お客様の話の最近のブログ記事

レストラン アキオカ様

昨日は、お客様訪問週間の最終日。

高速で札幌から帰社途中、午後5時半過ぎ(地震は5時18分)ラジオのスイッチを入れると同時に、「命を最優先にしてください。東日本大震災を思い出してください」と、けたたましいアナウンサーの叫び声が。

驚きで、危うく高速道路走行中を忘れるところでした。

私でさへ背筋がざわっとしたのですから、東北地方の人はどれほどの驚きだったことか。


2012.1208レストランアキオカDSCF0385.jpg

さて、お客様訪問で一番の楽しみは、もちろんお客様とお会いすることですが、次に楽しみなのは、社内での営業マンとの会話。

で、3番目が「今日の昼はどこ?」です。

場所も時間も同行する営業マンに任せてありますが、これって、小学生のときの『一番楽しみなのは給食』みたいな感じですかね。


昨日は千歳市内のレストランアキオカ様でした。

たしか3度目です。

もちろん、美味しくいただきましたが、それにプラスしていつも思うのは、アキオカ様の食事は楽しく落ち着くのです。

なんでだろう。

一番はオーナーのお人柄でしょうね。


詳しくは、ブログを→ 
   北海道地産地消イタリアン レストラン アキオカのブログ


今日の昼からは、レストラン我が家です。[^^;;

メモ帳1冊

二十歳の時、やっと彼女ができました。

でも、付き合っていた彼女はルーズな悪い女だったので、見栄えの良い新しい彼女に乗り換えました。

しかし、その人はもっとひどい、悪女だったのです。

悲しいかなそれが分かるまで3年かかりましたが、こんなおんなと早く別れなければ、わずかばかりの財産を食いつぶされてしまいます。

え?、そのあとですか。元の彼女と付き合います。

周りには普通の女の子達がいっぱいいるのに、その子たちには目もくれず。

そのほうが楽だから。


分かりにくいかな。このたとえ、自分を国民、政党が彼女・女の子達として置き換えてください。


自民党が圧勝の勢い。言い換えるとこんな感じかな。

こんなのあり?。

だって、悪党から、ちょい悪へ戻したとしても、財産を食いつぶされることは間違いないのに。


さて、昨日もお客様訪問19軒。

地元のお客様を廻りました。


傑作だったのが、というより恥ずかしかったことが一つ。

あいさつ回りはノベルティーとして、メモ帳を1冊持っての訪問です。

お取引金額の多寡にかかわらず1冊。


滝川の『寿司の東龍』さんを訪問したときのこと。

挨拶と同時に、約束のメモ帳を1冊差し出すと、瞬間「ちょっと待って」と、奥へ。

「これ持って行ってよ」と、大きめの箱を。

『ん?』と思う間もなく、「これも」と。これは湯飲み茶わんだとすぐわかりましたが、なんとも勘定というより、感情が合いません。

大将は「家族で来てよね」と。

確かに、家族でよくいくお寿司屋さんですが、ちょっとバツの悪い思いをしました。

2012.1206たかおかさんのとんかつDSCF0374.jpg

昼食は砂川市のたかおかさんでヒレカツを。

大いに満足。

北海道砂川市西四条北1-3-1
0125-54-06511

営業責任者のTYと一緒でしたが、こんな時は奮発してメニューの中で一番高いものを注文します。

お腹はいっぱいイッパイ、財布はすかすかっス。[^^;;

未来が鍵

昨日もお客様訪問、24軒。

楽しかったですよ。もう、最高です。イタリアンが多かったかな。

20代から30代と若い人が多いですね。

すがすがしい笑顔と、きびきびした動き、はきはきとしたキレの良い挨拶や会話。

きらきら光る素直な目で、まっすぐこちらを見る料理人さんと接っすると、我が社は役に立っているのかと、ちょびっと不安になります。

しかし、そんなこちらの心を見透かしたように、『アイマトンさんには、大変お世話になっています。御社のセールスSUさんに我儘を言っています。助けられています。』等々の嬉しい言葉。

