのは、今回でたしか4回目。
番組は出場する芸人が、5つの分野で5回のチャレンジがあり、観客100人から無作為に選んだ5人全員笑ったら、100万円という物です。
勿論芸人の演技も楽しめます。まぁこれは当たり前。
で、私が一番面白いなと思うのは、観客から選ばれた5人。
人は色々ですね。
演技が始まったらすぐ笑う人。ぜんぜん笑わない人。笑うのかどうか心配させる人。ほんと色々です。
どうも若い人が多いようですが、笑顔の無い人とは同じ屋根の下では住め無いなぁ~と思いながら見ています。
それはともかくその5人の表情です。これが面白い。
特にぜんぜん笑わない人。
テレビ的には魅力的ですね。だってこれは皮肉の最たるもので、何の為にお笑い会場まで来ているのか疑問でしょ~。
え~っと、今日のブログは『ザ・イロモネア』宣伝ではありません。
念のため。
生鮮おろし。これは我社で運営する食品スーパーです。
現在岩見沢市と、ここ滝川市の2店舗運営していますが、頑張っています。
と言うのも、滝川市の話をするなら、大手のスーパーの大売出し状態。
大手はダイエーを筆頭に、ビックハウス、マックスバリューがあり、生協やAコープ、そしてイオン系の食品スーパージョイが3店と、それはそれは毎日毎日しのぎを削っています。。
そんな中で地場の小さなスーパーは、営業しているだけ立派というものです。
まぁ、自分で言わなければ誰も褒めてくれないもので、、[^^;;
では、なぜ成り立っているか。ちょっと考えてみました。
一つにはパートさん初め社員も、長時間一生懸命働いてくれます。まず、大手のスーパーの2倍は働いていますね。
しかも給料が安いときています。これを経営者の私が言っては駄目ですが、しかし悲しいかな事実なんです。
そうでないと、吹けば飛ぶような、我社の食品スーパー『生鮮おろし』はとっくの間に消えて無くなっているでしょう。
もう一つ私たちがそこで営業し続けられるのは、建物や什器備品にお金を掛けていません。
建物はぼろぼろ穴だらけで、これも自慢にはなりませんが我が社の現実です。
賃借する建物は倉庫とあわせ300坪。駐車場が50台分。もと野菜の冷蔵庫でした。
これを直して店舗にしたのです。家賃は数十万円(家主さんに了解を取っていないので書けませんが)。
また、什器備品も中古を買って間に合わせました。
つまり、全てを新規に揃えるとしたら、これまた営業開始後16日でつぶれていることでしょう。
このように維持費の掛からない店となっていますが、それが価格の安さにも反映され、お客様に来店していただけるのです。
その他に、仕入先は出来るだけ地場の生産者から仕入れるようにしています。
卵は芦別の末永農場さんから、パンは赤平の石川パン屋さんから、また豆腐は滝川の睦食品さんから購入しています。
また、青果売り場には、農家直販コーナーがあり、これが大人気です。
こんな方法を取るのは、直接買うので安いというのもありますが、例えば写真のいま豆腐を並べている人は睦食品の社長です。
社長さんは朝3時におきて豆腐を作り、そして配達もしています。この豆腐がまずいわけ無いじゃないですか。
パンも社長さんが11時頃持って来るんですよ。ほんとこれが美味しいんです。
地域の小さなスーパーが生き残っていくのは、こんなこと。つまり、地元の人たちと苦しさも喜びも一緒に味わうことじゃないでしょうか。
大手は勝手ですよ。
滝川駅前にあった西友は、儲からないとなったら、あっさりと出て行きました。
あとは野となれ山となれです。そのあと、地元がその建物をどうしようが、困ろうが関係ありません。
私の考えは、『生鮮おろし』は地域の人と共に同じ空気を吸い水を飲み、そして生活をして、長生きしていく。
そんな風に考えています。
昨日中学校の思い出を書きましたので、今日も一つ。
非常に中の良いクラスでした。なんせ9年間34人(?)でずっとほぼ同じ顔ぶれだったもので。
ですから、小学校2年のとき、誰が転校していき、また入ってきたとか、5年生のときは誰が転校してきたとか、中学校1年では誰が、転校して行ったとか、ほぼ全て把握しています。
で、9割は同じ顔ぶれ。
他にも誰が何年生のときお漏らししたとか、忘れたほうが良いようなことまでも、鮮明に覚えています。