担当営業は頑張っているんだと、これ以上の感謝の気持ちはありません。


でも、この嬉しい言葉を聞くと、また新たな不安が頭をもたげます。

『これからもお付き合いいただく、価値ある会社であり続けることができるのか』と。

一つはっきりしているのは、日本の未来はこの人たちが作ってるのだ、政治家では無いと。

お客様に好かれる営業って、好きな女の子に振られないような努力と、似ているか様な気がします。


そんな中の衆議院選挙。

若い人たちの未来を託すに値する候補者は誰でしょう。

候補者の濁った眼の写真で判断する限り「嘘つき~~」と大声を上げたくなりますね。

約束を反故にしても許される政治家が「嘘つきと呼ばれたくない」だって。

それこそ嘘。

大臣人になっても、その前からも、何もしない政治家。

TPPはどうするのか、はっきりしない政治家。

脱原発は言うけれど、その後も任せられるのか信頼できない政治家。

あげれば切りがありません。


でも、譲れない一点があります。

消費税増税、これに賛成、それとも反対?。

これがきっかけで衆議院選挙になったはずなのに、新聞はそこは無視。なんで?

民主党、自民党、公明党に入れる人は増税賛成で、それに反対の人は消費税増税に反対する政党に入れなくっちゃ。

少なくてもTPPではないと、思っていたらTPPもどこかへ行っちゃいましたが。


『新党今はひとり』や『アイヌ民族党』は、私の住まいする地域に候補者はいません。

なんとなんと、たくさん候補を出している、私には明るい未来を予測させる政党も私の地域に候補者はいません。

で、こんな時はどうするか。

若い人から選びます。

だって、あなた方の未来ですよ。

爆走老人たちは、自民党と一緒になっても良いだって。それなら、最初から一緒が良いんじゃないの。

み~~な嘘つき。

こんなに行きたくないと思った選挙は初めてです。[^^;;

展示会

8月29日の話です。

弊社の業務用卸売部門のお客様は約1000軒です。

このお客様をつなぎとめておくのは大変な作業です。

この大変な作業を完ぺきにこなしても、毎年100軒はどこかへ行ってしまいます。

ではどうするか。

2012.0911展示会DSCF5270.jpg

そう、それが写真の展示会。


あらゆる機会をとらえて新規のお客様を持つ努力をする。

この展示会の効果は大きですね。

お金はかかりますが。[^^;;

お客様のはなし

今日も充実した一日だった。

午前中は札幌まで往復240km。

その後お客様来農場。

東京のお客様で、ヤギ、ワインラム、エゾシカなどを、中心になって販売していただいております。


最後午後6時から、地元のお客様のビアパーティでしたが、これは、飲まないので30分で退散。

2012.0807お客様来農場DSCF4966.JPG

ということで、写真は東京のお客様三名を農場へご案内の図。


ご案内は弊社社員一人、説明には農場から二人、接待にヤギ二人、接待補佐に羊一人。

何とも人馴れした三匹、いや三人です。

こう言わないと。だって、当事者は人間だと思っているみたいですから。

そんなことで、私も入れて10人の団体となりました。


お客様が「これは、絵になるなぁ~」とカメラを取出しパチリと。

それを見て私は、「絵になるなぁ~、という姿が絵になるなぁ~」とパチリ。[^^;;

縁ある方からの苦言

お客様(違うかもしれませんが)から、丁寧な手紙をいただきました。

ここにその内容を書き、ここで返答申し上げます。

【ブログに書くことの了解を得ていませんので、今後ご本人から削除の要請があった場合は、この記事は削除いたします/岩井政海】

====ここから手紙(段落、文字内容ともそのまま)

株式会社アイマトン代表 岩井 政海様

前略
さしでがましいようですが、一筆申し上げます。

岩見沢市日の出町にある"せいせん日の出"の前をよく通る地元の住人です。

名前は個人情報ということで、ひかえますが、私は、商業デザインに興味があり、色彩心理とか、深層心理の一般向け書類をよく読んでいます。

それで、前々から、気になっておりましたのですが、"せいせん日の出"の色ははっきりいって、場末のさびれたモーテルというか、行っちゃ悪いですが連れ込み旅館みたいな色です。通常はクリーム色ないし、ベージュ系は"迎え入れる色"といわれ、客寄せになる色ですが、せいせん日の出の黄色は、あれはいけません。

しかも、赤い色で文字、その両サイドははげがかったピンク色。

これでは、「見た目が9割」という時代に、お店の商品まで、ケチがついてしまいます。

外観を倹約して、商品をよりよいものを安くというポリシーだとおもうのですが、個人的には、いかがなものかとおもいます。

お断りしておきますが、私は建築業者や、塗装とかの業者ではありませんので念のため。街の外観が、年々ひどくなるのに、多少なりともデザインに関心があるものとして、こころをいためてます。豪華にすることはないですが、せめて、コンビニなみのセンスのよい外観にしたら、どうかとおもっています。実は、わたしも赤平生まれでなにか縁を感じたもので、僭越ながら、手紙を出しました。

気に障ったらお許しください。

草々

岩見沢市山手三丁目
田中太郎(ペンネーム)

====ここまでいただいた手紙、原文のまま


返答申し上げます。

直截な意見をいただきました。心から感謝申し上げます。

と、続けて当たり前なことを書こうとしてやめました。

田中様が最後に『気に障ったらお許し下さい』と書いてありますが、そうとう思い切って本音を書いたものと察します。


私も本音でお答えいたします。


全国どこでもそうであるように、岩見沢市内も大手スーパーとの戦いで私どものような小さな店など吹っ飛んでしまう状況です。

そんななか6年前の開店当初どうやって生き残るか思案に思案を重ねました。

結果、田中様もお書きになっている通り、どうすれば良い商品をより安く売れるか、当たり前の結論に行きついたのです。

安く売るためには、安く仕入れるのは当然で、開店当初は内装や外観にお金をできるだけ少なくかけることを、まずその第一歩としました。

また開店当初、外観は利益がでてから直そうもと考えていました。


店を開店するうえで、避けて通れないのは、スタッフの給料です。

これはケチることはできません。

次に大切なのは、冷蔵庫やショーケースです。

これも商品の品質に影響するので、中古を使用はしましたが、それより安いものにするわけにいきませんでした。

もちろん商品も、価格の交渉はしても、品質を落としてまで安いものを購入したりしませんでした。

最後に残ったものは、不要不急の設備にお金をかけることでした。


もちろん田中様の言うとおり、現状のままでよいとは思っていません。

今後リニュアールは必要であり、外観も少しは見栄えの良いものにしようと考えています。

しかし、掛けるお金には限度があります。

また、どれにお金をかけるか、どこを先にやるか。これも優先順位がございます。

そこをご理解いただき、今しばらく時間の猶予をお願いできれば幸いです。


私たち小売業は地域の皆様の御支持がなければ成り立ちません。

これは当然の話です。

生鮮日の出が、地域の皆様の役に立つことができなければ、その地域から退出を余儀なくされることでしょう。

田中様のご指摘は最優先で考慮いたします。

また、そのうえで生鮮日の出をどのように運営するか、これからどうするかと、真剣に考えなければならない課題は山済みです。

ということで、今後も田中様並びにお客様には、御支持をいただければ幸いです。


最後になりますが、ペンネーム田中様の益々のご健康をお祈り申し上げ、今回のご意見に心から感謝申し上ながら返答といたします。

本当にありがとうございます。

                             2012年6月11日
                                株式会社アイマトン
                               代表取締役 岩井政海

リストランテ・エ・カフェ・ナオ

美味しいワインラムと山取りシイタケのスパゲッティ。

リストランテ・エ・カフェ・ナオ
〒006-0068 北海道千歳市蘭越4-4 [MAP]
Tel:0123-27-2668
ランチタイム  : 11:00~14:30
ディナータイム : 17:00~20:30
定休日 : 基本、月曜日が定休日。月曜日が祝日の場合、火曜日が定休日。

2012.0523ワインラムと山取りシイタケのスパゲティDSCF3753.JPG


5月23日は私にとって重要な日。

今朝我が家の3人の天使達から、「誕生日おめでとう、100円の飴買ってやるからね」と言われた。

涙が出るほどうれしかった。

そう、今日は私の誕生日。


でも自分で喜んでいますが、実はこれは邪道というもの。

本当は誕生日って、「この世に生んでくれてありがとう、おかあさん」と、母親に感謝する日だとのこと。

いつもそう思っています。


本当は少し。[^^;;

秋のお客様訪問

2011.1130マガーリさんのスパゲッテイDSCF0802.jpg
昼食はイタリアン。

もちろんお客様のお店です。

これが、もう感動。

でも、この感動は独り占めということで、今回は内緒です。[^^;;


さて、タイトル『秋のお客様訪問』の話しです。

今日で4日間、まいにち営業マンの案内でお客様を訪問しました。

訪問数は50軒。

かなりな数だと思っていたのですが、なんとまだあと950軒残っています。

全部訪問するのは、無理かな。


だって歳を取るのが早すぎて、追いつきません。[^^;;