そんなことで、クラス会はよく開いていますが、まとまり良く仲の良い理由はもう一つあります。
それは、卒業時の担任の先生です。
その先生は、中学1年の2学期に赴任してきたのですが、この先生が兎に角素晴らしいのです。
私の人生で、心から先生と呼べるただ一人の人かな。
次にックラス会を開く約束は60歳。でも出席するかどうか迷っています。
30歳のときはまだ良かったのですが、40代のクラス会では、孫が居ると話している者が居ました。それは良いんです。
50代のときはそれが一段と進んで、そんな話と昔の話ばかりです。ん、、、これもゆるせるかな。
これじゃ60代のときには、どんなクラス会になっているやら。過去の思い出ばかりになりそうで、これが怖いのです。
私としては、もっと先の話、将来の話をしたいのです。でも、これでは夢のある話を交わせそうにありません。
むろんいまさら青年のような話まで期待はしませんが、人生はまだまだ先は長いのです。
これからどう生きるかとか、自分の人生の締めくくりはどうありたいとか、過去の話ではなく先の話をしたいのです。
むろん過去の話を楽しむことを否定するつもりは在りませんが、でも、人は死ぬまで生きていかなければなりません。
私も先の方が短くなってきたので、その短い時間を充実した時間とするために、過去を振り返っているばかりの時間はどうかなと。
偉そうな事を言っていますが、でもこの話、
私が60歳まで生きることが前提の危うい話です。[^^]v
中学1年のとき、国語の女の先生に褒められたことがあります。
「岩井君は年上の人を・・・さんと、きちんと『さん付け』で呼んでいますね。良いことです」と。
私の通う中学校は小学校と併設の小さな学校で、いわば9年間同じクラスです、そんな環境ですから二つ三つ上も下も、まるで兄弟のように学んでいました。
ですから、上であろうが下であろうが、名前を呼ぶときは『ちゃん付け』だったり、愛称で呼んだり、呼び捨てだったりしたものです。
しかし、私は何故か理由も、いつからだったか時期も解りませんが、一つでも年上の場合『さん付け』で呼びかけていました。
嬉しかったなぁ~・・・・・、ではなく、なんとそれが今でも抜けないという話です。
社内の話。
例えば社員でも年上なら『さん付け』で呼んでいます。
社員の場合、女性なら全員に『さん付け』。男性社員の場合、年下は『君付け』で呼び、愛称や呼び捨ては一人も居ません
社内の場合は、分け隔てなく接することが出来るので、この呼称方法で良いと考えていますが、他ではもっと単純です。
昔からの付き合いのある年下に『君付け』する人も数人居ますが、まぁ基本的には『・・さん』としています。
もうこれ以上は無いというくらい簡単で、まず、『ちゃん付け』や『愛称』で呼ぶなど一人も居ません。
ただこんな呼び方が癖になっていると、困ることもままあります。
それは、大会社の社長でも、『さん付け』で呼んでしまうことです。
他にも、政治家や大学教授、また、その他に『先生』と呼ばれる人も、普通に『・・さん』と呼びかけてしまいます。
私が抵抗無く先生と呼べるのは、学校の先生とお医者さんだけですね。
『三つ子の魂、100までも』と言いますが、これもその類でしょうか。
でも、解らないのは、あの先生、どこで見ていたんでしょう。
昼はヤッパ鴨せいろでしょ。
と言いたいところですが、実は今回の話のスタートは先日8月2日のブログ。
栗山の錦水庵さんで鴨南せいろを食べましたが、待ち時間にテーブルに備え付けてあったノート。これをぱらぱらとめくっていたら、里塚のまる貴そばさんの話が書かれてありました。
で、メモして、今日の挑戦となった次第です。
いちおうネットで地図を印刷して行ったのですが、まるきり住宅街の個人住宅そのもの。
一度行きすぎ戻ってやっと。
つけ鴨板そば 1100円
つけ鴨の鴨は輸入とのこと。残念。
北海道でも鴨は生産されていますよ~~~~。
と言いたかったのですが、内気内股なもので。
■店名 /十割板そば まる貴そば
■住所 /北海道札幌市清田区里塚3条6丁目5-15
■電話・FAX /011-301-6633
■営業時間 /11:30~15:30