エゾシカ試食販売

おはようございます。

今朝はマイナス2度。とにかく寒いです。


さて、昨日水曜日の話し。

弊社食品スーパー『生鮮おろし』で、エゾシカの試食販売を実施しました。

下記はN尾スタッフの日報です。(太字はお客様の声)エゾシカ試食販売


====ここから試食販売の日報


「やわらかいね、びっくりだね」
「はい、スーパーで扱っているお肉は、年齢制限がありまして、若いお肉だけの取り扱いとなっています」

「最近、ここ(生鮮おろし)テレビで見るよね」 
「ありがとうございます」

「だから、鹿はイヤだって~」

「ジンギスカン美味しい!売ってるの?」
「はい、エゾシカをジンギスカンのタレに漬けて、冷凍で販売している、当店オリジナルのジンギスカンです」(注/商品名はユクハルです)
「買っていくわ」

「塩鍋って、美味しいんだね、他に調味料は入れてないの?」
「はい、市販の塩鍋スープだけです。あとは鹿のダシが出ています」

「ゴボウ、いい役目果たしてるわ」

「これ、お玉、立てれるの?」 お玉スタンドに興味を持ったお客様
「あはは、お玉スタンドです」

「昔は、臭かったんだよ~」

「そういうイメージが強いようですね。スーパーで扱っているお肉は、年齢制限がありまして、(続く)」」
「本当だ、こんなに違うとは」

「あなた、鍋じゃなくて、焼肉にした方が美味しいわよ!」

「もらった鹿肉が冷凍庫に眠っているのよ~、どうやって食べたらいいと思う?」
「そうですね、焼肉にしても良いですし、トンカツのようにカツにしても良いですし、豚肉のようにお使いいただけます」
「なんか、獣臭そうで、食べるの勇気いるのよ~」
「ん~、ハンターさんにもよりますよね、スーパーで扱っているお肉は、年齢制限がありまして、(続く)」」

「え?キムチ鍋もあうの?今、タラ買ってきたんだけど、タラと一緒でもあう?」
「タラ鍋でしたら、魚介鍋の方が良いと思います。また別の日に、シカ鍋も作ってみてください」

「焼肉にしたいんだけど、この小さいかたまりをスライスしてみるかな」
「こちらのかたまりは、スネ肉ですので煮込みの方が美味しいです。焼肉でしたら、ももがオススメです」
「あら、これスネかい。そうよね、焼肉ならモモをスライスした方が良いよね」

「なるほど、カレーね~」

「レバーの3倍の鉄分って凄いね!私、貧血だから食べるようにしないとね」

「これは、どこの鹿?」
「うちは、知床から来る鹿が多いです」
「南富良野の鹿が美味しいって、聞いたことあったけど」   
「そうですね。富良野も、知床も、日高も、阿寒も美味しいです」

「昔、よく鹿が出てたところに住んでいたから、いまだに受け付けなくてゴメンね」

「前にもらった鹿肉で、味噌鍋と、串焼を作って食べたけど、やっぱり焼いたほうが美味しいぞ」

「ラムに近い味だね」 今日は9割のお客様がラムで、1割が牛っぽいとおっしゃていました。


====ここまで

評価は、オイシカ~です。

これって駄洒落以下。[^^;;

名古屋のお客様

2011.1108タイチ株式会社さんでIMG_0747.jpg
エゾシカ/約1,000頭、北海道産の羊/約300頭、鴨/約10,000羽。

これらは本州方面へ販売している、株式会社アイマトンの肉類です。

販売地域は関東を中心としていますが、次に多いのが名古屋、あとは大阪や福岡と続きます。

肉類は直接レストランへ納品しますが、場合によってはその地域の肉店さんや業務用卸売りさんを経由することもあります。


ということで名古屋地区の、頼りになる卸売り先を紹介しますね。

タイチ株式会社
住所 〒450-0002/愛知県名古屋市中村区名駅4丁目15-15
電話 052-533-0295


写真は9月21日に名古屋を訪れた時の大河内社長とのツーショットですが、なんとも熱心な方で、先月10月26日には北海道へお見えになり、農場をくまなく視察していきました。

抜群の行動力で驚きました。

おまけにイケメンときている。[^^;;

特別美味しいラーメン

今日は営業所、店舗廻り。走行距離にして350km。

で昼。いつもは鴨セイロなんですが、当てにしていたお蕎麦屋さんが休み。

ということで、ラーメン屋さん。


そういえば、このラーメン屋さん、以前にメルマガを出していた時、記事にしたお店だ。

まぁ、いいかと入店。


====ここからメルマガに書いた記事。


高飛車なラーメン屋さん

 これは地方都市の有名な観光地のラーメン屋さんの話です。

 このラーメン屋さんは、マスコミにも良く登場する有名店で、昼も夕食時も入口へ30人位の行列ができる店でした。『でした』という過去形がこの話の骨なのです。

 納入業者からみても高飛車なラーメン屋さんだったのですが、それでも繁盛していると少々の我侭は通るものです。特に納入業者としてはこれほどの繁盛店なら商品を納めるだけでも良いと、ステータス的なこともあり何でも言うことは聞きます。

 例えば2階の窓から飛び降りろと言われたらするかもしれません。

 たぶん。

 しかし我侭を言うにも限界はあるものです。あるときなど断らざるを得ないような要求を出され、断ったら店主さんはいきなり怒りだし他所へ現金を持って買いに行くようなことも有ったのです。

 幾ら買っていただく立場の納入業者でも、商品を盗んで売っているのではないので、応じられない時もあるのです。まぁ、仮に盗んでもリスクはあるし経費もかかりますよね。

 この話はちょうどその頃だと思うのですが、当社のルートセールス(営業兼配送)が家族5人で件のラーメン屋さんへ遅い夕食をとりに行った時のことで、今思い出しても腹の立つ話です。

 担当者としては自分の担当区域なので、ラーメンを食べるなら、自分のお客様のところで食べてあげたいと、家族を説得して行ったのでしょう。

 ところがなんと、「このくそ忙しい時にラーメンなんか食べに来るな」と、その店主さんは厨房からどなったのでした。

 食事した家族が仕入業者の関係者でなければ、そう言わないことは明白です。もっともそのようなお店ですから、こちらもお客さまでなければ行かなかったかもしれませんが。

 それにしても一緒に行った小学生、中学生の子供達にはなんの罪もありません。ましてや幾ら仕入業者といえども食事に行けばお客様ではありませんか。ことさら威張るつもりはありませんがお金を払えばお客様です。そのように遇されて当然と声を大にして言いたいのです。

 私は社員の家族や子供達に申し訳なく、話を聞いた次の日奥様に「申し訳ありませんでした。納入業者だったばかりに、不快な思いをさせてしまいました。子供達にも謝っていたと伝えてください」とお詫びをしたのです。

 そのとき、いまは超繁盛店だが、きっとうまくいかなくなると考え取引を止める決断をしました。いまもその時の判断は正しいと思っています。いや、正しかったのでした。しかし、売上的にはかなりつらい決断でした。

 付き合いをやめるまで数ヶ月を要しましたが、無事に取引の縁は切れました。このラーメン屋さんはそのご数年を経ずして、昔のように店の前にお客様も並ぶ事は無く、『あそこは繁盛しているね~』と地元の人の口に上ることも無くなりました。

 ここでの教訓は、だれでもお金を持ってお店を訪問すればお客様だという当たり前の対応をするかしないかです。

 納入業者はラーメンを1杯しか食べないが、国会議員ならラーメンを10杯は食べるというなら、差別を受けてもあきらめはつきます。特別大食いなら2杯食べるとしても、一般的に食べるラーメンは1杯なのです。

 もっとも私はお子様ラーメン1個でちょうどよいですね。


====ここまでメルマガで出した記事


昼でしたが、お客様は入っていましたねぇ~。

なんでこんなに入っているのと、考えてみましたが、考えるまでもないですね。

だって美味しかったですから。


ところでこの記事2004年7月ですが、当時から最後に落ちを書いていたとは。

あまり進歩していない私を発見。[^^;;

そば直庵さんのかもざる

2010.0929そば直庵で鴨ざるそばIMG_3123.jpg
前回ここ『そば直庵』さんで鴨ざるそばを食べたのは2008年8月21日。

その前が2007年5月15日。

ということで、今回で3回目の鴨ざるそば。

そば直庵さんが、玄関で表示しているコメントから株式会社アイマトンの鴨を紹介しましょう。

====ここから

☆かもざるそば 1200円

カモは、真白なかも、「スノーホワイトチェリバレー」を使用しています。
臭みはまったく無く、脂身は濃厚、赤みはあっさりした味。
とってもやわらなく幅広い年齢層に人気があります。