■定休日 /月曜日
北海あいがもの飼育を始めてから、大都会に出たらほとんど蕎麦は鴨入りです。
いつも思うこと、それは、我社の鴨は旨~~い。
と言ってもこれは自分のこと。
構いません。皆様は私の言う言葉を、半掛け五割引に思っていただいて。
それでも、やっぱり美味しい物は美味しい。私は嘘をつけません。
写真のサフォークは、二階の窓よりちょっと高めの場所で草を食んでいて、それを下から写しています。
通常羊といえば草原が似合いますよね。しかし、我社のサフォークは過酷な放牧場で草を食べているんです。
なんと標高差は50m以上。え~っとたぶんです。なにしろ計ったことは無いもんで。
距離にして700mくらい、でこの高低差は厳しいですよ。
私の体力では、中ほどから一番高いところまで上がるのに12回ほど休まなければなりません。
しかも、頂上では20分休憩しますね。そのための椅子も用意してあります。
ですから、サフォークの運動量はかなりなもので、これが幸か不幸か丈夫なサフォークを育てていることになっている。と、私は思っています。
ほんとサフォークの散歩に付いて行くのはたいへん、私の運動量も相当なものですよね~。
北竜町のKさんの合鴨君がやってきました。(7月26日の話です)
このアイガモ達は、5月の田植え後に田んぼに放たれ稲を食べずに草を食べ草取りをしていました。
これは除草剤代わりとしての働きです。
で、うんかやイナゴなど昆虫類も手当たり次第に食べます。つまり防虫効果抜群の働き。
他にアイガモの仕事として、生き物は食べたらウンコをしますよね。アイガモも同じ私も同じ。つまり、稲に肥料をやるんです。
このように一日中田んぼの中を泳ぎまわる(歩き回る)と、田んぼの中はどろどろになります。
実はこれも重要な仕事で、稲に酸素を供給しているのです。
で、最後に我社に来て、肉として飼われ、最後の使命を終えます。
ということで、アイガモって働き者ですね~。
もしかしたら、私より働き者かもしれません。
昼はヤッパ鴨南せいろでしょッ。
ということで、株式会社アイマトンのお客様でもある栗山は錦水庵様で鴨南せいろ。
滝川から千歳へ行く途中の栗山。
いつもは脇をかすめて通り過ぎ寄ることはありません。
で、今日は千歳へ行く途中時間を調整して、昼食に鴨南せいろ1200円と鴨柳川550円を食べました。
一口「あれっ、」と。鴨がちょっと違いますね。やわらかいのです。しかも鴨の美味しさもきちんと出ています。
「え~、なんか食感が違うな~」と思っていたところ、ご主人が出てきて「実は・・・」と調理の仕方を話し始めました。
丁寧に話すので恐縮し「実は私はこちらに鴨を納めさせていただく、株式会社アイマトンの岩井政海と申します」と自己紹介。
「あ~そうですか、どうりで。実は中でスタッフが鴨のご注文ばかりですと話していたんですよ」と嬉しそうに鴨料理のいきさつまでお話いただきました。
私にとって、鴨南せいろは食べ物というより、鴨の命を食すのです。
こんなに美味しく料理していただき、今日は鴨飼育者として、細めのお蕎麦とともに最高の喜びも味わいました。
錦水庵様、これからもどうかよろしくお願いします。
あじゃぁ~~~~~~~~~、
千歳へ行くのを忘れて帰宅してしまったぁ~~~~~。
北海道の酒蔵小林酒造は北の錦で有名。
錦水庵は、その敷地内にあります。建物は昭和元年に建てられた民家とのことで、風情がありますね。
■店名 /錦水庵(きんすいあん)
■住所 / 北海道夕張郡栗山町錦3丁目93番地
■電話・FAX / (0123-73-7171)
■営業時間 /11~16時
■定休日 /火曜日
今日から、放牧で青草を食べさせためん羊と、舎飼で乾草・穀物・ワインの絞りかすを食べさせためん羊で、ラム肉の味はどう違うのか、その為の飼育実験をします。
2頭の綿羊は兄弟。
詳細は『北海道サフォーク牧場トレーサビリティシステム』で閲覧できますが、会員にならないと詳細まで見ることはできませんので、飼育実験の内容を紹介します。
実験内容
・生まれ 2008年2月19日生まれ
・対象子羊 AIM08-148、AIM08-147
・父♂ サフォーク BRO06-136