====ここまでそば直庵さんの紹介文から

こんなほめ言葉を頂いて嬉しいです。涙が出そう。(けっして冗談ではありません)

食しました。

こんなに美味しく料理していただき最高の喜びです。

そば直庵さんのかもざるそばで、特に私の好きなところは、大根の辛味と鴨の甘みがマッチした部分。そこには独特な世界が広がっています。

ご主人によると「鴨肉は脂身を焼いて臭みを取り、脂身に包丁を入れて旨みが出やすくしています。また、灰汁を丁寧に取って苦味を除去しています」と、このようなことを話していました。

どうやったら美味しい鴨の味が出るか、真剣に努力しているようで、鴨の飼育者として心から感謝します。

店名 そば直庵
電話 0123-28-8288
住所 北海道千歳市若草3丁目2-11

『知どり』閉店

2006年7月 8日に書いたブログ、私にとって日本一美味しい焼鳥店に詳しく書いてありますが、弟が経営する焼鳥店『知どり』。

美味しい焼鳥店でかなり流行っていました。もちろん黒字。

そして我社の重要なお客様でもありました。


ところが、8月30日夜に「知どり、やめるわぁ~」と弟から電話。

私は驚き、理由を聞くとともに、「いつ?」と聞くと、「今月で」と。

で、本当に31日にはやめてしまい、今頃は跡片付けも終えていることでしょう。

居ぬきで店の権利を売ることも考えられたのに、全部撤去し元に戻して大家さんに返すとのこと。


開店する時も、閉める時も一気呵成にやっちゃいましたね。


この一挙に店をたたむことの凄さを一つ。

私は前から会社経営をしていて一番の幸せは、やめたいと思ったらいつでもやめられる経営であること、これだと考えていました。

会社の経営者は経営をやめたくても、社員が居るとか、借金があるとか、未練があるとか、いろいろな理由でなかなかやめられないものです。


と、言うことで、我が弟ながら、見事な引き際です。[^^]v

同業者様へのお願い

もう参りました。

滝川で移転オープンした弊社食品スーパー『生鮮おろし』ですが、毎日のように同業者様の視察があります。

いや、それはかまいません。だって我社も、商品調査、価格調査、展示方法、レジ対応などなど色々調べていますからお互い様。


でも、そこには最低のルールがありますよね。


店内で徒党を組んでお客様の通路を妨害しているとは。お客様がおそるおそる迂回する、これって尋常ではありませんよね。

また、正面入り口に5人ほどの団体で陣取り、灰皿のないところでタバコを吸うなど、どうしてこんなことが出来るのでしょう。

さすがにこれは店長が注意をしましたが。


今日生鮮おろしに来られたお客様を、いつまでも我社に縛り付けておくことは出来ません。

いつ何処へ行くかお客様の自由です。

つまりは、御社のお客様でもあるわけですよ。


あっそうかぁ、店の名札を付けている訳ではないので、生鮮おろしの関係者だと思わせるのが狙いですか。

なんて、そんなことは考えていないでしょうが。


いずれにしても、もうこれ以上お客様に迷惑はかけられませんので、次の文章を掲示しました。


====ここから掲示物

         視察される同業者様へのお願い

おはようございます。毎日の視察ご苦労様です。

弊社店舗を視察されるかたの中に、お客様の買い物の妨げやマナー違反が見受けられます。
そこで下記項目を厳守くださるようお願い申し上げます。

● 通路で不必要に立ち止まり、お客様の通行の妨げはしないでください。
● 店内を団体で占拠し、お客様の買い物の妨害をしないでください。
● 商品が劣化しますので、店内の商品には手を触れないでください。
● お客様の健康の妨げになります、店頭での喫煙はご遠慮ください。
● お客様の買い物の妨げになります、店舗前の駐車はご遠慮ください。
● 同業者様の、カメラ撮影、録音、メモ記入等はご遠慮ください。
● 同業者様の、店内での携帯電話使用はご遠慮ください。

これらのお願いに反する場合は、弊社スタッフが注意の声をかけます、また、御社に厳重に抗議を申し入れます。

これで納得いただけない場合は、同業者様の名前を入れた抗議文を作成し、店頭に掲示いたしますので、ご承知いただきます。

                          2010年07月吉日
                          株式会社アイマトン
                        代表取締役 岩井政海

====ここまで

JFE-AYA様


昨年北海道サフォーク牧場へお見えになった長田様から(メールの)年賀状を受取ました。

私は後だし。

で、その返信が、あまりにも嬉しい内容なので、そのまま紹介しちゃいます。

HPはこちら↓
ケータリング事業と新鮮こだわり食材の卸販売

ブログはこちら↓
JFE-AYA(JapanFoodExpert) in 名古屋から世界に
~絢ブロ~大きな夢を持ってハッピー!
 
 


====ここから

岩井様

お返事ありがとうございます。

つたないブログ読んでくださって、ありがとうございます。
岩井様のブログを拝見させていただくと、非常に勉強になります。
ありがとうございます。

またぜひ、北海道へお伺いしたいと思います。
その際には必ずまた牧場へお邪魔したいです!!
そしてお食事でもご一緒していただけたら嬉しいです。
その為にもがんばって仕事します。。。!!

もし名古屋におみえの際には必ずご連絡くださいね!
私が絶大な信頼をおく名古屋のシェフが作るワインラム料理やエゾジカ料理をご案内いたします。

ワインラムは私の周りでもとても好評ですし、
「食べログ」というサイトの口コミで、ワインラムの料理を召し上がったお客様が、
「こんなおいしいラム肉食べたことがない!」とコメントされていました。

今年はもっと多くの人に知っていただきたいと思います。

ではまたお目にかかれることを楽しみにしております。

長田

☆。・。・☆・。・。☆・。・。☆・。・

愛知県名古屋市

URL http://jfe-aya.jp
blog http://ameblo.jp/ayaosada

JFE-AYA  長田 絢 
☆。・。・☆・。・。☆・。・。☆・。・


====ここまで

いま綿羊の出産ラッシュ。

毎日手塩にかけて育てた羊たちが、美味しい美味しいと本来の使命である人の胃袋に納まる。

飼育者として、こんな嬉しい話しはありません。

うめ~うめ~と、天命をまっとう。 [^^;;

思っても言えない言葉

知り合いのお店でカツカレーを食べました。

で、非常に不味かったとします。あくまでも例えばですよ。

さて、皆さん、こんな時どうします?

「不味いよ」と言えますか。


私は、絶対言いません。と言うより、言えませんね。

理由は二つ。

一つは、美味しくても不味くても、その店の味として経営者なりが、納得して造り提供しているからです。

私が通りすがりの客なら言うかもしれません。事実「不味い」言ったことも有ります。

と言うより、「この料理は、不味いのでお金を払いません」と、店長にはなしお金を払わなかったことさえあります。(今では、あんなことしなければ良かったと思っていますが)

経営者が友人だとか、なんらかの関係が有ったら、それこそ絶対言いませんね。


もう一つには、私の味覚が100%正しい尺度だとの自信が有りません。

私が美味しいと感じるのは、私の好みでありそれが第三者にも当てはまるとは思えないからです。


これが納入先ならなおさらです。

会社としてこちらが大きくて、相手の食堂が小さくても、いったん納入業者とお客様の関係になったら、やっぱりその食堂は我社の上に位置すると考えるからです。


取引関係が無い友人に、こう話すと、「オレは相手のためになるから絶対言うよ」といいました。

『へ~、本当に言えるのかな』とは思いますが。


これが身内でも同じ。

弟が焼き鳥屋を経営していますが、皆さん、弟に「お前のところは、不味いよ」といえますか。

弟のところは美味しいので「美味しい」とは言えますが、これが不味かったら・・・。

とっても言いませんね。


先の友人は、「お前は冷たい。相手のためを考えるなら、やっぱり言ってやらなくちゃ」と。

続けて「自分のことだけ考えるエゴイストだ」と。

褒め言葉をいただきました。[^^;;

千歳市 駒そば亭 鴨南せいろ

昨日の秋田帰り、昼食は三日連続の鴨せいろ。

2009.0316千歳駒そば亭鴨南せいろ1300円.jpg

北海道千歳市 駒そば亭 鴨せいろ 1300円

ん~~、やっぱり旨い鴨。[^^;;

と言うより、我社の鴨ですから安心して食べられるので、ゆっくり味合うことができると言った方が正解かな。

駒そば亭
北海道 千歳市 柏台南1-5-2[ 地図を見る ]
電話0123-40-8816
アクセス 南千歳駅南口より徒歩10分
営業 11:00〜20:00
休日年中無休