・母♀ フライスランド MF06-424
※フライスランドとサフォークのF1です。
・対象期間 11月初旬まで
1.AIM08-148は、
2008年8月2日より放牧し3ヶ月青草を食べさせる。
2.AIM08-147は、
乾草とその他穀物とワインの絞りかすを食べさせる。
味がどう違うか、またできれば食肉の成分まで調べたいと考えています。
実は、この実験の提案は、料理人Kさんの「ワインラムと放牧した羊の味の違いを見てみたいね」との一言でした。
成分比較をしてみたいとの気持ちはありましたが、背中を押してくださったKさんには心から感謝いたします。
その結果どうだったかは、ブログで紹介しますね。
でも、なぁ~にも違わなかったらどうしましよう、今日から眠れなくなりそうです。
株式会社アイマトンは創業25年。
創業当時は、お金が無い、信用も無い、お客様も無い、そして歴史も無いの無い無い尽くしでした。
当然仕入先も無いので、商品調達にはずいぶん苦労したものです。
創業当時は養豚業も経営していて1000頭ほど飼育していました。
生産された豚は産地問屋を通して、Pハムへ納品していたのです。
そんなことから、株式会社アイマトン(当時はアイマート)創業時に、肉加工品の仕入をお願いしました。
「売りません」とのこと。実にあっさりしたものです。
当時はスーパー全盛期で、街の肉屋さんや小さな鮮魚店、青果店、雑貨店などが、次から次へとつぶれていた時代です。
『そりゃそうだよなぁ~』と、これにはすぐ納得。
だって、何も無いところから肉屋を初めたのが相手にとっては心配の一つ。おまけに社会情勢がそんなことですから。
で、次に提案したのが現金での仕入です。
「い~~や、売りません」と。
さすがにこれには頭がプッツンです。
でも、当時のその怒りを、何処へもぶつけることはできず、悔しさと生唾を一緒に音も無く飲み込むしかありませんでした。
しかし、それで怒りが治まったわけではなく、この屈辱は25年経った今でも残り、当時の状況をありありと思い出すことが出来ます。
こんな話はPハムばかりではなく、他にも数社あります。
昨日来社したN畜産もそうでした。
妻の従兄弟の伝をたどって、N畜産の本社(営業所かも)を訪れ、営業担当の課長さんと面談をしたのです。
で、こちらは感触も良く「はい、わかりました。改めて訪問いたします」とのこと。
内心『やった~、これで肉屋としての商品構成が一段と良くなる』と喜んだのも1、2週間。
1ヶ月経っても誰も来せん。
そこで、2ヶ月たった頃、もう一度訪問するも、前と同じ返答です。
それから3ヶ月ほど待ちましたが、なんの反応もなし。
お陰さまでお取引を引き受けていただいたメーカーが他にあったので、現在に至っていますが、そんなこんなで当時の屈辱はいまだに抜けません。
ところがこのN畜産、このたび縁あって取引をすることになりました。
昨日営業部長初め3人様に、本社を訪問いただき詳細を詰めました。
全て終えた後、創業当時から抱えていた屈辱「なにくそ、絶対に負けない」と張り詰めた感情が、必要なくなったことで、少しの虚脱感もあります。
『なにをそんなに片意地を張っていたのだろう』『なんでそんなにむきになるの?』と。
いまはただ『これでひとつ片付いたな』と、安堵の気持ちが大きいのですが、しかし、そんな中、別な心配が頭をもたげてきました。
株式会社アイマトンは、当時のPハムやN畜産のようなことを、お客様にしていないだろうかと。
外食産業は新規参入と大量撤退を毎年毎年繰り返しています。
その中から、残っていく店、そして成長していく店があるのです。
私たちは、そんな新規参入の会社や店舗様とどのように接しているか、ここは重要です。
人様に無意識にでもとった対応が、自社の将来にどれほどの影響がでるか解りません。
また、人を傷つけることもあるでしょう。
その結果起こった現象に、長い時間をかけて解決されるならまだしも、修復不可能なこともあります。
新規のお客様、初対面の相手には特に慎重に接したいものです。
(この文章を社内会議室にも掲示しておきます。)
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