駒そば亭 [ うどん、そば、丼 ] - Yahoo!グルメ


モ~一族のうしだ家 赤平店

私の出身地は赤平市。

焼肉屋さん『モ~一族のうしだ家 赤平店』が昨年開店。

もちろん我社、株式会社アイマトンのお客様です。

株式会社アイマトンのお客様で、焼肉店は50店ほど。その中の大切な1店です。

ここの焼肉屋さんで、このたび我社で力を入れている『ワインラム』をメニューに加えていただくことになりました。

うしだ家様ポスター.jpg

ワインラムの紹介は→ここをクリック

このポスターは店内に掲示されていますが、実は『岩井さん家の、』の部分を外して欲しいとお願いしてみました。

ところがオーナーの言い分は「赤平で商売をしているのですから、なんとか赤平で生産されたこのワインラムをお客様に食べていただきたいのです」とのこと。

続けて「ワインラムは、臭みも無く、本当に美味しいです」と、これまた涙が出るほど嬉しいお言葉をいただきました。

オーナーは柔らかな物言いですが、強引に押し切られました。


それは良いのですが、なぜ苗字の『岩井』を外して欲しいか。これには理由があります。

我が家は父が6歳のとき歌志内市から赤平に引越ししてきました。

ですから、78年赤平市に住んでいることになります。

その間特に悪さもしていないので、『モ~一族のうしだ家 赤平店』さんに迷惑をかけることはないとは思いますが。


でも、これから先のことまでわかりません。[^^;;

自分で起こした悪さで自分自身が世間に非難されたり罰を受けることは受け入れるとしても、お客様の商売の足を引っ張るわけにはいきませんよね。

酒を飲んで記者会見には出ないようにします。[^^;;

楽しい煉屋/100%北海道産の肉を提供

時期的には毎年今頃社員交流会を開いています。

先週から岩見沢は『南大門』さん、札幌は『赤いとうがらし』さん、そして昨日の滝川『楽しい煉屋』さんです。これで終了。

会場は全部お客様で、しかも焼肉屋さん。

「本当は焼肉屋さん以外でやって欲しいんだよね~」とは思っても誰も言い出しません。

ホント申し訳なく思っています。

楽しい煉屋 北海道産肉100%使用.jpg

で、『楽しい煉屋』さん。

昨日からメニューの肉類は全て、100%北海道産になった記念の日。

上から時計回りに、牛タン、エゾシカ、カルビ、鶏肉と、もちろん全てが北海道産です。

他に合鴨鍋が提供されていました。この鴨肉我が社の製品。

また、ジンギスカンはラムとマトンがあります。これらも北海道サフォーク牧場(我が社の牧場)を中心に北海道産の羊を用意しました。

私も北海道産、つまり道産っ子(どさんっこ)。
 でも、まずいっすよ。[^^;;


■店名 楽しい煉屋(れんや)
■住所 北海道滝川市本町2丁目7番4号
■電話 0125-26-0008
■HP http://renya.jp/

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鮨の東龍様

小中学校時代の先生のお教え。ここ一番の親友の言葉。営業で出会った社長に落とされたカミナリ。

そのときそのとき、人生の岐路に立つ私を導くように現れた人たち。

このような人たちに出会わなかったなら、今の私は存在しないというほど、私の中に強烈な思い出を残した人々。

そんな中のおひとかたが滝川『鮨の東龍』の会長様です。

今日お通夜でした。


株式会社アイマトン、今年で創業25年です。

25年前の9月29日肉屋として開店しました。しかし、10時開店で、その後10分で悟ったのです。

なんと「あ~、これは失敗したな」と。

そうは言っても、年内はどうにも動きようなくそのまま営業し、年が明けてから、小売から業務用卸売りへと業種を転換したのです。

業務用卸とは街のレストランや食堂、ラーメン店など外食店専門の食肉卸売りです。

ところが当然ながら、そこにも沢山のライバルがいて、思ったようにはいきません。

そんなおり、鮨の東龍様へ納品ができるようになりましたが、肉屋といっても素人同然で、納入した肉に何度クレームが付いたことか。

それでも、当時社長だった会長は「お前のところは駄目だ、もう来るな」とは言わずに、丁寧にお付き合いをいただいたのです。

それからです、他の外食店様にも「東龍が取引しているなら、」と、お取引願えるようになりました。

そんなことを考えながらの今日のお通夜。

『会長、ありがとうございました。長いお付き合いをこころから感謝いたします』

合掌

アイマトン

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